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2009年03月29日

かけがえのない地球をまもる

「春」だ。と、おもっていたのに、今日は、何だか、寒い。まぁ、それでも、デッキに出てみると、それなりに、エエ気候。それで、 しばし、「静か」に、すごす・・・・・・。

もう4月か。と、思考がまわりだしたら、先週、参加した、次男の小学校の卒業式の光景が浮かんできた。そういえば、 仕事をちょっと抜け出して、卒業式を見に行った。

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生徒ひとりずつが、壇上で、卒業証書をもらった後、参列席に向かって、将来の夢と希望を語る・・・・・。「私」が、小学生だった時は、 そんな事はしなかったし、あの時、私は、将来の夢を持っていたのだろうか・・・・・。

運動場に、全卒業生が集まって、6年間被った黄色い帽子を真っ青な空に向かって、天高く放り投げて、卒業式が終わった。

それにしても、芸能人やスポーツ選手に憧れる人が多い事に、少々、驚く・・・・・・。なかには、女子が、 「一度決めた事を最後までやりとげられる大人になりたいです。」などと、こちらの方を向いて、くったくのない表情で、言われると、おもわず、 目を下に向けてしまい、「何か」が、自分自身の内面に向かって、どどどぉ・・・と、押し寄せてきのだった。

それを「反省」とも呼ぶのだろう・・・・。子供は「オトナ」を写す鏡です。などという言葉が、頭の中を駆けめぐりだした・・・・・・・ 。

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小学校の校門の入ったところに、「かけがえのない地球をまもるこども達」という銅像があり、その立て札が、腐って、 文字が見えにくいと云う。それで、ちょうど神社施工中の、檜板の端材があったので、大工のBくんに作業をしてもらい、 何とか卒業式に間に合って、製作が完了した。

DSC06747そのお礼にと、わざわざ、校長先生と教頭先生が、会社まで、お見えになって、 その立て札と銅像の写真を届けて頂いた。

その写真をしばらく眺めていると、あらためて、「か・け・が・え・の・な・い・地球・を・ま・も・る・こ・ど・も・達」 という意味の大切さを感じた・・・・・・・。たしかに、あの日の子供達の「笑顔」は、素敵だった。

と、すれば、今、「私たち」は、その、かけがえのない地球を守る、「工務店」。なのだ。と、子供達のように、くったくなく、 宣言する勇気と技術力、そして、それに向かって進む、夢と希望が、必要とされているのだろうなぁ・・・・・・。

と、春が近づくと、こんな気分にもなるのだった。

 

 

 

 

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2009年03月22日

本棚 (以下、無用のことながら)

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         After            Before

本棚をビフォーアフターする。といっても、「本棚の匠」は、当然の事ながら「私」ではなく、「books+コトバノイエ」の加藤さんだ。

kotobanoie-hyosiそもそも、コトバノイエというのは、矢部達也さんが設計をし、木村工務店で施工をさせていただいた 「家」のことだ。加藤さんの家が、コトバノイエと呼ばれている。

なんで、そんなふうに謂うのかは、右の写真をクリックして、読んでもらえれば・・・・と、おもう。

そのコトバノイエが、いつの頃からか、「books+コトバノイエ」 という古本屋さんとなった。何というのか、「本のセレクトショップ」なわけである。それで、 インターネットで古本を販売をしているのだけれど、予約をすると、リアルショップで、つまり、そのコトバノイエで、というか、 加藤さんのお家で、本を選んで、購入できるわけ。

何とも摩訶不思議な古本屋さんなのだ。

その本屋さんの開店一周年企画として、「○○さんが選んだbooks+コトバノイエの30冊」というのがあり、第一回が、 その家を設計した、建築家の矢部達也さんで、第二回が、 ブルーナボイン(bru na boinne)というカジュアルウェアのブランドを主宰されている、辻さんという方で、ちなみに、私はまだ、 面識がないのだけれど、それで、第三回が、なぜか、「私」になった。

その、コトバノイエで、格闘しながらセレクトした本とその様子は、 以下をクリックしていただければとおもう・・・・・・。midasikimura

それで、ついで、というか、以下無用の事ながら・・・、ウダウダ云ってみると・・・・・。

 

 

