2013年04月21日
継続のエネルギー源
4月20日土曜日は穀雨だと24節季カレンダーに書いてあって、春の雨が田畑を潤し穀物の生長を早めるらしい。まったくその暦どおりに雨が降り、その雨が今日の21日日曜日の朝まで残って、午前5時30分に目を覚ますと、雨で、ランニングが出来ないことに残念がる気持ちとともに、堂々と寝られる・・・。みたいな気持ちもあって、こういう心の「ぶつくさ」にいつも翻弄される訳で、「続ける」というコトは、この「ぶつくさ」を眺めつつ、やり過ごす「コツ」をつかむコト。なのではないのかとおもう・・・・。
また冬に戻ったのかと感じるほど寒い本日の日曜日は、ステンドグラスワークショップの日で、まちのえんがわワークショップは私の「趣味」でやってます。と公言しつつも、シャチョウの趣味に付き合わされる社員や職人さんという構図もあって、もちろん申し訳ない気持ちもあり、でも社会や会社のためになるのであれば「続けたい・・・」みたいな気持ちもあって、そんな時に前回のブログにあったような「出張ワークショップ」の依頼があると、他からも興味をもたれているという、そういう出来事が、この私の心の「ぶつくさ」と葛藤をやり過ごす役目を担ってくれる。
生野区の行政の方々が、「まちのえんがわ」に興味を持ってくれて、本日のワークショップを見学するために6人ほどでお見えになった。月1回のワークショップを一年間続けてみて、今年はどんな内容にしようかと悩んでいたら、出張ワークショップや生野区との関わりが唐突に芽生えてきて、「まちのえんがわ」という活動そのものをシエアーし、見つめ直す機会が、「まちのえんがわ」とワークショップを「続ける」エネルギーを得るために必要な要素であれば、やってみよう!なのだろう・・・・。
そうそう、本日のステンドグラスワークショップは、東成ブリキ職人製作の銅板容器に自分たちでカットしたステンドグラスを半田付けし、それに多肉植物を植えるというステンドガラス作家の田中共子さんとのコラボレーションで、それは「ものづくり」というものがもつ性質が、独立した状態から共存したがるような「癖」があって、まさしく「建築」というものづくりは、さまざまなコラボレーションによって成立するわけで、そんなこんなで今年のワークショップは、コラボレーションを目指すワークショップとなっていくのだろうか・・・。
「継続」のためのもっとも大きなエネルギー源が、お客さんとの共有体験による「笑顔」なのかもしれない。ありきたりのコトバですが、参加者の皆さん、thanks!
投稿者 木村貴一 : 2013年04月21日 23:59 « 「まちのえんがわ」の素 | メイン | 出張ワークショップ »