2012年03月18日
フェースブックな誕生日
3月14日はホワイトデーで、それがいつから始まったのか知らないが、1959年3月14日に「私」が生まれた時には、なかったはずで、この日が誕生日の「私」にとっては、エエ迷惑といえばエエ迷惑で、つまり、チョコレートか何かをお返しするという習わしなのだと云う。誰が云っているのだ。そんな殺生な。と大きな声を出したい気もするが、まぁ、そこは、少し気弱なので、このブログの力に頼る「私」。
ほんのちょっとだけホワイトデーの日程を決めた人に憤りがあり、オトコの意地のようなものを、時には少しだけかざしてみたい気持ちもあって、まぁ、例え、義理チョコであっても、嬉しいわけだけれど、今まで、ホワイトデーにお返しを買った事はなく、誕生日のプレゼントをもらう代わりに相殺やね。と言い続けている。
そういえば、歳がとるに伴って、ケーキの大きさが、どんどん小さくなり、勿論、家族と食べるだけなので、こちらも小さくてエエよ。というわけで、今年は、「五感」のケーキらしい。それにしても、ろうそくの数だけはどんどん増えてくる状況で、ケーキの大きさと比して、アンバランスな事。今年など、ケーキの形態からしても、させる場所を探さなくてはならない状況で、今後ますます厳しい状況になるのだろう。果たして、100本なんて日がくるのかどうか・・・・。
ところが、その誕生日に異変が起こった。フェースブックの「友達」から、誕生日おめでとうのメッセージが30数件届く。ここ何十年も、ほとんど家族か、両親からしか、誕生日を祝うメッセージをもらったことがなく、もちろん、それが至極普通の事であり、誰か他に祝ってもらいたいという気持ちもなく、そんな訳で、フェースブック上で表示される、本日は○○さんのお誕生日です。というメッセージを見てもお誕生日のメッセージを送ったことがなかった。
にもかかわらず、面識のある数人の方々からメッセージをもらうと、それはそれで、やっぱり嬉しいわけで、「私」の心理なんてというのはいたって単純なのだ。その日は、お昼からの予定がキャンセルになったこともあって、お礼を書いているだけで半日が流れていくという、今まで経験した事がない、フェースブックな誕生日だった。返信を書きながら、これからは、誕生日のメッセージを送るのもエエもんやな。そうそう、社員にもちゃんとせねば・・・と呟いていた。
投稿者 木村貴一 : 2012年03月18日 22:46 « 花粉症week | メイン | 3・10初午祭 »