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 いつ頃、買ったのだろう・・・・、大学生の頃に買ったのかなぁ・・・。読むといううよりは、よく、眺めた。 JJさんのシリーズは、何冊も持っていたのだけれど、何よりも、本屋さんにいくと、立ち読みをしながら読んだ。いまみると、 本棚にはないので、そうそう、東京に住む長男が、持っていったのだろう・・・・・・。

そういえば、加藤さんのコメントにあるように、確かに、「ポパイ」などには影響を受けたなぁ・・・・とおもう。「カタログ」 としての見方と、その面白さを学んだ。


11747Aこれは、持っていないのだけれど、いろいろな雑誌に掲載されている、 小林泰彦さんのイラストを見るのが、楽しみだった。

アメリカには、こんなファッションのこんな人が、街角にいるのだ・・・・と、街と人の組合せに憧れた。ちなみに、私は、未だかつて、 アメリカ本土に上陸したことがない・・・。


syobunsyaLポールウイlリアムスのアウトローブルース以外は、同じ本を持っていた。でも、今は、 本棚にはない。いつ、どこで、その本を、どこかに、放り出してしまったのだろう・・・・。思い出せない。

本屋さんに行くと、「晶文社」の本のコーナーに行くのが好きだった。そして、立ち読みするのが、楽しみだった。これぞという、 一冊があるわけでもなく、どちらかといえば、まとめて買って、何となく手にとって、読みだすのが、「気分」だった。


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この本の装幀は、はじめて見た。 シンプルで、カッコエエなぁ・・・。実は、この本を、「ちゃんと」、読んでいないのだぁ。 学生の頃、立ち読みで、何度か、少しずつ読んで、その「気分」だけで、すでに、満足してしまっていた。今、唐突にも、「イージーライダー」 とか「デットマン」の映像が浮かんだ。



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この本は、確か、単行本で、買った。「路上」は買わなくて、「長距離走者の孤独」は、買った。なぜ、そうだったのか思い出せない・・・ 。

この本も、いつしか、本棚から消えていた・・・・・。



10926A確かに、この本でなく、初版の2分冊版を買って、読んだ。本棚には、まだ、残っている。

「偉大なバンドを作り上げるためには、全員の犠牲が必要で、それなしじゃ何も起こらない。オレは、彼らならできると、信じたし、 そのとおり裏切られることはなかった。今だという時に、これだとおもう連中と、これだってことをやれば、どんでもないもんができあがるんだ。 」   「 ・・・・・・・ 」


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イン・ア・サイレントウエイ は微妙なセレクションだった。マイルスの中で、このレコードが・・・と、いえば、微妙。ほんとうは、 ディブ・メイソンかニール・ヤングかザ・バンドにしようと、おもった・・・・。

コトバノイエのLPコレクションに、所有しているレコードが、何十枚かあって、どれも、10代や20代前半に買ったレコードだった。 それも、何度も何度も聞いたレコードばかりだ。今も、どれもが、棚にある。はず。

その中で、CDになってからも、買って、今もちょくちょく聴く「レコード」といえば、これだった。ちなみに、うちの家の風鈴の短冊は、 イン・ア・サイレントウエイと書かれたCDの帯になっている・・・・。

それと、その時、セレクトしていたレコードは、こちら ↓

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11963A横尾忠則さんのこの本は、所有していない。いやぁ、見るのも初めてだ。でも、何冊か、 読んでいて、それが、「夢日記」とか「インドへ」とか・・・・。もう、うちの本棚には、居ない。

いまでも、「Y字路」とか、その他・・・、生きてるなぁ・・・と、おもう。


10823A岩波文庫の本を買ったのだとおもう。こんな綺麗な装幀の本では、なかった。細部には、 興味がわかなかったが、その全体の「気分」には、憧れた。

今でも、年に一、二度、知りあいの丹沢の山小屋に遊びに行くのは、こんな本に、影響されていたのかなぁ・・・・?

