2004年03月14日
コミュニケーションの技術
ここ数年、当社の住宅は、木造で建てる割合が多くなっているのだが、鉄骨造やコンクリート造の住宅もコンスタントに造っている。
現在も2件ほど、鉄骨造の住宅を施工中であり、3件ほど鉄骨造の住宅を計画中でもある。
コンクリート造住宅の施工は1年に1件ぐらいの割合であろうか。構造的なこと以外にも最近の流行として自然素材の家・無添加住宅・
外断熱の家・ソーラーハウス・古材・・・・etc。
考えてみれば、当社は、こういう住宅が得意であるとか、こういう住宅造りを専門的に特化して造っている。というものがない。あえて言えば、
住まい手の方々にとって、機能的であり、個性的であり、感性に訴えかける何かがあり、使えば使うほど愛着のもてる素材がある。
そういう家造り、ものづくりでありたい・・・・と心がけてはいる。そして、そのためのひとつの技術として、木造や鉄骨造やコンクリート造・
自然素材等々があったりする。
ただ、最近はそういう建築的な技術以外にもコミュニケーションという技術がますます大切になってきているように思える。
住まい手の方々とのコミュニケーション。これが最も大切で悩ましいことなのだが、それ以外にも、建築士の方々や、職人さん、社員等々。
コミュニケーションの大切さ、打ち合わせという技術の重要性を繰り返し繰り返し痛感する。
新しいものづくりにはITという技術は欠かせないと思う。当社でも4年ほど前からサイボウズ http://cybozu.co.jp/ というグループウエアを導入してコミュニケーションの技術を高めようとしている。
まぁ、必ずしも上手くいっているとは言えないが、それでも今やこれがないと社内の業務が一切成り立たないのも事実だ。
当社も伝統的な技術や新しい技術を駆使して、よいものを造るというものづくりのハートを持てるよう精進していきたい。と願うのだが・・・。
なかなか、世の中は思い通りにいかなかったりもする。
投稿者 木村貴一 : 2004年03月14日 23:32 « 回転ドアーの事故 | メイン | 残された座敷 »