リフォームの難しさ。
リフォーム工事で今月から内部解体が始まりました、(無有建築工房)北恩加島の家2の現場に行ってきました。
ぼちぼち、内部が見えてきたので今後の進め方についての打ち合わせに参加です。
建物は築年数が結構古く、オーナーさんにも建築当時の情報も少なくなかなか難しい工事になりそうです。
構造的には鉄骨で構成されていますが、当時にしっかり施工されているところ、劣化の進んでいるところ、何らかの補強がいるところ、と見極めが必要です。
リフォーム工事といえば内装の模様替えから、全面改修まであり、それぞれの物件の問題点も違います。
今回の現場担当は、タツタ君ですが設計事務所さんと構造設計さん、そしてお施主さんといろいろ打ち合わせをしながら進めていく必要がありそうですねぇ。
もう師走
気がつけば、今週末から12月になります。
あちこち、忘年会の話もあり、休みに買い物に出かけると、この前までハロウィンで騒いでたと思ったら町はすっかりクリスマスですし、このところ気温も低い目だったので少し早い年末気分になってしまいそうでした。
でも、まだまだあと1ヶ月、年内完成の現場もあり気を引き締め頑張りましょう。
あんまり関係ないですが写真は無垢の桧板を加工する大工のヒラボシ君です。
最近は桧材とかの無垢材と呼ばれる材料を加工する機会が少なく若い大工さんにはいい経験になると思います。
こちらは、前回撮り忘れた紅葉の代わりに会社の前の秋の木々を・・・・・
寒っ。
先月末から雨が続いて、最近やっと秋晴れの日がやってきたと思ったら、今朝は今期一番の冷え込みであちこちで「さむっ」と。
そらそうで、もう11月も10日で立冬も過ぎ暦の上では冬で今年もあと50日ほどになりました。
ここ大阪市内にいるとあまり感じませんが今週初めに丹波篠山の方に行きましたがさすが紅葉も進みいい感じです(写真とりわすれですが)
今日は、枚方のほうに現地調査に伺い、帰りに(福西設計)交野・S邸新築工事の外構完成と追加工事の打ち合わせに参加してきました。
このあたりも大阪近郊ですがいい感じの秋を感じられます(写真とりわすれですが)
と、いうことで寒い、暑いは、建築現場は大変ですがガンバって行きましょう。
台風一過
この土日、台風の影響を受ける中、先週の土曜日に、木村工務店の秋のレクレーションがありました。
ゴルフ、釣り、観光と別れ例年通りに行われましたが、どのグループもずっと雨の降りっぱなしだったようです。
私は、釣り組ですが、朝から昼前まで雨に打たれ、だんだん風当たりが強くなり、波も高く、魚は釣れずという感じでした
やりました大ちゃん(大工のヒラボシくん)メジロ72センチ大会記録更新です。
日曜は、日曜で1週間ほど降り続いた雨の上に台風本体の雨が吹き付け、私の住まいの近くでも、あちこちで避難準備や河川の氾濫警戒や土砂災害警戒情報と大変な日になり、今日の月曜日も子供たちの学校はすべて臨時休校となっています。
現場の方は、先週から台風養生ということで足場の点検や、材料の飛来防止、雨の対策等をしていたのであまり影響はなかったようです。
週初めですので、今週は台風一過のスカッとした秋の青空が続いて雨で遅れがちな現場の外仕事が進むようになればいいですね。
木の香り
この前、東大阪の方に現場調査にいった帰りに (WASH建築設計室 )大蓮北・T邸新築工事の現場によってきました。
木造の建て方が終わり、構造関係の検査が終了したぐらいでしたが柱や梁、床板や屋根の化粧野地板と木材がふんだんに使われているのがちょうどわかるぐらいのタイミングでした。
特に今回は、柱、梁が奈良の吉野の杉材で現場中がいい香りに包まれていました。
完成しても化粧材としてかなり見えてきますので、今回は若いお施主様で、お子さんもまだ小さいので本物の木に触れながら大きく育っていってもらいたいです。
地底探検
そろそろ終盤に近づいてきている(福西設計)交野・S邸新築工事の現場で現地打ち合わせがあるというのでちょっと顔を出してきました。
設計の福西さんと。
所々に小さなトップライトがありいい感じで光が差し込まれてました。
外は足場も外れ外観がわかるようになっています。
内部は大工工事がほぼ終わり、家具付けや、仕上げ工事に進んでいます。
その中で、山本塗装のヤマモトさんがペンキ仕上げの下地のパテ処理を入念に行っていました。
今から地底探検にでも行くような格好ですが、たっぷり付けたパテを丁寧に紙やすりで削り、その粉じんを吸わないためのマスクと、ミリ単位以下のムラや傷がわかるように照らすヘッドランプを装備しています。
塗装工事は、塗ることも大事ですが周囲の養生や下地作りで仕上がりが決まるといってもいいでしょう。
定例会議 (協力会社編)
