2007年05月13日

心に残った

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キリスト教の教会での地鎮祭にあたる定礎式というものを体験し た。聖書の上に土が覆い被せられていく・・・・。そうそう、聖書というのは、 「聖なる書物」なんだなぁ・・・・と、その姿を見て、あらためて、そう思った。式典の間、聖書が講読される間、賛美歌が歌われる間、 その間だけ、猛烈な風雨が襲った。式が終わると、偶然か、雨が止んだ・・・・。まるで、過去を洗い流し、吹き飛ばし、 新たなるものが始まる前触れのようだった・・・・。

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身近なひとが瑞宝双光賞という賞を受賞し、そのお祝いのお菓子をもらった。へー、 お菓子にも菊の御紋が・・・・。聖書。菊の御紋。身近なまわりには、不思議な世界がまだまだ沢山、あるよなぁ・・・。

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昨日は設計施工のリフォーム、四条畷の家とkiriko設計による新築の家の引き渡しが2軒あって、どちらの家でも、 ぎゃーぎゃー叫びながら、お子さんたちが、元気よく走り回っている姿が印象的だった。家のデザインや素材や光の入り具合が、 ぐるりと回れる間取りと絡み合って、子供の何かを刺激したのだろうな・・・・。

引き渡しの時は、お客様が選んだ照明器具を見て、刺激を受けることも多い。リフォームの家では、 奥さんが買ってきたルイスポールセンのガラスの照明器具が、コードやガラスの支持金物など、ちょっとしたところにデザインがあって、 カタログで見る以上に、良かったなぁ・・・。

四条畷のリフォームは、両親が住んでいる、ご主人の実家に、若い家族が引っ越し、現在住んでいる若い家族のマンションに、 ご主人のご両親が引っ越してくるという、言わば、交換リフォームだった。そんなケース、これから増えるだろうなぁ・・・・・。

そうそう、日差しがいっぱい入ったそのリフォームの家の引き渡し時に、ご両親もお見えになり、子供達が走り回り・・・。 その様子を見ていたご主人が「子供が元気よく走り回っている姿が何よりも嬉しいなぁ・・・・」と、ぼそっと語ったその言葉が、心に残った。

 

投稿者 木村貴一 : 2007年05月13日 12:18 « 家プロジェクト(直島その2) | メイン | 直島 »


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