2012年05月06日
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ゴールデンウィークがやってくると、「旅」の衝動にかられて、それは、「組織」で働き、動いているので、組織の「責任」と「成果」から解放されて、それを一時的に放棄して、ただただ漂いたい。という衝動で、「そうなんとちゃう!」と指摘してくれたのはコトバノイエのカトウさんで、「ゴールデンウィークのエンディングを楽しむ宴会」でのひとこま。
そんな宴会を催すのは、今回が初めてで、今までは、ゴールデンウィークの最終日を明日からの仕事に向けて静かに過ごすことで、いわゆる遊びと仕事モードを切り替えていたのだろうし、「私」もひとりで、「内」や「外」やでゆったりと過ごしながら、本を読んだり、音楽を聴いたり、ブログを書いたりしながら、心を整えて、「責任と成果という仕事モード」に切り替えていたとおもう。そんなゴールデンウィークの最終日を皆でシェアしたらどうなるのだろうか。というのが本日の、「ゴールデンウィークのエンディングを楽しむ宴会」で、最終日ゆえに襲ってくる「ウツ」を皆で払拭し、ゴールデンウィーク中の思い出を「分かち合おう」と・・・・・。
そんな訳で、「私」のゴールデンウィーク。
GWの前半は神奈川県の丹沢にある堀山の家で宿泊し、25年来通っているが、こんな大勢の登山者を見たのは初めてで、山ガールと共に老若男女が溢れて、とっても賑やかで活気のある山だった・・・・。
5月3日午後3時すぎに大阪を出て、午後11時頃、博多の屋台で遅い夕食の木村家。
5月4日朝、天草の入り口にあたる三角西港に偶然立ち寄って休憩する。明治三大築港のひとつらしい。こんな場所に。と驚く。港の敷石がエエ感じだったなぁ・・・・。
天草への道中に、かかしを集めた草地に遭遇し、立ち寄る。地方は地方なりに考えて楽しんでいる姿があって、それはそれで、素朴に楽しい・・・。
天草、牛深のレンゾピアノ設計によるハイヤ大橋と内藤廣の物産館を見る。こんな橋が、ここに、本当に必要だったかどうかは疑問だが、観光という「人を惹きつける魅力」になっているのは確か・・・・・・。途中の円形の分岐は後から造られたらしい。観光資源としての橋なら、あれがない方が、もっと美しかったにちがいない。
崎津天主堂を見る。エエ漁師町だな・・・・。五島列島で鉄川与助の教会建築を見て以来の久しぶりの再会。近くの大江天主堂より崎津天主堂の方が断然エエ。とおもう。
「まちのえんがわ」で企画している住宅風呂巡礼の温泉ソムリエぐっちに対抗して、温泉ソムリエたかいち。源泉掛け流しとご馳走と夕日の天草、五足のくつ泊だった・・・・。
旅館で珈琲を飲んで、独特のエエ空気感のある天草の海岸沿いをドライブし、陶器市をみたり、富岡城をみたり、宴会のための海産物を買い込んだりし、深夜まで渋滞する高速道路をひた走りに走って大阪へ到着した5月5日の子供の日。
そして、5月6日。天草の海産物や近江牛やオードブルやワインなどなど、それぞれが持ち寄った食材で、それぞれのゴールデンウィークをシェアしたGW最終日だった・・。
投稿者 木村貴一 : 2012年05月06日 23:59 « 原初的エネルギー | メイン | モーダルコーダルな旅 »