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ハヤカワミステリーなどを読むようになったのは、妹が、ミステリーファンだったからだ。その妹の本棚から抜き出して、アガサクリスティーや、 その他、数冊読んだ。

そういえば、HGウエルズのタイムマシンとか透明人間とかは、それはそれで、ワクワクした。 筒井康隆を読んだ時期もあったようにおもう。

何時か忘れた。ハヤカワーのコーナーで、レイブラッドベリを見つけて、確か、華氏451度だったとおもう。読むと、凄いなぁ・・・・ と、とにかく、圧倒された。ちなみに、この本は、知らない。それに、ちょっと、加藤さんの本のコメントとは、ずれているのかも・・・・。


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チベットが、ヒッピーとか、ロックとか、サイケとか、プログレッシブとか、民族音楽とか、精神世界とか、そういう言葉と結びつかず、 モーツアルトと結びついていたのが、新鮮におもった。初版から目にしていて、立ち読みはしていたのだけれど、買わずじまいだった。 なぜか・ ・・・・。



12053A当時は(1980年頃)は、めるくまーる社のコーナーも面白かった。後年、精神とランドスケープ というシリーズが出て、 それが面白くて、何冊か買って、読んだ。その中の一冊。そうそう、本の加藤さんのコメントにあるように、「私」 のブログでも、 ちょっと、書いた。



11496A 「古寺巡礼」は、「流し読み」しかしていない。「風土」のほうが、「読んだ」 のかもしれない。どちらも、タイトルだけで、何か、ぐっぐっとくる。カッコエエ・・・・・。

奈良には京都と違う良さがあって・・・・、まぁ、そんな事どうでもエエことだけれど、我が家が、奈良との縁が多い事もあって、 奈良には親しんだ。最近、ようやく京都にも行けるようになったのだなぁ・・・・・。


10319Aいまだかつて、岡本太郎の本を読んだことがない。太陽の塔という 「けったい」な塔を、車から、よく眺める。「けったい」やけど、なんだか、憎めない。

大学生の頃、ふとした縁で、「縄文」というものに興味をもって、それが、岡本太郎の「発見」でもあるらしいと知った。確かに、 太陽の塔は縄文の土偶のようでもある・・・・。


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宇宙の庭は持っているが、他2冊は、はじめて見る本。1冊ずつ買う時は、「失敗せえへんかなぁ・・・」と、迷うけど、 3冊まとめたほうが、勇気を持って、買えたりして・・・・。「私」はそんな買い方をする時があって・・・、

え、あれ、気が付いたら、木村工務店の本棚に、その3冊が、そのまま並んでいました。と言うことで、これを買ったのは、 木村工務店でありました。


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「もののあはれ」というのが、本居宣長の「発見」であるらしい・・・・。

いつか読むと宣言したものの、この文体と、書体をみていると、きっと、読み出して、すぐ、ソファーの上で、寝ているとおもう・・・・・ 。



11497A サンタフェ研究所に、ちょっと憧れる・・・・。機会があれば、 その空気を吸ってみたいなぁ・・・・。

「カオスの縁」とか「創発」とか「自己組織化」とか・・・・。そんな言葉を知れたのが良かった。


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橋本治は、まったく、読んだことがない。加藤さんの本のコメントにあるのとは、少し違って、長男から勧められていたのは、渋沢龍彦で、 まぁ、どちらも、読もうとは、思っていたのだけれど・・・。加藤さんに、コトバノイエ所蔵の橋本治の数冊の中から、勧めてもらった一冊。



10274A この本と同じ本を持っていて、でも、本棚を見ると、なかった。どこに行ったのか・ ・・。

「アイヌと沖縄は、縄文のDNAを色濃く受け継いでいて・・・・」なんて縄文がらみは、エエのですが、仏教と神々が絡んでくると・・・ ・、好きかといわれると、微妙。


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作者の事は、知らない。タイトルもはじめて、いやぁ、どこかで見た記憶があるのだけれど、思い出せない・・・。本の装幀とタイトルが、 何ともカッコエエ。

近いうちに読んでみたいけれど・・・・・。


11233A奥の細道には、憧れる。というより、なによりも、芭蕉ファンなんだろう・・・・。

file_20080706T151446078 私には、こんな原本は読めない。それで、高校生用の解説書を買って、しかも、原文は、 ほとんど、眺める程度にして、「通訳」を読んで、その気になっている・・・・。

東北をキャンピングカーで廻った時は、本気で、奥の細道の道順で廻ろうと、考えたけれど、いろいろな都合で、止めた。いつか、 そんなふうにして、遊んでみたい・・・・・・。


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縄文ファンなのだ。あくまで、ファン。芸能人の代わりに、そういうジャンルのファンなだけで、いわゆる、ミーハーなのだ。

