2013年05月12日

結婚記念日

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本日は、日曜日で、母の日で、それが偶然、結婚記念日と重なって、そういえば、25年目の結婚記念日も特別に祝ったわけでもなく、それが、ある日の新聞にフェスティバルホールの開業記念公演の広告があって、それには、5月12日がキースジャレットのコンサートだと告知されてあった。それを見た奥方が、行くぅ?と聞く。フェスティバルホールに行けるのなら、行く。と応える。それにしても、うちの奥方がキースジャレットを聴いた姿を一度も見たことないのだが、「私」がかける音楽をそれとなく聴いていたのだろうか・・・・。

住宅相談会の日でもあって、朝、自転車に乗ると、転倒して、肩を打つというアクシデントもあって、その話はまたいつかするとして、住宅相談会は、毎回いろいろな方々がお見えになって、お話を聞きながらコミュニケーションするのは楽しい・・・。

一組目の方は、東成で木造3階建てを新築したお宅の娘さんが結婚をして、ご主人の実家の神戸に住むことになって、その家を建て替えるにあたって、娘さんから、ご主人 は木村工務店の事を全く知らないので、ハウスメーカーとの競合になるのだけれど、是非。ということで、本日はたたき台を提出する日だった。こういう繋がりは工務店をやっていて嬉しい出来事。

二組目は、西宮から奥様おひとりでお見えになって、どうも家の床が傾いているのでどうしたら良いのかというリフォームの相談だった。工務店とか建築会社がどんなふうに仕事を進めていくのか、職人さんはどんな人たちがいて、へんな職人さんがくるのはどうも・・・なんていう様々な質問があって、そういえば最近、ホームページに「木村工務店ものづくりの仲間たち」というコーナーを製作していて、まだまだ完成形じゃないのだけれど、それをお見せしたりする。

三組目は、ホームページを見ての新築工事のご依頼で、それが、検索で、とある大手工務店の名前を入力し間違えて木村工務店と入力し、えっ、こんな近くに、こんな工務店があったのね・・・と初めてt知って、興味を持たれてのご依頼。「間違い」が、とっても偶発的な縁を導くわけで、縁というのは、摩訶不思議なものだとおもう・・・・。

「まちのえんがわ」では、以前うちの住宅相談会に来られた方で、建築家の林敬一さんに興味があって・・・、なんて言う話だったので、ご紹介し、ファイナンシャルプランニングなどもお手伝いしながら、計画の話が進んでいるらしい。なにやら縁側のテーブルに並んで腰掛けながらコミュニケーションしている写真を見ると、これはこれで、面白い雰囲気・・・。

それで、相談会が終わったあとにフェスティバルホールへ向かう。赤い絨毯が敷き詰めてあり、ホールまでの上がったり曲がったりするアプローチに「道空間的」な意外性があって、ワクワク感が募ってなかなか楽しい。最初の写真はホール前のホワィエで、スタンディングバー になっていてお酒も飲める。音響の良し悪しを云々するほど、コンサートを聴いていないので、なんとも言えないが、個人的には、音がよく響くより、演奏者の楽器の、その場所に、その音が存在しているように聞こえる音響が好きで、フェスティバルホールはそんな感じ。

コンサートが始まると、奥方が、ところで、キースジャレットって、ピアニストやったっけ。なんて聞いてきて、やっぱり、はっきりと知らなかったのだ・・・。それにしても演奏は良かったのだけれど、午前午後の疲れがあってか、前半はコクリコクリと少し寝てしまう始末。まぁそれだけ心地良い響きだったのか・・・。そうそう、演奏が終わるか終わらないかで拍手をするひとたちが沢山いて、この手の演奏は、もっと「余韻」を楽しんでから拍手をしてもエエのでは・・・とおもったりした。

まぁ、そんなこんなで、日曜日で自転車で住宅相談会で母の日で結婚記念日でフェスティバルホールでキースジャレットで。という何か妙に印象に残る日曜日だった・・・。

投稿者 木村貴一 : 2013年05月12日 23:59 « 記憶のない記憶 | メイン | 「街道をゆく」 »


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