ちょうど一ヶ月経ってしまいましたが、2月26日の板金ワークショップのことを書かせていただきたいと思います。
講師はおなじみ東成ブリキ職人のみなさん。せっかくのお休みを返上して、いやな顔ひとつしないで毎年参加して下さいます。本当に頭が下がります。どのワークショップもそうですが、開催までの道のりは長く、いろいろ苦しむこともあります。中でもこの板金ワークショップはまず”何を作るか”で職人さんたちを悩ませます。でも今年は違いました。新年会の席で「今年は行灯を作ろうと思うんです!」と東成ブリキ職人の松倉さんから力強い提案を頂いたのです。
そして最初の試作品がこちらです。
銅板とアクリルでできた素敵な行灯でした。でも使う場所がちょっと限定されてしまうかなぁ・・ということで、キューブ型を作ってもらえなかと相談しました。
そして2つめの試作品がこちらです。
画像では分からないですが、このときは白熱電球を使っていて、あっという間に熱々になってアクリルが曲がってしまいました。
いつもお世話になっている電気屋の加谷さんにも協力いただき、この行灯に合うソケットと電球を予算内に収まるように探してもらいました。
画像は明かりが広がるように下に穴を開けてもらっているところです。そういえばこの日もみなさんお休みの日でしたね・・
そしてこちらが3つめの試作品です。
和室にもしっくり馴染んでいます。
実はここにたどり着くまでにもいろいろありまして、こんな試作品も作ってもらっていたのです。本当に本当にありがとうございました。
そして無事に開催日を迎えることができました。
すでにご存知の方もいらっしゃいますが、実は前日の深夜、まちのえんがわの窓ガラスが割られ空き巣被害に遭いました。金額的な被害は大きくなくても心のダメージはとても大きく、参加者のみなさんや東成ブリキ職人さんに感謝の気持ちがちゃんと伝えられなかったのが心残りです。一ヶ月も経ってしまいましたが、この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。