2010年01月03日

家で過ごすのが楽しい。

昨年の6月にリフォームをさせて頂いた施主のKさんが、木村工務店にお見えになって、家をリフォームしてから、外に出るより、家で過ごすのが、何よりも楽しい・・・・と、語った。昨年の仕事納めの最後のお客さんでもあった。

ことのほか、年末年始は、家で過ごすのが楽しい・・・・・。家族や両親や義理の父母、兄弟姉妹や甥や姪や・・・・、皆と、新たな気分で、挨拶を交わすのが、何よりも嬉しい。それが、自分にとってのお気に入りの家であれば、なおのことだろう・・・・・。

年末の29、30、31と1、2日があっという間に通り過ぎた。もっともっと家で、ゆっくり過ごしたい。もっともっと家での時間を贅沢に浪費したい・・・。そんな気分だった。うちの休みは、今日3日と明日の4日と5日があるのだから、そのように過ごせる可能性も。

DSC00626それが、なぜか、今、信州の白馬にいて、こんなシチュエーションでブログを書いている。冬の白馬は25年以来のことだ。奥方のコーディネートで、白馬にあるSホテルで宿泊し、久しぶりに、八方でスキーをした。やっぱり、八方はタフなスキー場だな・・。

早朝に大阪を出て、たっぷりの雪道を運転し、すぐに滑走した。それと、運動不足。コブやらターンやら酸欠やらで、スキー酔い?をしてしまい、一時、顔面蒼白。レストランで数十分間、仮眠して、回復するも、息子達は一斉に「としやなぁーー」と捨て台詞を残し、私たち夫婦を置き去りにして、滑りに行ってしまった・・・・。

そうそう、息子が、「お正月、ホテルに泊まれるのぉ、嬉しい。この頃、家か、キャンプか、車か、そんなのばっか。たまには、ちゃんとしたホテルで泊まってみたいわ」と、生意気なことをぬかす。まぁ、確かに。その気持ちもわからないでもない・・・・・。

東京で学生をしている長男が、年末に家に帰ってくると、家族でゆっくり。どころではなく、久しぶりの友達が、入れ替わり出入りして、大晦日の紅白歌合戦の時間帯には、5人のむさ苦しい若者が、家で、年越しそばを食べていて、初詣に、京都や、住吉大社に行くのも、めんどくさい・・・と、弊社で大改修工事をして、初めてのお正月を迎える地元の清見原神社の初詣に、皆で、参拝してくれたことは、大変有り難い事であり。

しかしながら、、木村家では、何十年来、お正月のおとそは8時頃から始まるわけで、その時間帯に、長男は、確かに、座敷のおとその席に座っていたのだけれど、長男の部屋では徹夜麻雀をしている4人の若者が、まだ、残っていて・・・・・と。家族4人が、4人だけで、ゆっくりと、会話をしながら食事をしたのは、今日の夕食が、年末年始で初めての事だった。

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そんな訳で、お読み頂いている皆さん、新年明けましておめでとうございます。新年は、美しい雪の白馬からの発信となりましたが、木村工務店では、「ものづくりの職人さん達と、できるだけ近い位置で建築をつくる小さな工務店」として、「ものづくりの喜びをお施主さんと共有できれば」と願っております。本年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い致します。


追伸
そうそう、先ほどの、話。 確かに、時には、「家」でない「旅」の時間が楽しい・・・・。
のだけれど、「家」に帰ったときの奥方のいつもの第一声は、「やっぱり家が一番」だ。

という事で、それぞれのライフスタイを反映した、それぞれにとってのエエ家をつくれるように努力していきたい・・・・。そんな改まった気分で、このブログ上で、皆さんとお会いできることを楽しみにしております。

投稿者 木村貴一 : 2010年01月03日 22:51 « 始動 | メイン | 師走 »


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