台風養生と社内検査

工事部トミマスです。

先週末からの台風10号の進路や速度が定まらずやきもきしているところ。

台風の接近といえば子供の頃はちょっとワクワクしたものですが、大人になり建築業界に入り何度か大雨、暴風雨の被害に直面してくると心配事が増えてずっとザワザワした感じですごしています。

各現場は早くも今週初めから足場シートをめくったり、現場付近の片付けをしたりと台風養生をしていますがどの程度の勢力でやってくるのか不安で、今週末にかけての現場作業の調整もなかなか大変です。

そんな中で本日は西区・K邸マンションリフォーム工事の社内検査に行ってきました。

設計はお施主様が建築関係の方なのでいろいろ思いの詰まったリフォームとなっています。

 

現場担当と、設計部数人での検査。

 

サンワカンパニーのステンレスのぴかぴかキッチン。

 

一人でじっと考え事をするためにこんなふうに使える籠り部屋。

 

 

 

なかなか個性的でいい感じに仕上がりました。

 

tomimasubyトミマス

芦屋からの眺め

こんばんは。設計営業担当の田中です。

こちらは、20年以上前に新築工事で設計施工させて頂いた芦屋の住宅。
先日より、メンテナンス工事をさせて頂きました。
屋上防水やアルミテラスの設置などです。



家からの眺めはこんな感じで、すばらし環境です。
大阪湾を挟んで見えるのが泉南地域です。

 

tanakaBY タナカ

歩いて楽しい空間とは、

こんにちは。設計部のハヤカワです。

 

東大阪市・M邸新築工事ですが、

養生が取れて、全貌が見えましたので、

ご紹介します。

ルームツアーというやつですかね。

 

まず、道路から。

通行量の多い道路から

ダイレクトに室内に繋がらないように、

沖縄で言うヒンプンのような小さな目隠し壁を設けました。

正面はシルバー、側面は黒です。

側面には、電気メーターや排気のカバーなど色々と外壁に付いていますが、

黒に合わせたので、見えませんね。

 

この場所は、周りに工場が多く、

工場の外壁でよく見かける、パッチワーク的な様相を少しだけ参考にしました。

さりげないですが。

 

玄関入ったらキッチンがあります。

施主さん施工のキッチンやタイル、板張りの空間です。

 

ズドーンと約14mの抜け。

14m先の奥には、小さな庭があり、玄関からでも見えます。

 

キッチンの奥に進むと、真っ白のお風呂や洗面室。

白の空間には、少し光沢を持たせ、光を反射させます。

ドアはありません。

家全体が、緩く区切られたワンルームの空間です。

 

こんな感じで、

緩く区切られつつ、連続していきます。

 

真っ白の空間を進むと、

ピンクと紫、一部グレーの畳が敷かれたカラフルの趣味室。

ここも仕上げも施主さんの施工です。

 

趣味室の逆側は濃い紫。

奥の庭の景色を切り取ります。

 

カラフルな空間を抜けると、

落ち着いた雰囲気の寝室です。

施主さんが選ばれた、リブ状の板張りが

良いアクセントになっていますね。

 

寝室からお庭を眺める。

お庭に出れるように、大きな窓を設けました。

 

寝室を抜けると、奥には小さなお庭が広がります。

海平造園さんにお庭を整えてもらいました。

管理しやすいサイズ感で、

建物に囲まれた素敵なお庭になりました。

 

ここも室内の部屋同様に、一つの空間です。

 

この小さな住宅では、

色彩、素材感、内外、機能と、多種多様で、

連続的、流動的に空間が展開されます。

 

その場所や、環境、施主さんの趣味や

木村工務店施工と施主さん施工が混ざり合って、

歩いて楽しい空間になりました。

 

こういう混ざり合うプロセスって、美しいですよね。

 

歩いていて楽しい空間=混ざり合うプロセスなのかな。

 

そういったモノが、バランスよく結実できたことに、

とてもうれしく思います。

 

では。

byハヤカワ

黒川建築

設計のササオです。

先日、和歌山県立近代美術館で展覧会があり、河野愛さんの作品に我が子も少しだけ参加したため観に行きました。

乳児のむちっとした身体のしわやくぼみに真珠を挟み、写真を撮ったものが作品の一部になったものです。

未就学児と展覧会を観るのは大変で、作品を触ろうとするし、入ってはいけないゾーンも入るし、監視員が常に2人ほど見張ってて注意され、ゆっくり見られなかったのが残念です。

