2013年07月14日
汗を流しながら・・・
夏だなぁ・・・。
丹波篠山まで、リフォームの現地調査があって、月曜日、設計のタナカくんとカワモトくんに同行する。予定よりも随分と早く着いたので、打ち合わせの時間まで30分ほどあり、それで、篠山城跡を見学することにした。城壁に取り囲まれた石畳を歩くだけで汗が噴き出してくるとっても暑い真夏日。天主台跡まで登って、街並みを眺めると、切り妻の赤い屋根が何棟か連続する小学校があって、土の運動場があり、青いプールがあり、青い空があり、白い雲があり、小高い山々の緑があった。
わざわざ、丹波篠山から大阪生野区小路までお越しになった、依頼者の方との打ち合わせのなかで、お城の中にあるこの小学校に子供達を通わせたかったので・・・。というような、ちょっとした会話があって、それが、とっても印象深く残っていた。きっと、どんな小学校なのだろうかという興味が、照りつける太陽で、汗をかいても、歩いて、見てみたいという気持ちにさせたのだとおもう。確かあのとき、今すぐにでも、あの青いプールに飛び込んで、クロールで泳ぎたいなぁ・・・と、心の中で呟いていたのをこの写真をみて思い出した。
左の鎖骨は順調に回復しているのだけれど、腕を上げてクロールが出来るのかどうか、心配で、ま、そんなのどうでも良い事なのかもしれないが、小学校の頃から水泳が大好きで、プール開放には欠かさず参加し、ある時、放課後、先生から、水泳の盛んな小学校へ行って、特別練習をしないかと誘われて、確か、親父の車に乗っけられて、連れていかれた記憶があって、そんなこんなで、特にクロールが好きで、畳の上で、うつ伏せにになって、腕のかく練習をして楽しんだものだった。そんな記憶が、赤と青と白と緑の配色と共に、猛烈なスピードで回転しながら記憶の中の映像が流れて、それで、猛暑の天主台の上で、じわっと汗を流しながら、左腕だけ、リハビリのように、クロールの形をしてみたのだった・・・・。そうそう、確かに、こんな小学校で勉強やプールが出来るのは羨ましい・・・。
「まちのえんがわ」を生野区に作ろう!という実験のような試みが、本格化してきて、その事に関わるメンバーが集まる、顔合わせのようなものが、水曜日、「まちのえんがわ」で催されて、生野区長などもお見えになって、それぞれが、縁側に集まって、自己紹介をする、妙な絵面の一場面もあって、その後は、通称、木村家本舗ビアガーデンで、懇親を深める。
小さなものづくりの企業が持つ「縁側」を「まちのえんがわ」と名付けて、まちと繋がる事が、それぞれの、ものづくりの会社にとっての、素朴なプロモーションとなり得るのだろうか・・・。また、そんな「まちのえんがわ」が、まちの活性化にもつながるのだろうか・・・・。そんな実験をしてみようという集まりでもあって、汗を流しながら、生ビールを飲みつつ、あれやこれやと、夜遅くまで談義が続いた。
明日は海の記念日でもあって、きっと暑いのだろうナァ・・・。汗が流れるのだろうなぁ・・・。木村工務店は連休を頂戴しますが、「まちのえんがわ」では暑さにも負けず二日間営業を致しますので、遊びにお立ち寄り下さい。「私」の、この海の記念日の連休の報告は、また次週にでもするとして、皆さん、暑そうですが、素敵な連休を!
投稿者 木村貴一 : 2013年07月14日 00:33 « ある種のエネルギーが「私」の中のある場所に補給されたのか。 | メイン | サンデーモーニングライド »