継続するということ

明けましておめでとうございます。設計部のハヤカワです。

本年もよろしくお願いいたします!

年末年始で感じたことを書きたいと思います。

 

大晦日は、木村工務店が施工した、京都府八幡市の男山団地内にある『だんだんテラス』と『だんだんラボ』という、僕も学生の時に関わらせていただいた関西大学の団地再編の研究拠点に行きました。簡単に言うと『だんだんテラス』とは木村工務店の『まちのえんがわ』のような空間です。『だんだんラボ』とは木村工務店の『加工場』かな。そこで先輩や後輩、団地の住民さんに会ったりして良い時間を過ごすことができました。

↑ 左:『だんだんラボ』 右:『だんだんテラス』 木村工務店が施工しました。

↑『だんだんテラス』の大晦日の様子 木村工務店の『まちのえんがわ』のような。。

↑その木村工務店の『まちのえんがわ』がこれです。

 

↑『だんだんラボ』 自由にものづくりができる場 木村工務店の『加工場』のような。。

↑その木村工務店の『加工場』がこれです。 まちに開かれ、集い、繋がり、広がる場にもなります。

 

なんとなく大学の研究と木村工務店の取り組みはとても重なる部分が多いなあ。。

なにかお互いにヒントがありそうです。

卒業しても大学の研究も会社での取り組みも、お互いに比較できる環境にいるので、

どちらも“継続的”に関わらせていただきたいと思います。

 

もちろん日々の設計の仕事も精一杯頑張ります!

では!

byハヤカワ

袋小路とつながり

こんにちは!設計部のハヤカワです。

もう年末で早いですね。今年はあんまり寒くないので冬の雰囲気が好きな僕にとっては少し残念です。

 

僕の住んでいる場所は“袋小路”と言われる場所で、そんな場所に縁があり、幼稚園に暮らしていた場所もその後に引っ越してきた場所も袋小路でした。

袋小路とは簡単に言うと行き止まりです。なので家の前の道路は使う人が限られているので、ちょっとした広場のような存在です。

小さな頃から家の前の道路で寝転がって遊んだり、基地を作ったりしていました。

自治会の行事ごとももちろんその道路で行うので、自分はとても豊かな環境で暮らしているんだなと思います。

そういった人が集まって暮らす環境が自分の建築の設計にも影響されているのかなあと思っています。

 

最近その“家の前の道路”で自治会の餅つき大会がありました。

↑家の前の道路で餅つき大会。

僕の中では普通の光景ですが、かなり珍しいのではないでしょうか。

↑僕の家にある卓球台がこの日は大活躍します笑

↑色ごとにきれいに並んだもち。

色んな人がいて、色んな世代がいて、人とのつながりの中で暮らしています。

みんなと暮らしている、という感覚あれば建築を含めた周辺環境、まちなみが良くなっていくのかなと思いますね。

↑どこからか(どこかの家から)現れたサンタさんが子供たちにお菓子をくばりに来た。

木村工務店でも、まちのえんがわやワークショップ、流し素麺、餅つきなど、たくさん人と人をつなげるきっかけを創り出していて、このような環境はとっても大事なことだと思っています。

 

働きながらこのような環境に身を置けるのはとてもありがたいですね。

では、よいお年を!!

 

 

byハヤカワ

 

新築のようなリフォーム

こんにちは!設計部の早川です。

熱くなったり寒くなったりと大変な気候ですが、体調崩さないようにしないとです。。

現在は計画していた富田林市の診療所のリフォーム工事が着工し、現場打ち合わせなど図面から現場に移り、その場でどんどん決めていくといった『瞬発力』のいる段階に移ってきました。まだわからないことがたくさんあり、なかなか大変ですが、どんどん図面が形になり、空間になっていくので楽しみでもあります。

時系列で現場の写真をお見せします!

2018/11/09
解体が進み、新たに窓の枠が付きました

壁や天井が取り払われ、新たな窓の枠が付き、天井裏に隠れていた立派な梁が現れました。できるだけ中の人の気配が外でも感じれるような窓を考えました。

2018/11/20
まちが見える開放的な大きな窓と道を歩く人を眺めることができる水平窓

2018/11/27
一部切妻屋根を解体し、陸屋根に。

もともとあった切妻屋根を解体し、陸屋根にして、今ある梁を活かした高く開放的な空間になるようにしました。しかし、なかなか見たことない景色ですね。

2018/12/04
新たな陸屋根が現れた

梁が空中を飛び、伸びやかで気持ちが良い待合室になってくれるとうれしいですね。

まだまだこれからですが、完成を目指して頑張ります!