和歌山県立近代美術館のカフェは、和歌山県内で無骨でかっこいい空間と美味しい食事が食べられるカフェをプロデュースしている「源じろう計画事務所」が手掛け、「コトバノイエ」の加藤さんが本のコーディネートをしているので、必ず立ち寄りたい場所です。

アアルトの家具や、アラビア社の食器などに触れられるのも魅力のひとつ。

 

今回の来館で、まさかの黒川紀章の名作「中銀カプセルタワービル」の一室が展示してありました。  

テレビや電話で古さを感じますが、コンセプトは今の時代のライフスタイルの方が合うんじゃないかと思います。

旦那と独身ならいくらで借りたい?等々妄想話を楽しみました。

 

最後に夏らしいい写真を。

皆生温泉に遊びにいった際、子供達が「パーティーバイク」で初BARを楽しみました。

 

sasao byササオ

内窓

こんにちは、設計のツジムラです。

1年半程前にリフォームさせて頂いた、八尾市N邸で内窓を設置させて頂きました。

一番日当たりの良い部屋に出窓があるのですが、室内と出窓内の体感温度が全く違いました。

この部屋にはエアコンがないのですが、他の部屋からの冷気で室内はゆるく涼しく、

この季節でも快適に過ごして頂けそうです。

一方出窓内はこの季節らしくしっかり暑い。。。

これほど温度の違いを感じれるとやった甲斐がありますね。

リビングの掃き出し窓の取替もさせて頂きました。

サッシ入替すると外壁も触る事になるので少し大掛かりになりますが、

入れ替えた事で、断熱性はもちろんですが、

遮音性も上がり、外部の音が以前より気にならなくなったそうです。

いずれピアノ置いた際も外に漏れる音も軽減されると思います。

内窓 YKKのプラマード、

サッシ YKKのAPW330を施工しました。

少しでも快適に過ごして頂けていたらうれしいです。

最近ほんと暑すぎです。。。

byツジムラ

仕上げの打ち合わせ

こんにちわ。設計担当のカワモトです。
現場ですが和泉府中の家新築工事の大工工事が進んでおります。

↑ワダ大工とモリ大工が力を合わせて天井の木毛セメント板貼りを施工中です。

↑現場での内装打ち合わせの様子。大きな扇風機を廻していますが、、、暑い中いつもありがとうございます。


↑今回は木毛セメント板以外にもGRAY色の外壁、有効ボード、メラミン化粧板、内装用のソリドが施工されます。
その他にも仕上げは沢山あり最後のまとめを行っている所です。仕上がりが楽しみです。

 

kawamotoby.カワモト

夏祭りと言えば

こんばんは。設計営業担当の田中です。

今年も、夏祭りの時期がやってきました。
明日は、昨年4年ぶりに再復活した天神祭りが開催され、
船渡御(ふなとぎょ)と、奉納花火が行われます。
既に近隣の神社では、前夜祭の様に夏祭りが行われる中、いよいよ本番といった感じです。


この写真は、天神祭り前日の今日、朝のランニングの際、撮った写真です。
自宅近辺の大川沿いを5キロ程度走っています。
私も7年ぶりの完全復活となっています。

祭りと言えば、山本塗装さん。熱い男です!
春、夏、秋の生野区のだんじり祭りでは、必ず仕事を休んで
半被を着て地車の綱引きをしています。



口数は多いですが、改めて写真を見ると、仕事ぶりは真剣そのものです。
ちなみにこちらは、テーブルカウンターのウレタン塗装を行っている現場です。



太鼓講の宮入と獅子舞。


参道の自宅前で「大阪締め」をして頂きました。そこから都島神社宮入。

感動的な日となりました。

社内の平和と家族の健康を祈願しました。

tanakaBY タナカ

造作

こんにちは、専務です。

猛暑ですね。早くも梅雨が開けてしまったようで
本日は建て方の現場もあり、これだけ暑いと本当に心配です。
子供の小学校では夏休みのプール開き初日が暑すぎて中止に。
暑いからプールに入るのに、、、
熱中症対策が本当に大事な時代になってきました。
そして毎年今年が一番暑いという気持ちになるのですが、気のせいでしょうか。

