THE DAY
「THE DAY」というコトバがあって、スキーでは、快晴の天気でパウダースノーの日を言うらしい。最近はそんな日に滑れることに憧れる。ここ30年近く年間で滑る日数は7日未満で滑らなかった年もあるからそんな日に遭遇する可能性はほとんどない。星野リゾートの星野さんは年間60日滑るらしい。北海道に泊まって夜の間に雪降って次の日の朝にそんな日が1、2度あったが、当時の板はカービングのファットでもなかったので、そんなに楽しく滑れなかった。十年ほど前に会社でマイクロバスを仕立て、皆で岐阜に行った日は、雪が降ってパウダーで、カービングのちょっとファットだったので、雪が背後に煙のように立ち上がる気持ち良さを味わい未だに記憶に残るが、快晴ではなかった。
23日の祭日は、前々日から雪が降って「THE DAY」の可能性もあって、雪の滋賀のスキー場をやめて曇りの岐阜のスキー場にした。この歳になると雪降る日より晴れの方が断然エエ。結果、とってもグッドコンディションの日で太陽もみえたが、パウダーではなくTHE DAYとは呼べなかった。選択したスキー場がまずかったかも。激しく追い求める気性でもないので流れに身を任せTHE DAYに遭遇できる日を楽しみにしようとおもう。
24日は全く嬉しくない「THE DAY」になった。アメリカの報道でなんとなくその日を予感していたが、ロシアがほんとうにウクライナに侵攻するとは。そこまでウクライナを追い込みたかったのか。そこまでロシアは追い込まれていたのか。メリットあるのか。経済どうなるのか。やっぱりオリンピックの後なのか。みたいな感覚で正直微妙にピンとこないワタシだった。
26日土曜日は3回目のワクチン接種の「THE DAY」だった。先週の中頃に接種券が届くと、大規模接種会場の予約はいっぱいで、近くの医院に電話で予約すると3月の前半になるとおもいますが、私ひとりで予約管理してますので確定しましたら電話をしますので暫く待って下さい。といわれた。タイヘンだな。ま、暫く待ってみるかとおもったが、月曜日になっても電話がなく。火曜日になんとなく大規模接種会場の予約サイトを調べるとまだ余裕があった。なぁんだ。とおもい土曜日夕方に予約して、医院の方には丁重にお断りした。夕方Ocatでスムーズなオペレーションのモデルナを接種した。
27日今日の日曜日の朝は、左腕が微妙に重かった。それに微妙に酔いそうになる前の気分にも感じたので、布団に入ったままテレビを付けると、安部元首相と橋下元大阪府知事の対談だった。なるほど。次に関口宏の番組で寺島実朗氏の話を聴いた。なるほど。布団のままワイドナショーを視聴する。松本人志はコロナ陽性になったのか。筑波大学中村逸郎氏の話を聴く。なるほど。ようやく起きて、風呂入って食事して音楽聴いたりで、体は腕の違和感以外は大丈夫そう。昼から、「そこまで言って委員会」を視聴する。録画でたまに視聴するがリアルタイムの放送は久しぶり。コメンテーターの人選が良くて、いつもながら面白い。大阪だからこその番組なんだろう。そのコメンテーターの意見を聴いているうちに、少しずつだが、ロシアとウクライナとEUとNATOと国連とアメリカと中国と日本の関係性がみえてきた。なるほど。
全世界の人々が、日々是好日(にちにちこれこうにち)と日々を過ごせるのは、ムツカシイコトだなとあらためておもう。