2008年08月03日

朝の滴

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朝、蝉が大合唱していた。ちょっと う・る・さ・い とおもえるほどだった。
クワズイモの葉に目を向けると、ちょうど、朝の滴が垂れようとしている瞬間だった。そういえば、クワズイモを置いてから暫くの間、 なぜ床が濡れあとで汚れているのか解らなかった。それが、朝になると、葉の先に水滴が溜まって滴り落ちているからなのだ・・・・。 と知ったのは最近の事。  

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P1160906 その水滴が垂れる様子を眺めていると、意外に気持ちエエ・・・・。葉も生きているのだなぁ・ ・・・とおもう。奥方も息子も挨拶代わりに霧吹きでシュッシュと葉に吹き付けて通り過ぎていく・・・・・・。

さてさて、そうそう、昨日は、リフォームのオープンハウスをしたのだけれど、わざわざ見に来ていただいた方々、どうも、 ありがとうございます。

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もともとの閉鎖的なスキップフロアーを活かして、オープンなスキップフロアーの間取りに変更したり、 シロアリに食われた柱を抜本的にやり替えたり、耐震補強をしたり、既存の古いアルミサッシュを活かしたり・・・。 住まい手の方からのさまざまな提案に刺激を受けて、設計のK本くんと現場監督のK原くんと大工のF野くんをはじめ、 職人さんの力が合わさって、リフォームが完成したとおもう・・・・。

何よりも、この中古住宅を購入しようと決断した施主のKさんご夫婦に拍手を送りたい・・・・!

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31日1日と地元の清見原神社の夏祭りだった。大阪で一番最後の夏祭りらしい・・・。会社の前をコンチキチンと「だんじり」 が通り過ぎ、ご祝儀にあわせて、その家の前で、大阪締めで締めてくれる。

これが、意外に、心地良い・・・。

何でもスピード化された時代なのか、大阪締めを省略して、挨拶だけで通り過ぎる「だんじり」もあって、 それが今の時代の様子を反映しているかぁ・・・・・。「ゆっくり」という、何か、それをもう一度評価しても・・・・・。

P1160789P1160846その清見原神社本殿の改修工事の建前がようやく、はじまった。 約半年間ほど工場で手加工を続けてようやくの事だ。

えーと、この 本殿の中にもうひとつのこけら葺きの小さな祠があって。それを引屋して、横に仮安置し、 基礎工事をしてから元の位置に引き戻した。そしてこの丸太の柱の中にそのもうひとつの祠が鎮座していて・・・つまり・・・・。

「何を言っているのか、わかれヘンワー。それどぉゆぅこと・・・!」という声がきこえてきそうだ。さんまの27時間テレビに従うと、 「醤油こと!」というのが大阪人の軽いたしなみだとおもうけれど・・・・。詳しいことはまた何時か・・・。

それで、そのレッカーの運転手が話しかけてきた。「あのぉー、前回、ブログに書いてくれて、ありがとう・・・・・」、「えー?」と、 話をよく聞くと、「レッカー」 というタイトルで書いた時の運転手さんだった。

あの時は・・・・と、その時の、エピソードを話してくれ、自己満足かもしれないけれど、自分なりの「小さな」挑戦をする喜び・・・・。 を語ってくれた。それは前回ブログ「苦楽」 と通じる内容だった。

そういう、ちょっとした苦しみに自らトライし、失敗成功にかかわらず、楽しかった出来事として、語り合う時の「笑顔」。それが、エエ。 実は、朝のクワズイモの滴を見ながら、なぜか、その笑顔とその会話を思い出した。それで、今日のブログはその話にしようとおもったのだ。

追伸

DSC00177これで、終わりにしようとおもったけれど、今日も、やっぱりメッチャ暑い!。 それで、今、 すぐ近くの「三国屋」さんで、 「アイスモナカ」と「冷やしあめ」を買ってきた。子供の頃からの木村家の夏の定番だな・・・・。


P1160864そうそう、現場打ち合わせに行くと、スイカを出して頂いた。パカンと割ると、 見事な黄色だった・・・。そして、ほんと、喉が潤った・・・・。感謝。


 

投稿者 木村貴一 : 2008年08月03日 15:20 « これでいいのだ | メイン | 苦楽 »


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