2008年12月21日

クリスマスを迎える準備

お正月を迎えるための準備というものがあるように、クリスマスを迎えるための準備というのもあるのだろう・・・・。うちの家でも・・・ ・・。

玄関の扉には、しめ縄ではなく、リースを飾る。毎年、関東の友人が、遊びがてら、届けに来てくれる。made in 丹沢のリースなのだ。
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鏡餅ではなく、クリスマスツリーも飾る。
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巷ではあちらこちらにクリスマスイルミネーションが花盛り・・・・。
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うちの会社も、玄関前のエゴの木の葉っぱが、二日ほど前にようやく散り、社員総出でクリスマスの飾り付けをする。 巷の派手な飾り付けに比べれば、凄く、地味。

そうそう、正確には、その日、皆で、飾り付けをしたらしい・・・・。というのは、その日、「矢田朝士JIA新人賞受賞を祝う会」 というのがあり、それは、以前にも施工をし、今度、工事予定中の設計者、矢田さんが建築の新人賞を受賞し、それを祝う会が、 綿業会館であって、飾り付けには参加出来なかった。
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ところで挨拶をする矢田さんのこの写真の背景で、石のように見えている壁。何気なく、手で壁をトントンとたたくと、 ポコポコという音が返ってきた。石じゃぁないのだ。実は、ボードに塗装してあって、石に見せかけてある、疑石なのだ・・・。えっ、 あの重要文化財の建物が・・・・。そうだったのぉ・・・・と。

まぁ、そんな事に驚きながら、その後の2次会に参加する。江川さんや竹原さんという関西の建築界の重鎮の間にはさまれて、 楽しく歓談してすごす。「旅」の楽しいエピソードがいろいろあって、良かったなぁ・・・・。

そのクリスマスを迎えるための準備で、ここ2、3年、新たに加わった私の行事が、 施工した森小路教会のクリスマス礼拝に参加するという事。

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確かに、この時は、賛美歌というのが、厳かに聞こえる・・・・・。賛美歌112が、「も~ろびと~よ、こ~ぞ~りて・・・・・」で、 「しゅわきませり~~」が「主わ来ませり」で、その瞬間、ウルトラマンの 「シュワッ」と言って、十字に手をかけながら、スペシウム光線を発するというイメージが、 ほんの一瞬だけよぎり(私は昭和30年代生まれなのだ)、誠に不謹慎なその脳を間髪を入れずに追い払い、厳かに戻る。

賛美歌109番か110番かの番号がよく解らないけれど、それが、「き~よし、こ~のよ~る、ほ~しは~~ひ~かり・・・・」で、 先ほどと、この二つが、私も、よく耳にし、口ずさめる曲で、会堂内に、心地良い歌声が、響きわたる・・・・。 そうこうしているうちに時間がすぎ、そして、キリスト教の信者でもない私をいつも心地良く迎え入れてくれる、 黒米牧師さんと森小路教会の教会員の皆さんに感謝を述べる機会か会って、それが、私には何よりも嬉しい事だった。

そうそう、うちの会社の直ぐ近くにも韓国系のキリスト教会があって、教会員の方が、早朝から、 うちの会社のエゴの木から道路に落ちた葉っぱを掃除してくれている。その御陰で、今年のイルミネーションが出来たのだなぁ。と、 陰の力を思い出す。その事をうちの社員も知って欲しい・・・・。感謝。

うちの会社は住宅をメインに仕事をしているけれど、地元の清見原神社の施工やキリスト教会の施工など、 そこの神社や教会を支える多くの人たちからも、間接的に支えられているのだなぁ・・・・・と、あらためて思う。そんなふうに思えたのは、 きっと、クリスマス礼拝に参加した御陰だな。

DSC04818 教会から帰ると、日曜日なのに会社では、若い大工二人が、機械いじりをしていた。何でも、 中古の自動カンナ、超仕上げ、ほぞ加工の機械3台を1万6千円で買ってきて、動かせるようにするのだとか・・・・。

10代の頃、朝、バイクで、通勤し、ウィリーをしながら交差点を駆け抜けていった青年が、 30代になった今、バイクや車いじりの代わりに、大工道具をいじりはじめた。その成長と二人の姿に新たな刺激を受ける・・・・。

え~と、クリスマスを迎えるのには、あと、何か忘れている事が・・・、そうそう、ケーキだな。今年は、どこで、ケーキを買うのだろう・ ・・。上六のなかたに亭かな。って、奥方の声が背後から聞こえてきた・・・・。

 

 

投稿者 木村貴一 : 2008年12月21日 23:28 « 縁は異なもの | メイン | 12月12日 »


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