2010年06月20日

ソシキ

今朝起きて、なぜか、「組織」ということについて考える。きっと、昨日のサッカーの影響なのだ。チームとか組織には、そのポジションニングとか、その役割とか、その他いっぱいあるとおもうけれど、共通のものの見方とか、共通の理解をもつといのは、なかなか大変なことだなとおもう。うちの会社だってそうだろう・・・・・。それに、そもそも、その「共通となるもの」を見いだすのが、何よりも大変。

ワールドカップサッカーのオランダ戦を試合後30分遅れのビデオで見る。試合結果はどこからともなく漏れていたので、確かに、緊張感には欠けた。後半に、シュンスケが投入され、好きな選手だけれど、いまのニッポンで、どんな役割を果たせば良いのかとおもう・・・。ハセベやマツイが脱けた後のオオクボのプレーを積極的と評価して良いのか・・・。オカザキ、タマダ、シュンスケに、がむしゃらな動きがあったのか・・・・。などなど、観客という立場は好き勝手に言えるし、自分が監督だったら・・・・・。などと考えて、それはそれで、随分と楽しめた。善戦。というのが、まずは良かった。

いまのニッポンの「共通となるもの」は、何なのかね。「日本らしい」プレーって、何なのかね。とふとおもう。サッカーニッポンが、それを模索し、格闘しているのだろうけれど、何よりも、選手以上に、ニッポンの観客が、日本らしいチーム、日本らしいプレーを模索し、格闘しているのだ・・・・・。とおもう。

そういえば、iphone上で、買って、読んだ、最初の本が、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだら」という本。偶然、夜のテレビ番組で、その作者が出演していたのも見たけれど、次は、「もしサッカーニッポン代表が、皆で、ドラッカーのマネジメントを読んだら」という本が出たりして・・・・。

 

組織という事でいえば、本日、グリーンウッドワーク協会というNPO法人があって、その集まりと鵜飼いのイベントに、美濃まで出掛けて、参加する。NPOという「組織」も不思議な組織だね。いろいろな縁があって、その協会と関わる事になったのだけれど、それはまたいつか。

そうそう、小瀬鵜飼いを体験する。鵜の家というのが何千年も続く組織であり、宮内庁の式部職だと聞かされると、何~にも理解していないのに、ほぉぉーっと感嘆する。それにしても、一艘の船を動かすのに多く人たちがかかわり、多くの鵜が関わっているのには驚いた。こういう「組織」を伝統として残すのも大変だな。待ち時間の割には、鵜飼いそのものは、あっという間に終わるのだった・・・・。

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というわけで、今、美濃小瀬の鵜飼いから帰ってきて、これを書く。日曜日にブログを書くという、私的なゲームの時間に追っかけられ、何とも、とりとめないブログ。それに中途半端なソシキロン。いやぁ、あらためて「組織」っていう漢字を眺めると、複雑なのだ。やっぱり、「ソシキ」でなく「組織」として、いつか、きっちり書ことうとおもう・・・・。
きょうのところは、goodnight 。

投稿者 木村貴一 : 2010年06月20日 23:56 « 焼き肉週間 | メイン | 日本的なもの。 »


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