2016年12月25日
Happy Holidays!
25日の朝、出社すると、総務のとんちゃんが、サンタの衣装で机に座っていて、メリークリスマス!と、訪れたお客さんに、笑顔を振りまく。えっ、ほんとに、そんな格好で、座っているのですか...と驚きつつも、微妙な笑顔に変化するお客さんの様子が可笑しく、お昼には、木村工務店に関わる女性が、コスプレして、「まちのえんがわ」の前に集合すると、通りがかりのおばさんや子供達も集まってきて、一緒にメリークリスマス!と記念撮影をした。それにしても、年々、クリスマス感が薄れてきているような気がするなぁ.....。
19日が、生野の日だという、いかにも生野らしいベタなイベント事があり、3ヶ月ほどまえから、そのベタな生野の日に、いっちょう乗っかってみるかという気持ちになって、毎月の19日には、私が、「まちのえんがわ」に居て、行政の方をはじめ、いろんな人が集まって、縁側談義をしようということになった。いま、生野区で、空き家リノベーション工事中のハシヅメくんが中心になって、今週の19日は、空き家カフェと名付けた縁側ミーティングを企画してくれて、縁側だけでは収容しきれないひとが集まったので、急遽、加工場でのミーティングとなった。
まちに眠る空き家をどうするかという問題は、空き家そのものをどのように活用して、どのようにリフォームするかだけでなく、エエ感じのまちを、住民のみなで、作っていくことで、エエまちが、ひとを呼ぶのだと、気付かされるわけで、「まちのえんがわ」が「生野区持続可能なまちづくり支援事業者」として行政の方々と一緒にまちのコトを考えるようになってから、それが少し発展して、空き家問題の解決と支援に一歩踏み込んだ今年一年でもあった。
リフォーム事でいえば、「暮らし向上リフォーム研究会」という温熱環境を研究支援している野池さんが中心となり、設計者や工務店が集まるミーティングが、年に4、5回ほど、木村工務店3階の会議室であって、今年最後のミーティングを22日におこなったあと、加工場で、忘年会を催した。いま、温熱環境の向上も表現出来る、リフォーム工事の標準見積書の作成を議論中で、さてさて、来年には完成するのだろうか...。そうそう、その日、昨年、寿退社をして、ロサンゼルス郊外に住む、総務のミカワさんが、一時帰国のついでに、忘年会に参加してくれたのも嬉しい出来事だった。
今年は、「まちのえんがわ」のワークショップに参加してくださるひとのリフォームや新築をする機会も増えてきて、あらためておもうのは、「ものづくりの好きな層」というのがあって、それを「クリエイティブ層」と呼ぶのかどうか、とにかく、家づくりにおいて、ものづくりの「過程」を一緒に「共有」したいというひとたちがいて、それは、新築でもリフォームでも、価格の問題ではなく、所得の問題でもなく、職業的な問題でもなく、DIYの問題でもなく、プロセスを共有しながら家づくりに積極的に参加することを望むひとたちで、その要望に応えられるような、設計や施工の仕組みを、社員や職人や協力会社が一丸となって、模索した一年でもあった。
さてさて、今年最後のブログとなり、年末年始は、12月28日が大掃除で、29日からお休みを頂戴し、1月6日が初出で、1月7日より通常営業の予定です。今年一年間、ブログにお付き合いくださった皆さん、どうもありがとうございました。 Happy Holidays!
投稿者 木村貴一 : 2016年12月25日 23:43 « 酉年2017年1月1日日曜日。 | メイン | 最終回 »