光と化粧梁
猛暑日の現場。
↑ 大阪市天王寺区・N邸リフォーム工事の現場に行くと、壁と天井が杉板貼りで、畳の床の、小さな和室があって、仏間でもあり、読書室でもある、不思議な部屋ができていて、窓の光が、杉板を怪しく照らすのが、エエ感じ。引き渡し後に、この部屋を通じて、どんなライフススタイルが、日々繰り広げられるのか、とっても楽しみ。
↑ (福西設計)交野・S邸新築工事の現場に行くと、化粧梁と、白い壁に、あちらこちらからの光が乱舞する、不思議なダイニングの吹き抜けが出来ていて、完成後には、食事をしながら、変化に富んだ、さまざまな光を眺める、どんな空間になるのか、すぐにでも眺めてみたい気分になった。
↑ 四條畷市・T邸リフォーム工事は、茅葺き屋根の民家のリフォーム工事で、古材の化粧梁が、伸びやかに、空間を横断していて、完成後は、どんな木組みが表現されるのかが楽しみ。
↑ 現場に行くと、丁度、ノブヤマ大工が、休憩中だった。玄関の吹き抜けに、断熱材をたっぷり入れて、熱気が少なくなって、気持ちよさそう! ゴメンゴメン、邪魔して!
アキラ100%のように
リフォーム工事中の現場に行くと、新人の現場監督ヤマモトくんが、トラックの補助席に座って、顔だけをこちらに向けて挨拶をしてくれた。なんとなく、様子がおかしい.....。
近づいてみると、ズボンをはかずに座っていた。まるで、アキラ100%みたい!
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なんでも、土間のはつり工事をしていた時に、給水管が埋まっていて、破裂し、側で見守っていたヤマモトくんが、その吹き出した水で、全身が、ずぶ濡れになったらしい。それで、一緒に作業を監督していた、現場監督のトクモトくんが、今、車で、下着とズボンを買いに走っているところだという。
幸い、水道屋さんの協伸工業の職人さんが作業中だったので、只今、復旧工事の真っ最中でした。
加工場らしい加工場と「納まり」
ワークショップばかりやっているようなイメージになりつつある加工場ですが、今、ベッショ大工が、檜の枠材を製材加工中で、加工場に、檜の香りが充満し、檜の香りが、なんとなく、ひとの気分を幸せにさせてくれます。
その檜の枠材を使う、生野区小路東・K家リフォーム工事の現場では、ベッショ大工が、製材加工した檜の枠材を、さらにワダ大工とタバタ大工が、手加工で、ほぞ穴を開けたり、いろいろ加工しながら、「納める」真っ最中です。いつもいつも、建築の世界では、「枠回り」の「納まり」に、悩まされるものですね。
屋根と壁は、タニタ製のガルバニュウム鋼板一文字葺を、山口板金の職人さん達が施工中で、勾配の違う、「寄せ」や、「折れ」や、「棟」や、「壁」や、あれやこれやを、どうやって「納める」か、コミュニケーション繰り返し、悩みながら、施工の真っ最中です。
手伝い・大工・左官・板金・設計
↑ 大阪市天王寺区・N邸リフォーム工事の現場に行くと、手伝い職のマツモトさんと、ドウニシさんが、リーダーとなって、解体作業中で、この「手伝い」という職人さんが、木村工務店に古くから存在しているのが、ひとつの特徴で、リフォームの時は、解体工事や基礎工事などもし、新築では、さまざまな雑仕事を万能的に施工する職人さんで、時には、ワークショップの設営も手伝ってくれて、ほんとうに有り難い職人さんたち。
↑ 四條畷市・T邸リフォーム工事の現場で解体作業をする手伝い職のタナカさんとアサダさん。
↑ (福西設計)交野・S邸新築工事の現場では、若手大工のヒラボシ大工とモリ大工が仲良く作業中で、ヒラボシ大工は、ベッショ棟梁から、この現場を任されて、リーダーシップを発揮しながら頑張っている姿が、フレッシュな大工として、とってもエエ感じ。
↑(石川友博建築設計事務所)石切・K邸新築工事では、フミノ大工が、最後の追い込み作業中で、粘り強く、根気強く、頑張る姿が、オトナな大工として、好印象。
↑ 同じ現場の外部では、山本左官の職人さんが、5名ほどで下塗り作業中で、勢いがあって、現場の躍動感がひしひし。
↑生野区小路東・K家リフォーム工事では、屋根の板金一文字葺の寄せ棟を、どんなディテールで納めるかを、あーだこーだ。「ローセキ」で、屋根下地の上に、描いて、検討する作業は、現場での、ものづくり的打ち合わせの醍醐味。
↑ ご近所で、小路東N邸リフォーム工事のお風呂と洗面所と便所のリフォーム工事の社内検査。設計担当のタナカくんと、なんでもないことをあれやこれや。こういうフィードバックの繰り返しが大切なのかも。
↑交野市・S邸リフォーム工事でのお引き渡しで、設計担当のササオさんと、完成したキッチン背面収納を眺めながら、笑顔でフィードバック。
「ものづくり的家づくり」でありたいとおもう木村工務店。
桜と板金職人
生野区小路東・K家リフォーム工事では、山口板金の職人さんが、外壁と屋根のタニタ製ガルバニュウム鋼板一文字葺の作業中で、桜が満開!