どこの会社でも部署別のミーティングや全体会議があると思いますが、当社でも平均すると現場打ち合わせ以外に社員それぞれ1週間で1.2は何らかの定例の社内打ち合わせがあります。
その中でも、社員全員で集まるのは隔週で月の第1火曜日と第3火曜日の定例会議になります。
ということで、年に何回かは第5火曜日というものがありその日は会議無し・・・・・かと思えば・・・・・。
実は協力会社の集まりの精親会のメンバーによる社員に専門職の知識を高めてもらう為の発表であったり、レクチャーであったり、新商品売り込みの場であったりと、そんな感じでやってます。
今日がその8月の第5火曜日に当たり今回は住宅設備機器や建材の販売の(株)ナニワさんプロデュースによるTOTOとリクシルの商品の説明となります。
なんか、ライバル対決の企画みたいですが・・・
終わった後は、みんなで和気あいあいと恒例のトンちゃん食堂で・・・・・
夏、真っ盛り
この前、会社の1階にある加工場の事務所で月末の集金に会社に集まってきた大工さん達と話してた時に、やっぱりこの夏の時期、現場が暑いと・・・
大工工事なのでずっと炎天下での作業では無いのですが、現場によっては風通しが無かったり、リフォームの天井裏だったり、汗が止まらず大変らしいです。
現場にエアコンがあるわけでも無く、大工さんによっては「扇風機の風は邪魔で仕事ができへん」など、大変です。
最近、現場で熱中症対策で活躍しているのがファン付きのジャケット参考写真
長袖で暑そうなのですが外の空気を取り込み、中で循環して汗が乾き涼しいらしいのですが,大工工事は「ファンに木くずが詰まってダメ」ということらしいです。
一日暑い現場で働き、夜も気温が下がらず、「体が火照って夜は冷たいシャワーを浴びて、クーラーかけっぱなしで寝ますわ」とのこと。
そういえばこの前の日曜日に、現場監督の山元君の結婚式に招待いただき、幸せそうな姿を見てきたのですが、
その会場が梅田の真ん中のビルの33階で、下を見下ろしながら一緒にいたシャチョウが 「屋上に空調機の室外機ばっかりや」と・・・・
やっぱり都会で夜も暑いのはこれなんでしょうかね?
Jパネルの耐力壁
先週になりますが(WASH建築設計室 )大蓮北・T邸新築工事の地鎮祭があり参列してまいりました。
大蓮北ですので近くの長瀬神社さんから宮司さんに来ていただきましたが、その前に、現場はテントを張り、忌み竹を立てしめ縄を張り巡らしてといつものように準備を進めていきます。
祭事はどこのお宮さんもそうですが厳かに粛々と進めていただき暑い中でしたが祝詞や大祓の詞が耳に心地よく、気持ちだけでも少し涼しくなったようでした。
今まで何度も神事に参加してきた中で、お参りの仕方ですがほとんどが玉串といわれる榊の枝を祭壇にお供えして、二礼、二拍手、一礼と、二回おじぎをして、二回手をたたき、一回おじぎをする習わしなのですが、今回の長瀬神社さんは古式にのっとり二礼、四拍手、一礼と、四回手をたたくお参りでした、今まで何度かこの作法でお参りはしたことがありますが、四回手を合わせて「シアワセ」と以前にどこかの宮司さんに聞いたような・・・・・・
この建物ですが設計されているのがMs建築設計事務所出身の若手建築家の日野さんで、Jパネルといわれる杉の積層パネルを柱間に落とし込み耐力壁を構成しています。
この工法、「Ms建築設計事務所の三澤康彦氏の監修により、2000年3月に壁倍率の大臣認定がされた」とあったように思います。
下の写真ですが実は17年前に私が現場担当していたMs建築設計事務所さんの吹田での住宅新築工事の写真です。
まさに2000年の8月の竣工だったと思いますので、これが認定工法の第一号とのうわさが・・・・・
自分の中だけですが。
この現場、担当はシノダくんでこれから進んでいきます。
暑い中ですが頑張っていきましょう。
メンテナンスから新築、そして冷蔵庫。
以前に竣工しました(上町研究所)奈良・S邸の簡単な工事の依頼と建具等のメンテナンスで現地に伺ってきました。
完成して4年ほどですが、室内はインテリアや小物、何気なく活けられた草花にもセンスがありすごくいい感じでしたが、なんといっても中庭が年月とともに素晴らしい表情になっていました。
一枚パチリと。
奈良方面なので帰りがけにarbolによる生駒・K邸新築工事の現場によってみると大工さんが一段落して、山本塗装さんの山本さんと職人さんが「今日から段取りに入らせてもらってます」と。
道すがら、もう一軒リフォームの現場によると大工の浜ちゃんことハマモト大工が何か新しいかっこいい道具を現場に持ち込んでいるのかと思い
「浜ちゃん、これなに?・・・・・・」
「はっはっはぁ 冷蔵庫です・・・・」
「休憩の時の飲み物を入れてるんです・・・・」
でもちょっとかっこよかったなぁ。
暑いですねぇ?
