2010年10月11日
オープンホーム(木村家本舗オープニングと日曜ブログ)
日曜日に、このブログを書くという、そのゲームのような、全く個人的で、勝手な決め事が見事に、成立せず、まぁ、それは、連続ヒット記録が途切れたような感覚といえるのかもしれない。
2010の10月の10日は木村家本舗のオープニング日であり、建築家のイシイリョウヘイさん曰く、これは、「オープンハウス」ではなく、「オープンホーム」ですね。というお言葉のとおり、いま、普通に住んでいる家に、ひとを招くというのは、想像以上にたいへんな出来事で、家の片付けに朝から追われる始末・・・・・。
日曜日の朝のランニングなど、当然、そんな余裕は全くなく、いや、それ以前に、前日の夜まで、何だかんだバタバタしていて、寝る時間も遅くなり、朝は朝で、掃除と、セッティングに追われていると、あっという間に開店時間の11時になった。
そうそう、朝早くからコトバノイエのカトウさん家族が来て、本の継ぎ足しや配置や調整をする。10時すぎには、写真家のノモトさんが来て、自分の作品を展示し、生ビールを飲みながら、赤い椅子で寛ぐ姿が、場の雰囲気を盛り上げる。
そうこうしているうちに、午前11時になって、すぐに、お客さんがお見えになった。全く面識のない方で、このブログをいつも見てくれているとの事(thanks!)。それで、この本舗の事を知り、それに、わりと近くに住んでいて、そのうえ、木製建具の仕事もしているという建築関係の方で、その方が記念すべき、お客様第一号だった。こういう出会いは、ほんと、嬉しい。
あれこれとお話しをしている間に、お客様第二号が、お見えになり、会社のすぐ近くで、施工をした、くるみ保育園の園長先生と、そのスタッフの方で、珈琲を飲みながら、四方山話で、盛り上がっている間に、お客様第3号がお見えになった。面識のある近藤英夫建築研究所の元所員の方と、初対面の関西建築界の大御所Tさんの娘さんで、なんでも大学の同級生だというお二人のコンビで、これには、不意打ちをくらったような感覚。
もちろん、Tさんとは面識があるものの、デッキで、お話しするうちに、ソトとウチの曖昧な、時には雨が吹き込むことがある、うちのデッキと、Tさんの自邸にもそんな空間があって、時には、雨が吹き込むらしい。そんな、へんな共通項で、お互いに共感しあうという、とってもヘンな繋がりをもった、コミュニケーションだった・・・・。
その後、途切れることなくお客さまが来て、41名の方々に、ご来店を頂いた。それぞれの方々と、じっくりとお話しが出来た訳ではないけれど、思わぬひとが、やって来られたのが、凄く印象的で、とっても嬉しかった。そういえば、どちらかと言えば、年齢層の高い方々が多く、「本」というのが、若い人離れしているのかもしれない・・・・。
一般の本屋さんにあるような、カテゴリーに分類された本棚ではなく、コトバノイエのカトウさんによって、セレクトされた本のセレクトショップで、あっ、こんな本があるのか、という本が多いのかもしれないけれど、時には、「本とリフォーム空間が出会う体験」もオモロイとおもうので、本好きでない若い方々も、お気軽に遊びにお越し下さい。
時々、質問があって、この木村家本舗の本は、ブックストアーであるコトバノイエのカトウさんの出張店舗であり、私の蔵書は、ほんのごく一部で、100円や300円や中には、もっと値段のする本もあるものの、ほとんど全てが、安い値段で販売している本です。そういう意味でも、お気軽に・・・。
そうそう、夕方になって、grafのハットリさんが、スタッフの女性と一緒に、忙しい中を、家具を持って、突然の来訪。そんな訳で、grafの椅子が、展示販売されるので、この機会に、座りたいひとがあれば、「graf家具体験」を。
そんなこんなで、木村家本舗のオープニングパーティーは、10月10日の午後3時前から、うちの奥方力作による「おでん」によって、幕が開き、夜になると、庭でバーベキューをして、最後は焚き火とケーキで締めくくり、終了したのは10月11日の午後0時前だった。
という事で、ブログを書く余裕など全くなく、日曜日連続投稿記録という、イチロウにも迫ろうかという意気込みだった日曜ブログが、ストップしてしまい、まぁ、それはそれで、良しとして、それよりも、眠気と集中力のなさで、夜中の1時過ぎにブログを適当にアップしたものの、いまここで、ブログを書き足たしているのが、10月11日午前8時という状況。
本日も午前11時からオープンするのに、あっ、これから、片付けと掃除をしなくては・・・・という、まさしく、これが「オープンホーム」なのだ。
当日の様子はこちら →
投稿者 木村貴一 : 2010年10月11日 01:19 « 新たなコミュニケーションとくつろぎ | メイン | 歯痛と木村家本舗の本棚 »