なぜ、桜は、気分を高揚させてくれるのでしょうかね.....。
職人さんも、なんとなく、うきうきしながら作業をしているように見える、どんよりした曇り空に、咲く、ピンクの桜。それにしても、今年の桜の開花は、今まで一番遅いのでは.....。
3月は去る。
3月に入って、引き渡し前の社内チェックが重なって、バタバタ。
↑ 四条畷市T邸新築工事では、設計部長のタナカと設計のタカノリと現場監督のタツタが、アーダコーダ。
↑ 京都Y邸リフォーム工事での社内チェックでは、工事部長のトミマスと、設計のタカノリが、アレヤコレヤとディテールの談義。
↑ 八尾市・M邸リフォーム工事でのお引き渡し前の社内チェック中の設計のササオと現場監督のナンバ。その下は、お引き渡しの時の取扱説明書の説明の様子。
↑ 山路哲生建築設計事務所設計による箕面N邸新築工事では、お引き渡し前のバタバタした状態から、なんとか、お引き渡しが出来る静寂な状態に。
↑ 石川友博設計事務所による西宮・K邸新築工事では、弊社の設計部も参加して、社内チェックでワイワイ。
↑ 堺の鰻やさんの改装工事では、3月20日オープンまで、あともう一歩です。
3月に入って、あっというまに2週間が「去る」。
とにもかくにも、現場監督の皆さん、ほんと、ゴクロウサマ!
by シャチョウ
コーヒータイム
四條畷市・T邸新築工事の現場チェックに行くと、
丁度、午後3時。
大工のダイちゃんが、
ベッショ棟梁やタツタ現場監督に、
コーヒーを入れている真っ最中でした。
で、気を利かして、真っ先に、私に、どうぞ!って。
優しいねぇ...。気が利くねぇ....。
窓際の面台の上に差し込まれていた合板の上にコーヒーを置いて、
現場の木組みを眺めながら
皆と一緒に、珈琲を頂きました。
酉年最初の現場での「コーヒータイム」。
現場の皆さんご苦労さま、ありがとう。
by シャチョウ
現場チェックと遅い紅葉
加工場では、四條畷市・T邸新築工事の手加工をしていて、ベッショ大工が加工する音がトントンと響き、それが、なんとなく幸せな音の響きに聞こえるのが、不思議と言えば不思議。
山路哲生建築設計事務所設計による箕面N邸新築工事の現場チェックに行くと、とっても複雑な形状で、設計者もタイヘンだが、手前味噌ながら、手加工したオキ大工と現場監督のトクモトも頑張ってるなぁ...なんて。
阿倍野区・H邸新築工事の現場チェックに行くと、最後の追い込みで、塗装屋さんが施工中だった。
川西・M邸リフォーム工事の社内検査に行くと洗い屋さんが最後のクリーニング中で、2階の窓からは建売住宅と田圃と遅い紅葉が織りなす景色が独特な美しさ。それにしても今年の秋は、とっても中途半端な紅葉だった気がする...。
by シャチョウ
11月の加工場
11月の加工場はワークショップと手加工が重なって...。
↑ タイルワークショップと関西大学の建築学科出身の3人組
↑ フクロウワークショップと3匹のフクロウちゃん
↑ 石川さん設計による石切・K邸新築工事の手加工中のワダ大工とモリ大工
↑ その石切・K邸の現場チェックに行くと、住宅安心保証による鉄筋の検査中でした。石切から大阪平野の夕焼けが美しい日でもありました。
↑ そうそう、今日の加工場の事務所では、MK電気の3人組が和やかに休憩中でした。
by シャチョウ
現地調査での光景。
時々、現地調査に同行すると、想定外の光景に出くわす...。
↑ 焙煎所に利用している部屋を住居にリフォームしようという計画。現地調査で一番大切で面倒くさい作業が現況寸法をあたり図面化する作業。
↑ 焙煎所とその廻にある小物にライフスタイルがあって、カッコエエなぁ...と。
↑ 8ミリが趣味らしく、こんな光景に出くわす。
↑ 2階に上がると卓球台があってビックリした。本棚にエエ雑誌が...。
↑ シュールなポスターが貼ってある和式の便所があって、たまにこんなところで用を足してみたい気分になった。
by シャチョウ
現場であれやこれやの出来事。
↑ 現場に行くと丁度午後3時で、山口板金の職人さんたちが、車で休憩していて、なんともいえないエエ感じ。
