2009年03月29日

かけがえのない地球をまもる

「春」だ。と、おもっていたのに、今日は、何だか、寒い。まぁ、それでも、デッキに出てみると、それなりに、エエ気候。それで、 しばし、「静か」に、すごす・・・・・・。

もう4月か。と、思考がまわりだしたら、先週、参加した、次男の小学校の卒業式の光景が浮かんできた。そういえば、 仕事をちょっと抜け出して、卒業式を見に行った。

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生徒ひとりずつが、壇上で、卒業証書をもらった後、参列席に向かって、将来の夢と希望を語る・・・・・。「私」が、小学生だった時は、 そんな事はしなかったし、あの時、私は、将来の夢を持っていたのだろうか・・・・・。

運動場に、全卒業生が集まって、6年間被った黄色い帽子を真っ青な空に向かって、天高く放り投げて、卒業式が終わった。

それにしても、芸能人やスポーツ選手に憧れる人が多い事に、少々、驚く・・・・・・。なかには、女子が、 「一度決めた事を最後までやりとげられる大人になりたいです。」などと、こちらの方を向いて、くったくのない表情で、言われると、おもわず、 目を下に向けてしまい、「何か」が、自分自身の内面に向かって、どどどぉ・・・と、押し寄せてきのだった。

それを「反省」とも呼ぶのだろう・・・・。子供は「オトナ」を写す鏡です。などという言葉が、頭の中を駆けめぐりだした・・・・・・・ 。

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小学校の校門の入ったところに、「かけがえのない地球をまもるこども達」という銅像があり、その立て札が、腐って、 文字が見えにくいと云う。それで、ちょうど神社施工中の、檜板の端材があったので、大工のBくんに作業をしてもらい、 何とか卒業式に間に合って、製作が完了した。

DSC06747そのお礼にと、わざわざ、校長先生と教頭先生が、会社まで、お見えになって、 その立て札と銅像の写真を届けて頂いた。

その写真をしばらく眺めていると、あらためて、「か・け・が・え・の・な・い・地球・を・ま・も・る・こ・ど・も・達」 という意味の大切さを感じた・・・・・・・。たしかに、あの日の子供達の「笑顔」は、素敵だった。

と、すれば、今、「私たち」は、その、かけがえのない地球を守る、「工務店」。なのだ。と、子供達のように、くったくなく、 宣言する勇気と技術力、そして、それに向かって進む、夢と希望が、必要とされているのだろうなぁ・・・・・・。

と、春が近づくと、こんな気分にもなるのだった。

 

 

 

 

投稿者 木村貴一 : 2009年03月29日 22:11 « 木村工務店というセレクトショップ | メイン | 本棚 (以下、無用のことながら) »


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