2015年08月23日
縁な週
今週は、総務で受付や接客や電話対応、ホームページの更新、葉書のデザインなどなど、木村工務店の裏方として、というより最初の接客として木村工務店の表の顔を担当してくれていたミカワ女子が、寿退社することになり、それがなんでも旦那さんの都合でアメリカに行くらしいのが、なんとも格好エエのだけれど、ま、それで、結婚のお祝いと送別を兼ねて、あっ、それと、ミカワ嬢の交代として、通称トンちゃんが入社することになって、その引き継ぎと歓迎会を兼ねて、鶴橋の一龍で、焼き肉を食べることになった。
ちなみに一龍さんは、京都の森田さん設計で、うちで施工した店舗で、アーバンリサーチのいくつかの店舗とおなじコンビで建築をさせて頂いて、古材、大谷石、左官仕上げ、無垢の床材、などが共通する仕様で、もとは東大阪岸田堂にあった超老舗焼き肉店で、数年前に鶴橋への移転をきっかけに代替わりし今に至るのだけれど、そこの2階を社員と大工さんと手伝いさんと協力会社の幹事さんと35名ほどで貸し切って宴を催した。
そういえば、ミカワさんは、もともとうちで施工した住宅のお施主さんで、コトバノイエのカトウさんの紹介でもあり、なんだかんだ建築施主繋がりの縁による宴でもあるわけで、交代の新たな接客の顔となるトンちゃんは、ミカワさんとは親子ほど歳の差があるのだけれど、木村工務店の近所に住んでいて、「まちのえんがわ」ワークショップの常連でもあり、そのうえ、夏休み最終日曜日の来週開催予定「流しソーメンワークショップ」は、トンちゃんの発案で、それに、うちの長男とトンちゃんの長男が同級生で、ということはうちの奥方とも親しく、ミカワ嬢が、寿退社することになって、さてどうしようかと困っている事を「まちのえんがわ」ワークショップで知って、立候補のように手を挙げて、今の会社を退社し、手伝いに来てくれる事になった。
そうそう、本日は「まちのえんがわ」追加ワークショップと住宅相談会が重なって、いや、もともとは住宅相談会の日だったが、スズムシノイエワークショップ考案者の建築家林敬一さんのお施主さんが、前回のワークショップの都合がつかなく、それで本日に一組だけ、ハヤシさん直々の追加特別ワークショップの予定となっていたが、噂を聞きつけた知り合い3名ほどが集まることになって、4組だけのこぢんまりした和気藹々のワークショップになった。
2階の応接室では住宅相談会があって、午前中のAさんは中古住宅の物件を見るために設計のタナカくんが現地に一緒に確認にいって、お客さんもタナカくんも良い感触を持ったらしいけれど、購入を決意するためには、その家のリフォームプランとその概算費用をなるべく早くまとめて合意する必要性があって、そんなのが中古住宅を購入する難しさのひとつなのだとおもう…。
昼からのBさんは、既に八尾で中古住宅を購入されていて、そのリフォーム工事のプランと見積の依頼にお越しになって、それが、最近「まちのえんがわ」が「生野区持続可能なまちづくり活動支援事業」に認定されて、それで生野区のエエ町工場やまちのエエBARと関わりを持つことが多くなり、先日、その秘密基地SocketというBARで、服部滋樹氏(graf代表)、木村貴一氏(まちのえんがわ)、塩山 諒氏(NPO法人スマイルスタイル代表)によるトークライブというのが開催されて、そのBARの常連だったBさんが、そんなのを知った縁で相談会にお越しになった。生憎、追加ワークショップと重なった私は、充分な対応が出来なかったのが、少々の心残りだった。
それにしても「縁」な週だったなぁ…。
投稿者 木村貴一 : 2015年08月23日 23:57 « 「流しソーメン」と「ソトメシ」 | メイン | 夏雨 »