あらぬ事をワイワイ言いながら、楽しんだり、縄文人と同じ光景を見に、現地に行って、ほくそ笑むのは、ほとんど、スマップのファンと、 やっていることは、一緒だとおもう・・・・。


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確か、初版本で、この3冊を持っているとおもう。そして、本棚から消えて久しい・・・・。青春時代の本なのだけれど、ちょっと、 気恥ずかしい気もする。

今や、ハッキリとは、その内容を思い出すことは出来ないけれど、その「タイトル」が、どれも、その時代の「空気」 をあらわしていたようにおもう・・・。内容よりもタイトルだけが、好き。

「風の歌を聴け」「限りなく透明に近いブルー」「僕って何」


11349A高校生の頃、初版で買ったのだとおもう。でも、やっぱり、本棚には残っていない・・・・。 不思議な世界に引き込まれた記憶だけが鮮明に残る。

「月  山」「東北」。いつか、もう一度本を読んで、月山に行ってみようとおもう・・・・。


10346A 「オーパ!」をよく、立ち読みした。あの風貌も印象深かった。風格があった。でも、 文学作品を読んでいなかった。
出会いがなかった。コトバノイエの本棚で見つけたので、おもわず、チョイスした。気が付いたら、セレクトに入っていた、そんな一冊だ。



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この狂風記の「上」が、本棚に、今も、残る。「下」がない。「上」は読了したのだ。でも、「下」を買わなかった。

それは、当時、いつも自転車に乗って買いに行く、布施のヒバリ屋書店に、「下」が置いていなかったからだ。「上」は、確かにそこで、 買ったのだけれど、わざわざ、店員さんに、「下」を注文するのに、気が引けたのだろう。それに、行くたびに、何かの「縁」を期待していた・・ ・・。

そうこうしているうちに、時代も変化し、どんどん、本屋さんのセレクトが、ヘンになり、気が付いたら、ほとんど、 本屋さんに行かなくなっていた・・・・。


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 イサムノグチの本以外は、あるのだけれど、あまり、建築の本を読んでこなかったのは、確か。それで、どうしたものか・・・ ・。

加藤さんの、ライトの本のコメントに、少し付け加えると、いつも、会社で、憧れて、眺めているのは、コルビジェの住宅なんだけれど、 ライトは、特にその哲学というか、何かが、なんとも孤高で・・・・。


11967A本の真ん中に、穴が空いていて、それが、松岡正剛の編集だと知った。そういえば、学生の頃は、 「遊」という雑誌をよく見た。いま、本棚に一冊も残っていないのは、惜しいことをしたなぁ・・・・とおもう。この本は、まだ、 本棚にあった。

稲垣足穂の「月」の話が好きだ。一千一秒物語。

 

10728A長男から、「噂」を聞いていた。読む「縁」がなかった。加藤さんに聞いたら、 これを勧めてくれた。それで、いつか、購入して、読もうとおもう。

長男もこれがエエと言った。



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司馬遼太郎記念館へ行った事をブログに書いたのは、 3年も前の事になる。はじめて見るタイトルだった。エエ、タイトルだなぁと思った。中身は全く知らない。気が付いたら、 うちの会社の本棚に並んでいた。買ったのは、木村工務店です。

「以上、 無用の ことながら ・・・・・」       と。

 

その加藤さんに、 「本棚の匠」として、木村工務店の本棚をセレクトしていただく事になった。そして、18日に Ver1として完成する。

それは、打ち合わせに来ていただく、お客さんに、喜んでいただけるようにと、施主の立場でもあった、加藤さんからの、ちょっとした 「愛情」が入ったセレクトであるようにおもう・・・・。

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その詳細は、「books+kimuko」 として、お届けしよう!・・・・かな。
ご静聴 感謝。

 

 

 