↑ 設計事務所の依頼で、現場説明会に行くと、凄い斜面で、地面に図面を広げて、設計士と見積担当のトミマスくんとがミーティング。
↑ 鉄骨造の上棟式の準備中の出来事。テーブルが汚れているので、ウエスで綺麗に拭いておいて!と現場監督のNくんに指示すると...、生憎、いま、ウエスがなくて、Tシャツで拭きます!っと言って、サッっとポロシャツ脱いで、Tシャツも脱いで、そのTシャツで颯爽とテーブルを拭くという、後ろ姿のたくましさ。
↑ リフォームの現地調査に行くと、ハイサイドの窓が、暑くて暑くて灼熱なんです。無くすか、小さな窓を付けるかなんとかならないですか...という要望。日が差し込む明るくてカッコエエ窓より、まず暑くない家というのが、いまの時代性なんだと再認識。
↑ 現場に行くと、タニオカ大工が、シャチョウ!この気密シートな、内部結露した時に室内に湿気を放出するらしいで、このブツブツがエエらしいわ...と、親切丁寧に説明してくれた。
↑ 現場に行くと、大工のセンさんが、休憩中で、にこにこしてはりました!
↑ 加工場での出来事。見習い大工2年目のモリ大工に、仕事の合間に、課題として、長岡鉄男のスワン型のバックロードホーンの製作を依頼した。ラワン合板を電鋸で、いかに同じ大きさに、真っ直ぐに切るかが課題のようなもので、これがなかなかタイヘン。もう暫くしたら、「まちのえんがわ」ワークショップで、そのスピーカをお披露目する予定...。
by シャチョウ
日々
↑ 山本左官のベテランの職人さんと若い職人さんがコンビを組んで、左官仕上げ壁の下地塗り作業をしていて、なんだかエエなぁ・・・とおもえて微笑んだ日。
↑ 引き渡しの日、現場監督のトクモトくんと設計のタナカくんが、お施主さんからお礼を頂戴し、その時の皆の笑顔に、救われたような気分になれた日。
↑ リフォーム工事中の現場で、キナミ大工が、今年は、暑すぎて、体の調子が調整できず、何日か休んでしまって、申し訳なかったです。あと残りの製作家具を頑張りますからっ!というコトバを交わしながらお互い笑顔になれた日。
↑ 2階を撤去し、平屋にする減築工事に挑戦していて、おもいのほか大変であることを経験中で、大工さんに感謝する日々。
by シャチョウ
関西間の間口1間半の長屋
間口が約 3000mm の小路東・O邸リフォーム工事のお引き渡しがあって、いわゆる2間間口といわれる建物は、柱芯芯寸法で3640mmで、同じ2間でも関西間といわれる古い長屋は、柱芯芯寸法で3940mmほどあって、約30cmほど広い。関東間の1間半=2730mmで、関西間の1間半は2955mmになり、この住宅は関西間の1間半の長屋で、約20cm広い間口に収納の余裕が生まれて、中央にオープンキッチンとテーブルを持つリフォームになった。
もともとは、明治時代に、1間=6尺で、1尺=10/33m=0.3030・・・メートルと定義されたそうで、通常は1間=6尺=303mm×6=1818≒1820mmとするので、間口2間の家は2×1820=3640mmという寸法を使う。910モジュールと云われている。
織田信長は1間を6尺5寸、豊臣秀吉の太閤検地で1間を6尺3寸としたらしく、6尺3寸の畳の大きさが入る部屋を通常関西間と称していて、柱が120角の間口2間の家の柱芯芯寸法は、畳の6尺3寸=1909mm×2枚=3818mmの畳が入る柱間が必要となるので、柱の120mmをプラスして、3818mm+120mm=3938mm≒3940mmが柱芯芯の寸法となり、柱が120角なら3940÷4=985モジュールで、柱が105角なら3818+105=3923mmになり、それを4で割って980モジュールとなる。
そんなこんなで、関西間の住宅モジュールで造った方が、ちょっと余裕があるヒューマンスケールな住宅になるのだなぁ・・・と実感した間口1間半の長屋のお引き渡しでした。
by シャチョウ
現場のお昼