ここのところ天気が良く、日差しの強い日が続いています。
会う人、会う人と「暑いですねー」と声をかけあう季節になってきました。
そんな天気のいい中で、週明け早々の月曜日ですが新規のご依頼の打ち合わせに河内長野の山手の方に行ってまいりました。
最近はあちこちと工事場所の範囲も広がり、神戸、京都、奈良、大阪府内では堺、宝塚、等々結構遠方も・・・・・
でも高速道路の整備が進み案外行きやすくなってきました。
河内長野も大阪府内では会社からでは遠い感じですが車で一時間弱で現地の近くはこんな感じで一枚パチリと。
いい天気と新緑の山並みに思いをはせ、来週の日、月は恒例の会社の研修旅行で熊野古道ウォーク。
意外と楽しみです。
晴れますように
夏に向けて。
連休も終わり、二日が過ぎ現場も会社もいつも通りに動き出してきたようです。
今年のゴールデンウィークは天気が良くさわやかな日が多かったように思いますが、ボチボチ気温が高くなりそのうち梅雨入りが発表されて、特に現場仕事の監督や、職人さん達は体調を夏バージョンに切り替える時期になってきました。
今、会社の1階の加工場ではベッショ大工が、製材された桧の材料をプレーナーと呼ばれる大型の削り機で加工して仕上げカンナをかけて現場に持って行く段取りをしています。
加工場を通り2階の事務所までの階段室にまで桧のいい香りが充満しています。
こちらは事務所の表玄関。
初夏に向けて草花が勢いついています。
こちらはエゴの木の花のにおいが充満しています。
蔵改修工事
羽曳野市の方で古くからの蔵の改修工事を依頼いただきました。
古い町並みがぽつぽつ残る昔の街道筋に面したお宅です。
立派な土蔵ですがやはり年月と共に漆喰壁や屋根瓦が痛んできてますので、何とかきれいにして残していきたいということです。
幸いに内部は雨漏りも無くいい状態ですので「今のうちに」と言う感じでしょうか。
しかし、そこはやはり昔ながらの伝統建築、漆喰壁にしても竹を編んだ木舞下地に荒土を塗り中塗りをして仕上げをしてと、どこまでの補修工事で進めるか悩ましいところです。
屋根廻りも古くからの瓦と一部改修した瓦が有り棟の納まりや、鬼瓦の納まり、その周囲の漆喰による「カゲ盛り」という装飾やその前に突き出たこのお宅の家紋をあしらった「ハナブカ」と、なかなか用語一つとっても難しく、協力業者の瓦屋さんの瓦寅工業さんや左官屋さんの左官山本組さんのように古くからの仕事を継承している職人さんとのやりとりも難しいやら、楽しいやらです・・・・・
この現場、担当の監督はナンバ君。
桜井市・H邸リフォーム工事に引き続き日本の伝統建築担当でどうでしょう。
長く建築に関わっていてもなかなか経験できないことなのでしっかりと
勉強、勉強。
墨付け入門
今週に入って加工場では大工のダイちゃんこと、ヒラボシ君が(福西設計)交野・S邸新築工事の構造材を加工するための墨付けを始めました。
と、言っても今回の建物はチョット特殊な構造になっていて本来の軸組といわれる柱や梁は工場でのプレカット加工という機械加工で出来てきます。
その梁をデザインを兼ねて挟む薄い合わせ梁の木材や2階の床を支える根太といわれる木材の加工です、でもこれが建て方当日の構造を組み上げる時に同時に付けていかないと出来上がらないようになっています。
まだまだ入門編ですが会社近くで作業をしているベッショ大工や他の大工さんがことあるごとに見守ってくれています。
春ですし、新しいことにどんどんチャレンジして大きくなっていきましょう。
byトミマス
ベランダ改修完了
この前から進めていました当社の3階にあるベランダ改修工事ですがひとまず完了しました。
工事前はこんな感じでしたが何にもなくなりちょっと寂しい感じですのでプランターと植木の土でも買ってきてボチボチと何か植えようかとも思います。
そうそう、これが、ナンバ君の 桜井市・H邸リフォーム工事の現場の土壁から出てきた明治時代の朝日新聞。
ボロボロであまり読めませんが100年以上前の明治41年4月11日と右から書かれてます。
当時の改修工事で使われてたようなのでそれ以前のかなり古い建物です・・・・
今回のリフォームも100年もつかな?ナンバ君!