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2009年03月15日

ゴロゴロ

ゴロゴロしようとおもう。まだ、外は寒いけれど、ちょっと、穏やかな日が差し込んできて、もうすぐ、春がやってきそうな気配。

朝の日差しを眺めながら、無垢材の床の上にゴロッとして、その素材の持つ独特の温度を体感しながら、ゴロゴロするのもエエかなぁ・・・ ・。

ソファーに座って、本を読みながらゴロゴロするのもエエかなぁ・・・・。

目を閉じて、音楽を聴きながらゴロゴロするのもエエかなぁ・・・・。

暖炉の火を見ながら、その、まろやかな輻射熱を浴びて、ゴロゴロするのもエエなぁ・・・・。

犬やネコとじゃれあいながら、ゴロゴロするのもエエなぁ・・・・。

水槽のヤマトヌマエビの仕草や浮遊感を見ながら、ゴロゴロするのもエエなぁ・・・。

模型を造ったり、電子部品に半田付けでもしながら、ゴロゴロするのもエエなぁ・・・・。

珈琲でも飲みながら、雑誌見て、ゴロゴロするのもエエなぁ・・・・・。

あてもなく、インターネットを漂流しながら、ゴロゴロするのもエエなぁ・・・・。

ゴロゴロに飽きたら、本屋さんや日本橋へ、「狩り」に出て、天(店)からの「授かり物」を、少々のお金を払って、ゲットして、 家に帰って、またゴロゴロしながら、それを楽しむのもエエかなぁ・・・・。

ちょっと、体を動かしたり、散歩して、それからゴロゴロするのもエエかなぁ・・・・・・。

ゴロゴロしながら、ソファーに座って、映画をみるのもエエかなぁ・・・・・。

そよ風を肌で感じながら、ゴロゴロ出来たら気持ち良さそう・・・・。

鳥の鳴き声でも聴きながらゴロゴロ出来たら嬉しいかも・・・・。

「静けさ」を聴きながら、ゴロゴロ出来るかなぁ・・・・。

いったいぜんたい、ごろごろというものが、どういうことをいうのか・・・。

まぁ、とにかく、そのゴロゴロするのが、気持ちエエ時があって、それで、そうするための、居場所というか、コーナーというか、 そういう、自分にとって、気持ちエエところが、欲しいなぁ・・・と、おもい、ちょっとした模様替えをしたりするのだけれど、それでは、 物足りなくなって、大胆にリフォームをしたり・・・・。新築に至ったり・・・・。

もちろん、食べるとか、寝るとか、コミュニケーションをするとか、そういうことが最優先され、その一部に、ゴロゴロが、ひっそりと、 同居しているにすぎないのだけれど・・・・・。

お施っさんとの打ち合わせの会話の中で・・・・・・、
土日の休みの午前中に、家でゴロゴロしたい・・・・。
でも、夕方になると、仕事の事がちらつき出して、少々、ブルーに・・・・。
「笑点」とか「サザエさん」を見て、笑いながらも、心のどこかに明日の事が、入り混んでいたりして・・・・・。

なんて会話を思い出しながら、午前中、ゴロゴロしてみた・・・・・。

 

 

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2009年03月08日

相談会

 

奥さんの実家の近くで、土地を探しているAさんご夫婦は、長屋の住宅を見つける。ご主人は、自営業で、 家には車庫と小さな倉庫が欲しい。オープンキッチンも。子供さんは3人で5人家族。

間口が2間、約4mほどで、奥行きが7間ほどの2階建て木造住宅。築年数は不明。ひょっとすれば、戦前の長屋かも。 戦前の長屋と言っても、基礎には不安があるものの、木組みは以外としっかりしていて、質のいい木が使われている事が多い。

土地の値段の問題があって、新築するには予算が厳しい。自営業者にはローンの審査も厳しいようだ・・・。リフォームでは、 車庫をとると、LDKがとれない・・・・。それに、間口2間の建物で、車庫をとると、地震に大丈夫かと心配にもなる。それに、南西の角地で、 道路巾は4m。仮に新築しても、道路の斜線制限で、ほとんど、3階は斜めにカットされ、ほんの小さなスペースしかとれそうにない。

いっそのこと、車庫を諦めると、解決するかも・・・・。と思う。確かに都会の駐車場代金は高い。 このあたりだと月に2万円以上はするとおもう。ただ、3階建て車庫付き住宅を新築しても、おそらく、その家のローン代金のうち、 2万円以上が、車庫部分のスペースの建築代金に費やされているだろう・・・・・。車のために、間取りにも制約がうまれそう・・・・。

都市で生活するにあたって、「車」の事をどう考えるのか。「車」というものが、家の計画に与える影響は大きい・・・・・。なんて事を、 ベビーカーにのせた赤ちゃんを、横においた若いご夫婦と、楽しく会話をする・・・・・。

 

