2014年08月31日
流しソーメンと「カウンター」とNYの休日3
会社近くに住む、とんちゃんが、夏の終わりを惜しむ子供たちとオトナたちのために、流しソーメンをしようよと言い出して3年目になる。今年はもう少し建築的な設えをきっちりとした「流しソーメン」とするべく、竹をコの字型に組んで、皆で流しソーメンを囲みながら食べられるようにした。それに、まちのえんがわワークショップの時と同じようにカウンターとテーブルを設えて、世代を超えたコミュニケーションの場を願ってみた・・・。夜はスナック微笑みがえしと称して浴衣姿のチーママが並ぶカウンターバーをセッティングし、ちょっとだけオトナの妖しいコミュニケーションを楽しんだりして、とっても楽しい一日を過ごした。いや、何よりも、「子供達の歓声」に癒された一日だった・・・。
そうそう、「NYの休日」でのコト。最終日はブルックリン地区で過ごすことになって、その日の午前9時30分発の飛行機に乗る予定だったが、きっと、まだまだNYを楽しんでいたかったのだろう、深夜の1時を既にまわっていたが、オーソドックスなバーの「カウンター」でお酒を飲んでいると、隣に座っていたプエルトリコ出身の3人組の男性が話かけてきて、今朝おまえは日本に帰るのか・・・なんて調子で話がはずんだのだとおもう。私は英語がほとんど出来ないが、同行してくれていた、JAZZ歌手のコガマリさんの英語力と通訳のおかげで、きっと話がはずんだのだ。今日は、俺のおごりで酒を飲め!なんていう勢いで何杯かおごってもらい、ラテンダンスを教えてあげる!と言われて、手に手を取って教えてもらいながら一緒にダンスをし、アメリカの野球選手がよくやるような、拳と拳を付き合わせてイェーと挨拶をかわす儀式を何度も何度も繰り返しながらハグをし、プエルトリコに遊びに来い!日本に遊びに行く!とかなんとか言いあいながら、ちょっとした馬鹿笑いとハグを繰り返して、とっても印象的なNY最後の夜となった。いや、きっと、あの夜は、「インターナショナル」とか「グローバル」っていう気分に癒されたのだなぁ・・・。
今日、流しソーメン&スナック微笑み返しをこんな「カウンター」を設えて、やってみると、子供たちとも「カウンター」越しの微妙なコミュニケーションがあるわけで、NY最後の夜の「カウンター」での出来事も思い出しつつ、それにしても建築的設えとしての「カウンター」は、さまざまなコミュニケーションがまきおこる不思議な「装置」だなぁとあらためておもう・・・。いったい誰が最初に「設計」したのかね・・・。
追伸
NY最後の夜はホテルに帰ったのが深夜3時を回っていて、2時間ちょっとだけ寝て、ホテルをチェックアウトし、ケネディー空港に向かったのだけれど、本日も、お昼から流しソーメンをはじめて、スナック微笑みがえしが終わったのが午後11時を回っていて、10時間以上も「こんなこと」してた訳で、もはや到底ブログをしっかりと書ける「メンタリティ」ではなく、気付けば深夜1時50分で、そんなこんなで、今日はこのあたりで、とっても中途半端なブログとして終えて、明日のシゴトに備えて寝床に向かおうとおもう。
投稿者 木村貴一 : 2014年08月31日 23:59 « 住宅相談会と「グーグルマップ」とNYの休日4 | メイン | 建築と「顔写真」とNYの休日2 »