2012年10月21日
ふつうの日曜日
いまだ、頭の整理がつかない、木村家本舗が終わって、久しぶりの「ふつう」の日曜日の朝。これが秋晴れなんだ!と空から声が聞こえてきそうな秋晴れ。朝5時半過ぎに目が覚める。
いつもNHKのラジオが目覚ましで、仕事のために家を出る午前6時50分頃まで、何となく聞いている。ニュースはほとんどこのNHKラジオから「耳」で知る。それと、6時40分ぐらいから始まる「ビジネス展望」も大好きで、髭をそりながら聞くのが日課。そういえば、ラジオ体操の指導をしていた「ながのしんいち」さんの声と間合いも好きだったなぁ。新しく代わった女性の方も頑張っている様子は伝わってきて好感は持てるのだけれど、あの「ながのしんいち」さんのプロフェッショナルな声と間合いになるのには、「まだまだ」って感じ。
朝起きて、NHKラジオを聞きながら、天気も気候も良かったので、久しぶりにランニングをする。寝室の横にあるウオークインクローゼットから、ランニング用のスパッツとシャツをおもむろに取り出す。取り出しながら、クローゼットをもっと機能的でビジュアルもよく作り込みたいなぁとおもう今日この頃。オープンホームといいながら、寝室はオープンしていないのは、木村家本舗の期間中は物置状態なのだけれど、それ以前に、見せられるレベルではないのだ。確かに数年前から奥方が、寝室をリフォームしたいと事あるごとに呟いていて、長男が社会人になってから。と言い続けながら、いつまでたても学生のままでいる・・・という、まったくの家族内の事情。
そういえば、木村家本舗の期間中に高校一年生の次男は、試験中にも関わらずやってくるオトナ達と馬鹿騒ぎぶりに呆れ返ったそぶりで、いや、そんなのはとっくに通り越し、、「怒り」が態度のあちらこちらから発散していて、確かに子供にとっては、俺の家に俺のプライベートにあなたがた誰なのぉ。と言いたげな風体がそこわかとなく漂って、親として、こんなんでエエのかどうかと反省を迫られる始末だった。まぁ、それでもこんな家庭内の様々な「事情」にあちらこちらでぶつかりながら、なんとなく乗り越えたり、わだかまりもあったりしながら、開催する「オープンホーム」がオモロかったりするのだ・・・。
そうそう、ランニングを終えて、サッカーの試合に行く次男を木村家本舗の罪悪感を笑顔でぐるぐる巻きにしてくるみながら送り出す。まるで、尻尾を振り振り愛想を振りまく犬のような「「私」ともいえるのかも。それで二人っきりになってしまい、ランニングと木村家本舗のまだ微妙に残る疲れを癒すために、夫婦でスーパ銭湯の朝風呂に行くことにした。
男女に分かれる入り口で、1時間30分後の9時45分ね。なんていうのが、フォークソングの「神田川」的な、ちょっとはにかみながら伝える「私」を感じるところが、それなりの歳だという証拠なのだろう。サウナに入って水風呂にたっぷり浸かって。というのが好みだと前にも書いた事があるとおもうが、雪の北欧でサウナに入って冷たい湖で泳ぐのが、小さな夢。
家に帰って、ひとりきりの木村家本舗のガーデンで、炭火珈琲でも飲みながら、木漏れ日となって変化する超秋晴れとヒヨドリの鳴き声と庭で弟の子供が三輪車で遊ぶ楽しげな声のもとで、ゆったりとしながら、ブログを書く、久しぶりに訪れた、ふつうの日曜日。
投稿者 木村貴一 : 2012年10月21日 16:57 « 秋雨 | メイン | 木村家本舗締め »