Bさんはひとりで来社された。3日ほど前にその時間のキャンセルが出て、偶然電話をかけてこられて、タイミングがうまくあった。今度、 結婚する予定で、その新居も兼ねて、両親から土地を譲り受け、両親からお金を借りて、新居を建てようと計画中。

両親は、娘さんの将来を考えて、1階を貸し店舗とし、その2階に住宅を造るようにアドバイスをする。ところが、 鉄骨造2階建店舗付き住宅として、ある会社で計画すると、大幅な予算オーバーに。

何か、他に良い、方法はないのでしょうか・・・と。現在工事中のお施主さんのご紹介で、尋ねて来られる。その工事中の方も、そして、 この方も、「トラックの家具」の大ファンで、その家具が似合う家にしたいのだ・・・・・と。

うちで、やれば、半分の予算で出来るわけもなく。大それた、起死回生の奇策があるわけもなく。ただ、家の建てる大きさを半分にして、 小さくても、豊かに暮らせる家が出来ないものかねぇ・・・・。残った半分の土地は売るとか、貸すとか・・・・。

そうそう、都会の線路の直ぐそばの土地だけれど、小さなスペースでもいいから、家庭菜園をしたい・・・・。 気持ちの良い素材に囲まれて生活したい・・・・。今は買えないけど、徐々に、トラックの家具を買っていきたい・・・・。 ステンレスのキッチン。パントリー。ご主人の書斎。暖炉。

と、いうような事が話題にのぼり、あれやこれやと、話をしているうちに時間がたつ・・・・・・。そういえば、最近打ち合わせしている、 別の家でも、都会の中の家庭菜園の話があったっけ・・・・・。また別の打ち合わせ中の家でも、娘さんの父親は、娘さんのために、 おおきなお金を出し、そして、あれこれと心配し、様々なアドバイス?を・・・。

自分自身のライフスタイル、両親との関係、土地の問題、お金の問題、夫婦の問題、子供の問題、車の問題、素材の問題、断熱の問題、 耐震の問題、エコの問題、・・・・・・、様々な事が、微妙に絡み合いながら、家づくりが進行したり、停滞したり、中断したり、再開したり・・ ・・・・。昨今の経済のように、昨今の土地探しと家づくりは、予測不能な進路を進むのだ・・・・・。

 

Cさんはご夫婦でお見えになる。子供は1才。土地を探して、新築をしたいのだと・・・。具体的に、どうやって土地を探し、 どんな土地を見つければ良いのか・・・・・。と。

もちろん、予算の問題があり・・・・、自分たちのライフスタイルというものがあり・・・・、 それを実現するための住みたい家が何となくあり・・・・、それに、子供の学校の事があり・・・・・、 住みたい場所と住みたくない場所がやっぱり何となくあり・・・・、実家に近い方向という潜在的な気持ちもあり・・・・・、そうそう、 どうしても家に車を置きたい・・・・と。(あぁ、ここにも車の問題が・・・)

そんな話題を、不動産会社のN田さんを交えて、話しながら、何となく、お互いにイメージを共有しようと、模索するのだった。 それにしても、土地探しに携わると、確かに「縁」という言葉の持つ不思議さに、度々遭遇するのだ。

 

Dさんは、以前に中古住宅を購入してリフォームをさせていただいた方で、かれこれ、6年ほど前になり、うちで、一番最初に、 購入前の中古住宅を一緒に見に行って、リフォームを手がけさせていただいた方だ。

いろいろな事情で、そのリフォームした住宅を売って、あらたに、新築をする事になり、その計画と予算の相談にお見えになる。 それにしても、Dさんほど、土地と家づくりの「縁」とか「予測不能性」というものを実体験で、生きておられる方も少ないだろうなぁ・・・・。 いつもながら楽しい打ち合わせをすごす。

 

本日は、そんな、日曜日の住宅相談会を弊社T中くんと、一緒に携わった。感謝。

 

 

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2009年03月01日

何となく気になるなぁ・・・・。

えっ、もう、2月が、終わったのぉ!と、感じる・・・・。

3月1日(日)の今日、渋滞のバスの中で、パソコンを広げ、このブログを書いている。パソコンの中に保存されてある、 2月に撮った写真を眺めていると、何気なく撮った写真の中に、何となく気になる写真が・・・・。

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↑地鎮祭があって、地鎮祭の飾り付けを撮影している現場監督の様子を撮影する。現場監督の姿が、何となく、気になったのだ・・・・・。

