2008年02月10日
大阪に雪が積もって
土曜日の朝、打ち合わせをしていると、雪が降り始め、一時間後には雪が積もった。大阪では、珍しいことだった。
雪の中、うちの会社の前で、あっ、原付バイクのおっちゃんが転けた。その横を、 スイスイと大阪のおばちゃんが、片手に傘をさしてながら自転車で通り過ぎていく。それも、何人も通り過ぎていく。
きっと、家に帰ったら、食卓のテーブルで、「今日は、すっごい雪やって、 自転車乗ってたら、滑って、転びそうで、 ほんま怖かったわー」とかなんとか、にこやかに、しかもわりと大きな声で喋りながら、それとなく自分の運転技術を自慢しているのだろうなぁ・ ・・・。
それが、大阪のおばちゃんの雪の楽しみ方かもしれないなぁ・・・・。なんて言うことを、 今朝の朝刊の三面記事に掲載されていた、大阪の子供が、雪が降ったことに喜んで、雪遊びをしている記事を見ながら、思い起こした。
その横には、橋下知事の記事があって、「どうなっていくんやろー」と、確かに興味がわく。前知事は、女性だったけれど、 大阪のおばちゃんという感じではなかったような。やっぱり、大阪の元気は、 大阪のおばちゃんの持つバイタリティーと陽気さと何だかよく解釈できないsomethingが必要なのかも・・・・。
そんな事を書くと、突然、マイルスのサムシン・
エルスというアルバムを思い出してしまった。正確には、マイルスのアルバムではなく、
キャノンボールアダレイがリーダーで、そのもとでマイルスがトランペットを吹いている。と書かれてあった。題の意味は、
「
なんていう意味があるらしい。そういう何かが求められているのか。と、ふと考えてみた。
建築業界だって、「何か別のもの」が必要なんだろう・・・・。
そうそう、また、今朝の事を思い出す。目が覚めると、まだ、雪が残っていた。いつも見慣れている、楠の横に、 雪がこんな造形をつくっていた。いつもと違う「何か別のもの」だな。
その奇妙な造形の雪を眺めながら朝刊を見ると、こんな記事に目がとまった。
このブログでも、問題な日本語をいっぱい使っているのだろうなぁ・・・・。KY式も使っていくのだろうなぁ・・・・。
子供の教育問題も確かに気になるよな・・・。職業的に言えば、子供部屋はどこに造れば・・・・。どれぐらいの広さが・・・・。 子供はどこで、勉強をするのが・・・。友達との家遊びは・・・。 何て、考えることそれなりにあるよなぁ・・・・。
昨年、 訪れた屋久島で、シカ食害か。環境問題なぁ・・・・・。
森ビルの森社長さんの記事があって、「だからこそ、世界の知や文化、情報、技術の交流拠点になり、協働や新結合を触発する空間・機会・ 仕組みを提供する都市が必要なのです。」と。
「六本木ヒルズでは・・・・たくさんの挑戦をしました。ここで行った新結合の意味を正確に理解している方は少ないでしょうが・・・・。 」と。
「世界は挑戦者を待っています。世界はオープンマインドです。日本独自の視点・視座と国際的視野をもって、 共に大きな世界にチャレンジしましょう。」と。
たまに、雪が降ると、雪が静かにものごとを考えさせるのだな。
投稿者 木村貴一 : 2008年02月10日 14:34 « 今、ふたたびの 古典 | メイン | 便所 »