2011年06月19日
くだらない話
どんよりした空、降りそうで降らない雨。と思っていたら、雨が降り出して、あっ、やっぱり雨かぁ。降り出したな。と呟くと、暫くして、止む。そして、やっぱりどんよりした空、降りそうで降らない雨。と思っていたら・・・・と、同じ光景が何度か続く。
雨なら、ランニングはやめて、寝ようと考えて、朝、目が覚めると、例のどんよりした・・・の光景だった。それで、いつものようにランニングをする。大阪城内や途中の道でも、ウオーキングやランニングの人たちが、何人もいて、妙な仲間意識を感じたりするのが不思議だなぁ・・・。ランニングを終えて、2、3回に1度、高井田のユーバスというスーパー銭湯に行く。7時30分過ぎのことで、今日は、珍しく、奥方も一緒に行くという。
男湯女湯が分かれるところで、待ち合わせの時間を決めて、お風呂に入ることにしたのだけれど、これって、現代版の神田川なのかぁ? それは、あまりにも、照れくさい。私の学生時代の卒業設計は、「The 松の湯」という、大型のお風呂屋さんで、当時は、スーパー銭湯というコトバもなく、まして、大型銭湯が出来るなど、想像も出来ない時代で、それはそれなりの評価であった。
「松の湯」という名称は、当時のテレビ番組で、堺正章主演で森光子とか浅田美代子が出演していた「時間ですよ!」のお風呂屋さんの名称から拝借したもので、大阪市内の生野区には、今でも、銭湯がそれなりの数が残っていて、小学生の頃は、家にお風呂はあったものの、おかみさん時間ですよの雰囲気のように、たまに友達と行く銭湯は楽しみのひとつだった。そう言えば、最近は、近くの戎湯さんが、省エネも兼ねて、うちの廃材を取りに来て、ボイラーを燃やしている・・・・。
卒業してからは、そんないきがかり上、いちおう、各地の露天風呂や温泉を興味を持って、入ってきた。いま、ぱっと思いつくのは、そうそう、知床のカムイワッカ湯の滝。30分ほど川を遡上して、その水がだんだんに温かくなり、滝壺のようなところで、入浴した思い出。川を上った身体感覚と共に、20年ほど前の記憶として残る。そう言えば、長男はそんな影響か、大阪に帰ってくると、久しぶりに会う友達と一緒に必ず銭湯に通う。
そんなこんなで、それなりのお風呂好きで、まぁ、お風呂に、どんな順番で、どう入るか。なんていうのは、メチャクチャに、くだらない話なのだけれど、時には、お風呂帰りの車の中で、そういう話をする訳で、今日は、電気風呂に入る話をする。昔から、大阪の銭湯には電気風呂というのがあって、小さい頃は、なんだか感電死しそうな気がして、入る勇気がなかって、足をちょとだけ軽く浸けて、ウワー怖わー。とかなとか言いながら、皆で大騒ぎして楽しんだのだが、最近は、ランニング後のマッサージも兼ねて、好んで入る。体中の筋肉が自分の意志とは関係なく、ぶるぶるびりびりする感覚が、とっても大好き。
奥方に、以前、その話をした時は、いやぁ、気持ち悪いわ。とかなんとか言っていたのが、今日などは、試しに電気風呂に入ってみると、体中ビリビリ来て、家の前にあるマッサージ屋さんの電気よりきつくて、凄かったわ。なんて言う。そうそう、塩サウナで、隣に座った全然知らん、おばちゃんが、背中に塩、もんであげるわ。っと言って、塩を体に付けてくれて・・・。ほんと、下町やなぁ・・・と実感するわ。とエエ意味で呟く。ちなみに、奥方の実家は、ニュータウンの住宅地で、銭湯の経験がない。
朝のランニングの時に、昨晩にテレビを見ながら「おかき」を食べすぎた影響で、走り出して、急に、気分が悪くなり、100mほど、嘔吐(えずき)ながら走ったので、朝から近所迷惑やろなぁと、車の中で語ると、そういやぁ、家に居ている時に、外で、自転車に乗って、ゲボー、とかなんとか大きな声で言いながら、通り過ぎるおっさんが、たまに居て、こんなん、神戸方面やニュータウンでは、絶対いてへんし、下町やなぁ・・。と、あまり好ましくない雰囲気で呟く。そんなことが、下町を実感する要因なのだと、結婚して25年目にして、朝風呂帰りの車の中で、知るのだった。
それにしても、「節電」が、お上からの御達しになると、電気風呂は、御法度なのでしょうかねぇ・・・・。という、支離滅裂な、とってもくだらない話。
投稿者 木村貴一 : 2011年06月19日 22:17 « 節電技術 | メイン | 五月晴れの四国吉野川 »