2010年06月27日

焼き肉週間

DSC07885お昼過ぎに、客人をお招きし、庭で、焼き肉をする。食べ終わり、リビングキッチンに行って、くつろぎながら、 ウダウダと話をしているうちに、日が暮れていく・・・。時間と空間と食を共にする。という感覚が、とっても心地良い。客人の皆様には、感謝申し上げます。

我が家も自分たちの身体感覚にフィットするような、リフォーム工事の過程を、楽しんだり、悩んだりしながら、なんとか完成し、10年たつ。それで、ようやく、しっくりと馴染んできたような感じ。家をリニューアルしたての頃と違って、人が来てもらっても、新しい家の美しさを見てもらうわけではなく、ようやくシンクロナイズするようになった、自分たちのライフスタイルとそれを反映した空間を食事と共に、共有してもらう。という感覚に近い・・・。

テーブルを囲んで、S夫人が、昨日は、満月だったけれど、新しい家になって、月の明かりというのが、とっても明るいという事に気が付いた。狼男の気持ちがわかるような気がする。確かに満月の夜には何かが起こりそうな雰囲気・・・・という話題がその場の空気の中を漂った。それは、建築家イシイリョウヘイさんの設計が、そういう自然の要素を取り込む設計になっていた事が、大きい要因のひとつだろう・・・。

その「月」の話が心のどこかに残った。暫くして、客人が帰り、ダイニングテーブルのYチエアーに腰掛けて、パソコンの液晶画面を開ける。パソコンが起動するまでの間、ふと、先ほどまで、Iさん夫妻が腰掛けていたベンチソファーに腰掛ける。その隣にS夫人だった。そして、外を眺める・・・。

DSC07894と、丁度その方角から「月」がのぼってきた。満月から一日分だけ欠けたおぼろ月。あの時の会話を思い出しながら、眺めると、少々不思議な感じがする。

暫し月を眺めて、10分ほどすると、いきなり激しい夕立が降ってきた。あわてて、デッキに置きっぱなしだった、椅子とバーベキューコンロを片付けに走る。そして、その間に、月が隠れた・・・・・。いま、この話をこうして書いていると、稲垣足穂の一千一秒物語の「ある夕方 お月様がポケットの中へ自分を入れて歩いていた・・・・・」という、とっても奇妙な物語を思い出した。最近のキムタクのドラマの題名も確か、月の何とか。「月」

ま、それはそうと、一週間に3回も焼き肉を食べたのは、初めてだなぁ・・・・・。

週初めに、野池さんが主催する「暮らし向上リフォーム研究会」というのがあって、それは、今日のブログにあやかると、設備機器をリニューアルするだけではなく、ライフスタイルを反映したリフォームをしていこう!という取り組みだと言える。それで、その後の懇親会では、設計のマイタニさんや東京の工務店のナカザトさんや埼玉のキムラさんなどなど、初めてお会いする方々と、ノイケさんも交えて、遅くまで飲む。

その次の日は、同じく、野池さん主催で、「野池学校」というのがあって、プロモーションとかエコとか、そんな話題を中心に、野池さん流に取りまとめて、整理した考え方を聞ける機会であって、それはそれで、共感できる。そして、その後の懇親会が、焼き肉だった。初めてお会いする、名古屋の工務店のアベさんの向かいに座って、煙がもうもうとする中、楽しく懇親する。

それから、一日おいて、正式オープンした焼き肉と冷麺の「一龍」にて、プレオープンには参加出来なかった、木村工務店の社員数名と、一緒に焼き肉を食べ、懇親する。脂っこくないロースという表現はヘンなのかも知れないが、確かに、しつこくないロースがどこよりも美味。前々日に焼き肉を食べたばかりなのに、不思議と食がすすむ・・・・。満腹満腹。

そして、本日。奥方が、鶴橋で塩タンなど買って、その他バラ、地鶏、などなど・・・。炭火で焼き肉をする。それはそれなりに美味しかったのだけれど、流石に、一週間に3回も続くと、量は食べられなかったねぇ・・・・。

脳のある一部が、痛風になるんじゃないかと心配している「私」がいて、それが「いとおかし」であるのだけれど、焼き肉と痛風の関係性がどれだけあるかは別にして、焼き肉と懇親の関係性は大いにありそう・・・・・・。

今週、焼き肉を共にした皆々様に、あらためて、感謝。

投稿者 木村貴一 : 2010年06月27日 23:53 « 相互依存 | メイン | ソシキ »


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