2009年05月03日

北斎と富士とB級グルメ

つまり、ゴールデンウィークがはじまり、さしたる行くあてもなく、経済的な問題が云々されている、この時期、 当然ながらバブリーな旅行を望むべくもない。かといって、どこにも行かないのもストレスが知らず知らずに貯まり、それが、 突然の夫婦げんかに発展するのもつらい・・・・。

夫婦そろって、大阪生まれの大阪育ちのため、田舎がない。なんだかんだ、理由をこじつけて、旅行をするわけなのだ。 あの有名旅館に泊まりたい!!・・・とか。子供が喜びそうなので、遊園地やアウトドアーへ・・・とか。その他いろいろ・・・・。

ところが、偶然のような、必然のような、その「こじつけ」を見つけ出せれば幸いなのだが、「ネタ」がないときも、しょっちゅうあって、 そんな訳で、このゴールデンウィークも最初は「ネタ」がなかった・・・・。

一週間ほど前、どうしようかと悩んだ。まず、お金をあまりかけたくない・・・。あの「1000円高速道路」の誘惑もちょっと魅力的・・ ・・。そんな事を考えながら机の上に目をやると、コトバノイエのKさんから贈ってもらった「葛飾北斎」の本が、読みさしで、 置いてあった。

それを眺めているうちに突然思った。そうそう、富嶽36景が描かれているその場所へ行って、富士山に見守られてみよう・・・・と。 おもうに、北斎の描く富士山は、「見る富士山」というより、様々な人々を「見守る富士山」のように見えるのだ。

そんな訳で、今、大井川の河原で、このブログを書いている。取り敢えず、愛知県と静岡県で、 描かれている富嶽36景の場所に立ち寄りながら、富士山の麓を目指そうとおもう。

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↑名古屋
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↑豊橋・吉田宿
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↑日坂宿
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↑金谷宿

だいたい、今日は、こんな感じで、大井川まで到着した。ところで、今のところ、全く、富士山の姿形を拝めていないのだ・・・・。

そうそう、静岡県はB級グルメの県だそうだ。浜松は鰻だと思っていたのに「ぎょうざ」が凄いらしい・・・。富士宮のやきそばとか・・・・。 それで、お昼は浜松で「ぎょうざ」を食す。朝は、豊橋で、かまぼこのやまさの本店で、かまぼこを買って、食べた・・・・・。・・・・・。

そんな訳で、木村工務店では3日から6日まで、ゴールデンウィーク休暇です。お問い合わせ等の返信は7日以降となりますので、 ご理解のほど宜しくお願いします。私のゴールデンウィークは、北斎と富士山とB級グルメの旅で過ごそうとおもう。

それでは、皆さん、よいゴールデンウィークを!

 

 

投稿者 木村貴一 : 2009年05月03日 20:24 « 再起動(北斎と富士とB級グルメその2) | メイン | 音なき声 »


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