会社から電動ママチャリで、コーリアンタウンを超えて、弥生神社の横のイトチハさんのところで打ち合わせをして、その帰り道に、新今里・SI邸リフォーム工事の現場に立寄ると、お昼12時過ぎで、ササキ組の大工さんたちは食事が終わって休憩中だった。
こんな時間にシャチョウ!何しに来はったん!という声なき声に少々恐縮しながら、「ご苦労さま、調子どう!」とササキ棟梁に聞くと、「兎に角、暑いですわ!、考えるのん厭になりますわ!昼から足し算出来ませんわ!」って云う。
大工という職種の凄さは、他の職人さん以上に、頭で足し算や引き算や数字を扱って記憶しながら体を動かしているところにありそうで、それに比べて左官職人さんは大工さん以上により感覚的なところが凄いのだろうし...なんて考えた。
↑ 中空を見上げて寛ぐササキ棟梁。オーラありますわ。
↑ 左はハニカムところがまだまだカワイイ、フクダ大工。右は個室で断熱材敷いて堂々と寛ぐタバタ大工。風格が出てきましたなぁ...。路地横に、今回のリフォーム工事で、わざわざ壁を空けて新設した窓から風が通り抜けて、気持ちエエです....って大工さんたちが云う。
そこから自転車で、清見原神社の前を通ったので、ついでに、お賽銭入れて、二礼二拍手一礼で参拝して、そのまま自転車で小路東・Y邸リフォーム工事の現場に立ち寄った。
↑ クロスの職人さんが、糊付け機をテーブルにして、弁当を食べてる姿がエエ感じ。「あっ、スンマセン」って言いながら、職人さんが弁当をよけようとしたので、「そんなん、気ぃ使わんと、そのまま食べてやぁ」っていうと、なんとなくお互いが「笑顔」。
by シャチョウ
壁画
奈良県の法隆寺にある南野レディースクリニックという産婦人科の出産を専門にしている医院があり、出産のためのセミナールームの改装工事中で、壁をどうしようかと相談していたら、毎年ワークショップでお世話になっている絵本作家の谷口智則さんに絵を描いてもらおう!というコトになりました。
↑ ほぼ完成のセミナールーム
その壁画製作中の谷口さんのフェースブックには....
↑ 今日は奈良の法隆寺近くのレディースクリニックの壁画制作☆
朝から始めてやっとここまで。
↑ 奈良の斑鳩にあるなんのレディースクリニックさんの壁画完成しましたー☆
ここで産まれた子はきっと優しい子に育つはず!
ちなみに谷口さんのお宅にはこんなオブジェが!
by シャチョウ
現場あれこれ。
c値が0.3でました!と大工が喜んでいた堺市・F邸新築工事の現場に行くと、壁の珪藻土の工事中で、それは2週間前の現場。
芦屋のT邸リフォーム工事では、山本左官の若い職人さんが、既存のわた壁の表面を「こそげ」て、下地を調整していたのも2週間前の現場のコトだった。
堺で外壁の塗り替え工事をしていて、足場から仕上がり具合を点検しましたのも2週間前のコト。
目神山・N邸新築工事に行くとタニオカ大工が一生懸命だった2週間前の現場。
石川さん設計の西宮・K邸新築工事の現場に行くと、大きな石が出てきて、現場はタイヘンで、それもやはり2週間前出来事。
建築設計室Morizo-設計による宝塚市・M邸改装工事のお引き渡しがあり、随所に、お施主さんがチョイスしたタイルが貼ってあって、やっぱりタイルはエエですな...。
新今里・SI邸リフォーム工事の2週間前と今日の現場で、構造補強工事が進行中。ササキ大工とフクダ大工が、長屋の中に、構造補強用の新たな土台に柱を建てる刻みの準備中だった。
生野区小路東Y邸リフォーム工事もタバタ大工を中心にワダ大工とモリ大工の3人の大工さんが構造補強の真っ最中。
生野区小路東・O邸のリフォーム工事では構造補強が終わり、ノブヤマ大工が、ちょっとほっとした様子だった。
げんばあれこれ....。
byシャチョウ
現場で働く職人さんの姿はカッコエエですわ。
豊中・Y邸新築工事の現場に行くと、基礎工事が終わり建て方の足場をするまでの間に、協伸工業の職人さんのデグチくんが、水道の配管工事をしていて、「久しぶりに来年はスキーバス用意して、皆で一緒にスキーに行こかぁ!」なんていう会話をしながら、きっちりとした丁寧な工事と作業後の片付けと掃除を念入りに頼みました。
