2009年02月01日
かまど
コトバノイエにお邪魔する。それは、矢部達也さんの設計で、木村工務店で施工させていただいた家だ。確かに、今、
家族が住んでいる家なのだけれど、古本屋さんでもあるわけで、それが一体全体どういう事なのかを説明するのも「ややこしや」。で、
時間の都合上割愛させていただくとして、兎に角、インターネット上にも店舗があって、
その本屋さんの企画の中に○○さんが選んだ30冊という企画がある。そのセレクターの一人として「私」が呼ばれて、セレクトする事になった。
それで、どんなものを選んだのかは、まぁ、コトバノイエインターネットショップで発表される時に見ていただくとして。何というのか、 その途中に、建築家のI井さんとY部さんと、その仲間とお友達が、コトバノイエ新年会と称して、お集まりになり、当然の結果として、 私もその渦の中に、どっぷりと、どっぷりと巻き込まれてしまう。
今、脳内が、くどくどと焦り、言い訳がましく呟いているのは、つまり、「私」には、日曜日にブログを書くという、 暗黙の鎖が絡みついていて、それで、つまるところ、途中で、宴を抜け出そうと、何度も、脳裏が呟いていたのだが、その「居心地の良さ」 に翻弄され、午後1時にお伺いしたのに、気がついたら、夜の10時になってしまていた。それでも何とか、家に辿り着き、今、 これを書いているのは、23時をまわり、あの24時までは、もう数十分足らずなのだった・・・・。
そう言えば、居心地の良い宴の脱出のきっかけになったのは、コトバノイエに続くTシャツの家を施工中の設計者・ 矢部さんが、その家の暖炉の話をし、それは、夏になると、暖炉を取り外すのだぁ。というではないか・・・。えぇ、そんな事が出来るのぉ。・・ ・・。そうそう、そう言えば、昨日、会社で、お餅つきをして、「かまど」の煙突を移動式にして・・・・。そうだ、 その話を書くために家に帰らなくては・・・・。
と言って、まぁ、疾風の如く、立ち去る事にした。参加者の皆様には、きっちりとしたお礼を申し上げることも出来ず。ましてや、 奥様にはお料理のお礼も言えず・・・。誠にもって、それは、ブログというもののせいなのだぁ。という言い訳で、お許しを頂くと共に、 何よりも「感謝」なのです。
昨年に引き続き、
今年も、お餅つきをする事にした。勿論、うちの社員とその家族の事を第一義とするのだけれど、それでも、もう少しだけ、範囲を広げて、
うちで施工させていただいた方で、小さな子供さんのいるお宅をセレクトし、葉書を出すことにした。(もし、葉書が届いていない人がいたら、
ご一報を)。こちらが不慣れで、お餅をつける量に限りがあり、こうなってしまったのだけれど、来年はもう少し、範囲を広げようとおもう。
今年は、これぐらいで、ご容赦を・・・・・。兎にも角にも、参加していただいた皆さんには多大な「感謝」。
で、昨年は家の庭でお餅をついたけれど、今年は、雨の事も考慮して、加工場でする事にした。じゃあ、かまどで、薪を焚くのは、 どうするのぉ・・・。ガスでするかぁ。いやぁ、それはやっぱり、焚き火でしょぉ。そしたら、煙をどうするぅ・・・・。と、まぁ、 どうでもエエといえば、どうでもエエのだけれど、なんというのか、そんな事を大真面目に考えるのが、意外と楽しい・・・・・。
そんな訳で、ブロックと板金による手作りかまどは止めて、既製品の鋳物かまどを買ってきて、 板金屋さんに急遽来てもらい、煙突を取り付ける事にする。 ひとつはフレキ配管で、移動式にしたのが、ミソ。それは、 弊社のT桝くんのアイデアによるものだった。
前日、かなり強い雨が降る中で、設置をし、燃焼テストをしてみると、ごっつうエエ感じではないかぁ・・・。そうこうしているうちに、
何人かの社員が集まってきて・・・・。かまどの火をみながら、ワイワイ・・・・。そのうちに、お酒が出てきて・・・・。鉄板が出てきて・・・
・。肉を買いに行って・・・・。
つまり、前夜祭と称した宴会が、盛り上がる。総じて、前夜祭癖というものが、会社の伝統にあり、それは、もう止めにしようよ!。 という、掛け声は、確かに、その日も起こったものの、結局は、やっぱり、掛け声だけに終わり、何でも、前夜祭の二次会までもが、 存在したらしい・・・・。
そんな訳で、「かまど」の設置を楽しんだ御陰で、前夜祭も、本番のお餅つき大会も、それに、
お餅つきが終わった後に大工さんが集まってきた、後夜祭も楽しく過ごす事が出来た。その上、まるで、
ぬかるみの世界であるかのようなコトバノイエを何とか脱出するきっかけが出来たのも「かまど」の御陰のようだった。
I Love 「かまど」
I Love 「お餅つき」
ですね。
投稿者 木村貴一 : 2009年02月01日 23:57 « リフトで北欧デザインと出会う。 | メイン | チェンジ »