和泉市K邸新築工事は内部造作が終盤に差し掛かっています。

開口部の木製建具の枠周り。ロール網戸も含めたややこしい・・・・・納まりを田畑大工に進めて頂いております。なるべくシンプルに見せる為に梁に溝をついて(構造を傷めないように梁を大きくしています)枠を兼用したりと、設計の理想的な見せ方のあれこれと、現場の施工的な納め方のあれこれと、大工の技術的な作り方のあれこれが、せめぎ合いながら現場は進んで行くのですが主張するところと譲るところのバランスが大事だったり、造作には建築現場の面白さが詰まっています。
ふと造作という言葉を調べると「ぞうさく」だと建築の納まりを作るという意味になるのですが、「ぞうさ」だと「手のかかること。面倒。骨折り。」という意味になるようで、本当に現場には手のかかることをしてもらっていて感謝です。

和泉市K邸は構成としては建築家谷口吉生の游心亭を意識しているのですがつい先日豊田市美術館にふらっとお出かけした時に、美術館横にある童子苑という数寄屋建築も谷口吉生の設計だったことを知り見学いたしました。

斜め天井の垂木の細さがかなりシビアな寸法になっていたり、開口部と鴨居の終わり方だったり、
何気ないところに意思をすごく感じます、、。
照明、垂木の間隔は游心亭とも共通していました。

お抹茶もとても美味しくて400円でお菓子と一緒に頂けるなかなか良い場所だったので愛知に行かれた際は是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

横には坂茂の新作も聳え立っていました。

では、暑い夏を乗り切りましょう!

takanori

byタカノリ

 

複雑さと骨格のアイダ

アツいですね。

設計部のハヤカワです。

 

東大阪のM邸新築工事は、

順調に施主さんの施工部分の仕事が進んでおります。

 

ここのお家は、

かなり細長い敷地で、

縦に4つ部屋が並んでいる間取りです。

 

各部屋同士、端から端まで、

ズドーーンと建具無しで繋がっております。

 

まずお家に入ったら木と黒タイルの食事室があります。

建具無しなので、

開口部から、敷地の奥にある小さなお庭が見えますね。

 

木と黒タイルの食事室から進んでいくと

洗面、お風呂、トイレ、脱衣室が一体となった白い空間があります。

カーテンを使って、緩やかに間仕切られる予定です。

 

白い空間の先に進むと、

色鮮やかな趣味室があります。

楽しそうですよね。

色彩って、もっと積極的に暮らしに取り入れるべきだと思っているので、

こういう空間は個人的にうれしいですね。

 

色鮮やかな趣味室の先には、

落ち着いた渋い雰囲気の寝室があります。

奥の小さな庭と良い関係性で連続していて、

部屋にいても、庭に出ても、

囲まれた雰囲気があって、

安心感があり、気持ちが良いです。

 

❝デザイン❞って、何かと一体感のあるものを提案しがちですが、

ズレたり、混ざったり、

そういう『複雑多様な部分』と、

『骨格になりうる部分』の葛藤のアイダに存在するものだと思っているので、

そういう葛藤も含めて、良い空間になっているなと思っております。

もう少しですので、楽しみです。

 

では。

byハヤカワ

警報レベル!?

設計のササオです。

先週末の加工場は「Gallery&Bar」の設営が行われ、松本組の皆さんが手早く組み立てておりました。

作品が入る前の雰囲気は、無骨な雰囲気の中に規律のある美しさを感じて、好きです。

 

今週は、事務所の雑誌を整理するための本棚を平星大工が黙々と制作しておりました。

衝立の高さや雑誌の大きさに合わせたおかげで、周辺がすっきり整いました。

 

さて、大嫌いな夏がやってきました。

子供達の有り余る体力を消耗してもらうため、スイミングスクール(スクール中は私も運動不足解消のため泳いでます)の後もさらに1時間以上フリーコースで遊んだのですが、見事に私の体力が消耗されました。。。

炎天下で公園に付き合うよりは楽ですが、プールの後は空腹と疲労でぐったりです。

そして報道でもありましたが、警報レベルで手足口病が乳幼児で流行しており、

漏れなくササオ家3兄弟も全員感染しました。

熱はないものの、3人とも口内炎がひどく、この1週間はお腹が空くのに痛みで食事が飲み込めないと、みんな食事中に泣くのが、私も精神的に参っています。

早く元気になりますように。。。

大人の症状はさらに辛いようなので、皆さんも気を付けてくださいね!

 

sasao byササオ

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