まだまだ長く残る仕事です、何事もきっちり丁寧に。
byトミマス
ベランダ改修工事
実は、今週から木村工務店社屋のベランダ改修工事を始めました。
築年数はウン十年という建物ですから前々から不具合は多発しておりました。
その上一部分を花壇にして色々なものを植えてきたのでここらで一度防水の見直しを・・・・となりました。
枯れてきた植栽を撤去して、土を降ろし、花壇のブロック積みを解体してきれいさっぱりとなりこの後、左官屋さんに下地を調整してもらい防水処置を行います
いつものことですが、会社の補修や、改装工事は職人さんや業者さんの手の空いたときにとなりますので進捗はボチボチです。
改修に先立ち年末にベランダからプランターに植え替えた梅の花です。
お正月からよく咲きそろそろ散りかけですが、ほんのり春のにおいがしています。
byトミマス
年内最終です。
みんな、バタバタと現場廻りや、年内最終の打ち合わせや、月末の請求書の処理に追われてますが本年の営業も今日までとなりブログ当番も年内最終です。
明日は社内の大掃除と納会でしめくくりです。
今年は、あまり園芸部の報告がなく、ボチボチとした感じでしたが実は3階のベランダにいろいろ植えていたのですが、この冬から来年の春にかけてちょっと補修工事をしようかということで休眠状態になっています。
その端っこに数年前のお正月用にと協力業者の海平造園さんが持ってきてくれた松竹梅の寄せ植えの梅の木を植えていたのですが結構立派になって花芽もつけているので、改修工事のためにどうせ移植するならお正月にみんなに見てもらおうと海平さんに掘り出してもらいました。
もうすでにつぼみが膨らみ、2つほど花が開いてきましたがこんな感じです。
新年には満開の梅の花で皆さんをお迎え出来るでしょうか・・・・・
それでは、来年も相変わらぬご愛顧を頂けますようお願い申し上げまして。
皆さま、よいお年を・・・・・
byトミマス
手加工開始
会社の加工場では、四條畷市・T邸新築工事の構造材の加工が始まりました。
今回はちょっと屋根部分が変わっており工場の機械加工(プレカット加工)では難しく、加工場での手加工となりました。
今回の担当大工はベッシーことベッショ大工です。
そこで原寸板の登場です。
この長い梁が4本ザクッと・・・・
byトミマス
解体後の地鎮祭
先日、大阪府交野市で地鎮祭に参列してきました。
新築工事の着工はまだ少し先なのですが、お施主さんの都合で先に既存の住宅を解体して地鎮祭まで済ませてしまうことになりました。
設計事務所さんの物件ですので式次第の中に草刈り初めといわれる儀式があります。
祭壇の横に盛り砂と言いますが、砂で小山を造りお施主さんが鋤(すき)というスコップのような物で山を崩し、鎮め物を埋めて施工者が鍬(くわ)で砂をかけるのですが、その前に草刈り初めという儀式で砂山にさした草を鎌(かま)で刈るしぐさをするのです。
本当は、現場の敷地に生えている草を使うのがいいのですが最近はなかなか草を生えっぱなしにしておく敷地も少なく、今回のように建物の解体直後でしたらなおさら何も無い更地の状態ですので、いつもは敷地に建てる笹竹の葉っぱを利用します。
今回もそのつもりで笹の枝を用意したのですが、神主さんが、「出来れば地に生えるものがよいでしょう、何とかします。」とどこからか一本の雑草を持ってこられました。
やっぱり何か、しっくりといい感じです。
式の方も丁寧に粛々と進めてくださり、最後にお施主さんに自らの手でお酒とお米で敷地をきよめていただくようにお願いして、その後ろで横笛を吹いてくださいました。
晴れた秋空に音色が響き渡り、おかげで気持ちの良い地鎮祭を締めくくることができました。
ありがとうございました。
byトミマス
原寸
2階の事務所で見積や書類整理をしていてふらっと、1階の加工場におりていくと大工の大ちゃん(ヒラボシ君)が差し金を片手に軒の樋の原寸と格闘しておりました。
建築の物作り、特に木造建築においては設計図や施工図という図面がありますが大工さんが現物を作り上げるのにはそのボリューム感や、斜めの勾配や、実際の材料の取り付き方を見るためにベニヤ板などに、原寸図というのを描きます。
文字通り1/1のスケールの物が一般的に多いです。
最近は、建築に限らず設計図のほとんどがパソコンを使ってCADで描かれてますが、手書きの原寸図も設計図ではわからない色々なことが見えてきて結構楽しいものです。
byトミマス