建築設計室Morizo-設計による宝塚市・M邸改装工事の現場に行くと、タイル屋さんのアルディートのマルイシさんがキッチンのタイルを施工中で、なんでも、甲子園の出場経験があり、リトルリーグのコーチをしているらしく、そんな話をしながら、タイルのきっちりとした施工をお願いしました。
川西市I邸のリフォーム現場に行くと、解体工事の真っ最中で、こういう光景、なんとなく好きです。職人のアサヤンによろしくね!と頼みながら現場をあとにしました。
その日、ちょうど、川西にあるコトバノイエがオープン日で、お風呂のメンテナンス工事があるので、その視察も兼ねて、遊びに立ち寄りました。
お風呂好きのカトウさんのお風呂は、
使いこなされた雰囲気がとってもエエ感じ。
守口市・H邸リフォーム工事の現場に行くと、大工工事の追い込みの真っ最中で、1階では、フミノ大工とワダ大工と見習いのモリ大工がひしめき合うように仕事をしていました。
3階では、フクダ大工が養生をはずしていました。
若い大工が成長していく姿が嬉しく感じました...。
平野区のT邸リフォーム工事の現場に行くと、木製の窓から神秘的な光が差し込むなかで、ササキ大工が黙々と仕事をしていて、その立ち居振る舞いがカッコエエし、美しいなぁ...とおもった「いまとここの瞬間」でした。
by シャチョウ
平屋コンクリート打ち放し仕上げオープンハウス
Y設計事務所による橋本市・Y邸新築工事の引き渡し翌日の3月27日日曜日に、オープンハウスを予定していて、ご興味のある方は是非ご覧頂きたいのでけれど、その10日ほど前に、社内検査があって、外部工事の真っ最中で、ブルーシートで養生をしながら土間のコンクリート押さえを山本左官の職人さんがやっていた。
RC造平屋の打ち放し仕上げに、外断熱と内断熱を組み合わせた住宅で、写真のブルーシートの裏には、道路とLDKとの間を緩やかに間仕切る国代耐火工業所の穴あき煉瓦が積んであって、中から外を見ると青いシートの光と相まって、ちょっと幻想的な雰囲気だった。
国代耐火工業の穴あき煉瓦とコンクリート打ち放しが、この住宅の特徴のひとつですが、日曜日、高野山に遊びに行くついでに、立ち寄ってみるというのは如何でしょうか!
by シャチョウ
鎮物埋納の儀
地鎮祭があると、神主さんの服のデザインや色合いがカッコエエなぁ・・・といつも後ろから眺めているのですが、先日、豊中・Y邸新築工事の地鎮行事では、お施主さんによる「穿ち初めの儀」(うがちぞめのぎ)で、鋤きを使って砂を鋤きとった後、「鎮物埋納の儀」(しずめものまいのうのぎ)では、本日の神主さんは、その穴が空いた盛り砂の中に、鎮物を完全に鎮めずに、こんな感じで鎮物を立てました。神主さんによっては完全に鎮めたり、ちょっと見せたりと、微妙にスタイルが違うのです。その後、「鍬入れの儀」では、施工者代表の私が、エィ!エィ!エィ!の掛け声と共に、鍬で盛り砂をすき取って、鎮物の上に砂をかけるのですが、鎮物がニョキッと出ていると、砂を削り取りすぎて、鎮物が倒れるのを心配したりして、微妙に鎮物の上に砂をかけにくかったりするのです.....。
土地の神さまに、この土地の上に、家を建てる事を報告し、家が無事に竣工します事を皆でお祈りする地鎮祭は、何度体験しても、身の引き締まる日本的な良い儀式だなぁ....とおもうのです。
by シャチョウ
チンチン電車
acorn studioさん設計による住吉ハウス改装工事の社内検査に行くと、窓の外には、チンチン電車が走っていて、「私」は、高校生の頃は、3年間この電車に乗って住高まで通っていて、懐かしいなぁ....と。
白い縦格子のパネルは、三葉製作所の輻射式冷暖房のパネルシェードで、3日間ほど連続試運転していたらしく、ほんのりとした暖かさが、とっても居心地良く感じました。この三葉製作所の冷暖房輻射パネルはPS工業の除湿型放射冷暖房HR-Cよりコストが安く実用的かもしれません。ただデザインはPS工業の方が重厚かなぁ....。それにしても夏がどんな感じになるか体感したいですね...。
by シャチョウ