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↑地鎮祭の時に、「鎮め物」といわれる箱を神主さんから頂き、地中の中、基礎の下に埋め込む。この日は陶器の「鎮め物」だった。 木箱の時もあって、あっ、陶器! と、なんとなく気なったのだろう・・・・・。

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↑うちで、施工し、お引き渡しをした家の取材撮影があり、お邪魔すると、ご主人のコレクションと、 そのコレクションを収めるための自作の入れ物が、カッコエエなぁと、何となく気になった・・・・・。

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↑イケアで買ったというCDホルダー。それに、CDの表紙を見せるためのスタンドを自作したという・・・・・。ちょっと、 気になるなぁ・・・・と、おもった。

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↑うちで設計と施工をした階段と棚。それに光が差し込んで、意外と、キレイだなぁ・・・・と、何となく、気になった。  

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↑ある喫茶店にお邪魔すると、そこの店主が若い時に、フランスへ旅行し、気になるカフェの前で記念撮影をし、それを店に飾ってあった。 何だか、そういう事の「全体」が、その時の心境も、そして今の心境も含めて、何となく、気になるなぁ・・・・・。

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↑リフォームの現地調査にお伺いした時、何となく気になって、撮影をした。この真空管のラジオ、このスピーカーから、いったい、 どんな「音」がするのだろう・・・・、気になるなぁ・・・・とおもった。もちろん、デザインもカッコエエなぁと。

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↑あるマンションのベランダから見ると、小学校があって、その廻りに、長屋を建て替えた、 木造3階建てサイディング貼り住宅が建ち並び・・・・と、何となく、気になった・・・・・。

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↑とある、生野区の新築工事の計画のために、現地に行くと、その近くの道路の巾と、止まれの文字のバランスが、何となく気になった・・ ・・・。

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↑うちで、リフォームをさせていただいたお宅にお邪魔する。娘さんがお二人。カワイらしいキッチンのおもちゃ。うちは、野郎二人。 なので、こんなおもちゃは、家で見かける事がなかった。そんな心理がきっと、「私」の中に、はたらいたのだろう・・・・。何となく、 気になるなぁ・・・・・とその時、おもったにちがいない。

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↑リフォーム工事で、寝室の横に、ランバーコアーの衝立で、間仕切って、小さな書斎を造った。それは、 お施主さんのアイデアでもあった。お邪魔すると、そこにギターが置いてあって、あぁぁ・・、楽しそうだなぁ・・・と、何となく、気になった・ ・・・。

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↑そんなに忙しくもないので、プレカット加工を止めて、大工の手加工にする。だから、大工さんとしては、ちっとも利益にならないのに、 若い大工に、墨付けを指導していた・・・・。その心境は如何に・・・と、何んとなく、気になったのだなぁ・・・・。

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↑新築工事中の現場で、施主を交えての定例打ち合わせ。もちろん、仕事中なので、整理整頓は出来ていないのだが・・・、 工事中の現場とは、何となく、気になるものだなぁ・・・・・。

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↑リフォームをした、あるお宅にお邪魔すると、うちが施工した棚に、こんな飾りが・・・・・。何となく、気になった・・・・・。

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↑神社の増築した部分に葺いた銅板の新しい屋根と、既存の屋根を新しく葺き替えた新しい銅板の屋根と、 既存の屋根に古いままの銅板の屋根と、素屋根と呼ばれる仮設の屋根の天窓から入るランダムな光とが、微妙な絡み合いをみせて、 何だか気になる光景だなぁ・・・・・と。

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↑神社の工事中の現場に行くと、檜の板に、こんな文字が・・・、隠れてしまうのだけれど、何だか、凄く、リアリティーがあるなぁ・・・ ・と、何となく、気になった。

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↑リフォーム中の現場打ち合わせに参加すると、間口いっぱいの開口が、トンネルのような感じで、面白いなぁ・・・・と、 何となく気になった・・・・。

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↑リフォームのウチバラシ(内部解体)が終わった現場に行くと、小屋組が、何ともヘンで・・・、何となく、気になるなぁ・・・・と。

2月の何となく気になって撮った数枚の写真。

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↑そして、3月1日(日)の今、渋滞中のその光景が、何となく、美しいなぁ・・・と。
そして、そして、バスの中からブログをアップしてみる。

 

 

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