2006年06月18日
ちゃんとした
暫く、旅行の話ばかり書いていたので、木村工務店では「ちゃんとした」仕事をしてるのかぁと、自分自身も疑問に思えてきた。 そんなわけで、5月を振り返ってみようとすると、もうすでに6月も半ばではないか、お正月から数えれば、半年も経過している・・・・、 月日はおもわぬスピードで過ぎていくものだなぁ・・・・・。
先日、大阪市の東成で木造の上棟式があって、楽しいひと時をもつことが出来た。お客様、 有り難うございました。そうそう、これを読んでいただいている、上棟式を催して下さった、今までのお客様の皆さん、ブログ上で、 誠に申し訳ないですが、お礼申し上げます。ついでみたいで、スミマセン(^_^)
上棟式の締めで、大工棟梁の文野さんが「楽しく、一生懸命、家を造れば、家も楽しい家になるとおもうので・・・・・」 ってな意味の事を言って、皆で、一本締めをした。まぁ、棟梁は赤い顔をしていたので、すこし、酔ぱらっていたとはおもうのだが、 それにしても、ええ心がけやなぁ・・・、そういった目には見えない何かを大切にした家造りを心がけたいなぁ・・・と、その時、 皆の気持ちが楽しくなったのは、確かだ。大工の文野さんありがとう。
昨日、同じく大阪市の東成で引き渡しがあった。以前に上棟式の御幣にHappy Houseと書いた家だ。最後にお客様からのリクエストがあって、 引き渡しの器具説明に参加していた設備業者の数名と設計の田中くんと現場担当の守田くんと私で、お客様にお渡しをしていた現場図面の表紙に寄せ書きをし、記念写真を撮影した。表紙には、 やっぱり、四つ葉のクローバーが大きく描かれていた。 ハッピーハウスになれば・・・・・と、願った。
この家は北西の角地に建つ木造3階建て住宅だ。準防火地域で、木造の3階建てで、 構造の「木」 を見せようとすると、燃えしろ設計をしなさい。というような、なんだかよくわからない防火の基準があって、どうも、 釈然としないのだけれど、「お上」の言うことだから、従わないわけにもいかない。そんなわけで、構造計算+燃えしろで、 梁の幅が150ミリを超える事になってしまう場合が多い。それでも、せっかく、木造で造るのだからと、「木」に対する拘りは、 お客様や私たちにもあって、今回は少しの量だけれど、構造材を見せた。
上に書いたどちらの2軒の家も当社から近いので、現場へは自転車で向かう。 信号待ちをしている3人組のかわいらしい悪ガキを発見した。そして、その横に自転車をスーッと並べた。 気分はアメリカングラフティーのリチャード・ドレイファス。いやいや、ETの一場面もダブらせながら、 スタートラインに着いた。 青信号と共に一斉にスタートダッシュをした。当然ながら、結果は4着だったけれど、 なんだか気分をハッピーにしてくれた3人組だった。
そうだ、今日の夜はサッカー日本代表のクロアチア戦だ。どきどきするよなぁ・・・・。
投稿者 木村貴一 : 2006年06月18日 12:58 « 何なのかなぁ・・・・。 | メイン | 五島列島の旅(その7)完 »