2007年12月09日
樹
12月だというのに、それも、9日も過ぎたのに、紅葉した葉が落ちずに、木々に葉っぱが、
しがみついているよに見える。いつもは、クリスマスのための電飾の飾り付けをする時期なのに飾り付けができない・
・・・。昨年のブログを見ると12月1日に飾り付けをしていた。
「地球温暖化」というものが、顕著になってきているのかな。と、
テレビニュースに映し出されるバリ会議の様子を見ながらおもった。
そういえば、金曜日、「樹」を見に、富田林の古川庭樹園に行った。「木」と「樹」。確かに、神宿る「木」も、「木材」 に変身する「木」も良いが、目を潤わし心を和ませる「樹」も単純にええなぁ・・・・。
うちの家の庭や弊社の手がける家の造園をしてもらっている海平造園の海平さんと連れだっての訪問だった。
ちなみに、私にとって、沖棟梁が「木」の師匠だとすれば、「樹」の師匠は海平さんだ。
イサムノグチアトリエの和泉さんを紹介してもらったのも海平さんだった。
それまで、盆栽のように刈り込まれていた庭の「樹」が、海平さんの登場によって、自然な樹形の「樹」に変身していった。 奥の葉が手前の葉っぱごしに透けて見えるように、一本ずつの枝の葉を丁寧にカットしていくのが、コツのようだ・・・。
数年ぶりで訪れた古川庭樹園で、日本列島植木植物園というものがあると知った。
日本列島植木植物園とは植木屋さんの植物園を全国的なネットでつなげていこうとする動きの事らしい。
散歩がてら、森林浴がてらに、訪れるのには最適だな・・・・。年々整備され、公園のようになってていくのだが、古川社長曰く
「あんまり、綺麗にしすぎてもアカンのやな。あくまで、植木屋さんやからな。」と、丁度、頃合いが良いらしい。確かに。
それはそうと、ここも、「まだ」、紅葉だったのだ。
今回は主に、カエデ、モミジ、ソヨゴ、トネリコ、ヤマボ ウシ、オリー ブを見る。
ものすごい数のオリーブが植えられているのには驚いた。独特の形とグリーンの色合いの葉っぱ。「流行り」でもあるらしい。
そんな事を加味してかどうか、今、新築中の家の前には、そのオリーブとソヨゴが植えられることになる・・・・。
投稿者 木村貴一 : 2007年12月09日 13:03 « 一枚 | メイン | 手加工で行こう! »
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