この建築が新たに生まれることで、使う人以外にも、まちのため、社会のため、たくさんの人に喜んでもらえるような。。。そんな存在になってくれるとうれしいですね。

ではではまた!!

byハヤカワ

この場所の暮らしとまちなみ

こんにちは!設計部のハヤカワです。

最近体調を崩しており、原因もいまひとつわからなく少し心配しています。

最近は東大阪市・I邸新築工事の解体が始まりました。歩道が狭く、交差点手前で交通量の多い道路に面しているので、なかなか大変だと思います。

解体中の建物
外観イメージ

この住宅の目の前には小学校の校庭があります。朝礼や音楽会、運動会など学校の行事で日々の時間や季節のうつりかわりを感じられて、休み時間の賑やかな子どもたちの声も聞こえたり、とってもいい場所だなあと思いました。そんな景色が見えるベランダでご飯とか食べたいなあー。とかいろんな生活の風景が浮かびました。

計画中の外壁の色は黒を考えています。黒はとても不思議な色です。光が当たれば白く反射し、夕日が当たればオレンジ色に。。黒はもっとも光に反応する色だなーといろんな建物を見てそう思うようになりました。また、存在が消えて周辺環境に馴染み、しっかり生活の背景になる色ですね。

↑小路東K邸 黒の外壁が白く反射する

黒の外壁に光が当たると反射して白くなってとてもきれいです。時間によって様相が変わるので見ていて飽きないです。

少し話が脱線してしまいました。。 東大阪市・I邸新築工事の話に戻りますが、建物は全体的に少し後退していますが、2Fの飛び出たベランダや小さな駐輪場の箱によって、生活が”みち”にしっかりと接続できていれば、ここで暮らす方もまちとつながり、まちなみにも貢献できるのではないかと思っています。

2Fキッチンから眺める

まだまだ設計中なので変更あるかと思いますが、良い住宅ができるよう頑張りたいと思います!

では!

byハヤカワ

力強さと繊細さ

こんにちは!設計部のハヤカワです。

先日、僕の母校の近くの吹田市・I邸新築工事の棟上げに行かせていただきました。母校の近くで土地勘もあるため模型を作らせていただいたり、打ち合わせに参加させてもらったり、外構の検討など少しですが関わらせてもらいました。

吹田市・I邸新築工事現場から母校を眺める
かっこ良い重機

基礎の墨出しも手伝わせていただき、設計部ではありますが現場の色んな経験ができて有難いです。

基礎の墨出しは、大地の起伏のような荒々しくも力強い捨てコンクリートに、繊細な数値をもった“線”がビシッと打ちこまれるなんとも言えない瞬間で、その力強さと繊細さのコントラストがなんとも美しいなあ。。なんて思いパシャリ↓

力強さと繊細さ

この“線”が基礎となり土台、柱、梁・・・と部分が組み合わさり、この場所に住宅が建ち上がり、生活の場となりマチの景観の一つとなり、、、考え出すとキリがないが、この線の一つ一つが部分を支える大きな意味を持っているんだなと思うととても大切な作業に関わることができてよかったです。

これからも大変だと思いますが、無事に完成してほしいです。

楽しみにしています。ではまた!

byハヤカワ

マチの顔

こんにちは。設計部のハヤカワです。

ようやく涼しくなってきて、冬が好きな僕にとっては嬉しいです。

先日の休日に京都にある『顔の家』に行ってきました。

『顔の家』。。。その名の通りそのままで目は景色を眺める窓、鼻は換気、耳はベランダ、口は出入口になっており、なかなかのインパクト。その『顔』が周辺環境やマチに対してどんな存在でどんな影響があるのか気になり、見学に行きました。

さっそく今住んでいる兵庫ののせ電鉄から阪急電車、地下鉄と乗り継ぎ、京都に向かい散策していると突然現れました。

マチのなかの顔
『顔の家』

ほんと顔だけど、建ってから40年経っているとは思えないモダンな雰囲気で、前を通る方々はそんなに気にしていないのが不思議でした。『口』は現在小さなお店とスタジオが入っていおり、その口の中に入ってみるととても個性豊かな雑貨が並び、おしゃべりで面白いお店の方がいました。話を聞いてみると、そのお店の方が主催で隣のスタジオではワークショップやイベントを定期的にしており、スタンプラリーなど周辺のお店と協働したりして『口』がマチと人とのつながりを生んでいました。木村工務店の『まちのえんがわ』と同じような地域の子供の遊び場だったり、ふらっと立ち寄るような場所だったり、だれかの居場所だったり、多世代の方が集まれ、つながり生まれる、とても良い空間でびっくりしました。

会社の“口”でもある、まちのえんがわ

『顔の家』や『まちのえんがわ』、以前に行かせていただいた『コトバノイエ』などなど、こういう特定の機能をもたないというか、オープンな空間だけど誰かにとっては大切な場所であり、人と人を結びつけそこから何かが生まれるかもしれない空間がマチに増えていけば嬉しいですし、これからの時代には必要だと思います。いつか設計者としてそんな空間を創るお手伝いができれば幸せだなと思いました。

では!

byハヤカワ

生野というマチと空き家の可能性

こんにちは。設計部のハヤカワです。

今回の台風は経験したことのない天災ですごく衝撃的でした。。

また台風が接近していてとても心配です。

どこかの論文のようなタイトルですが笑、木村工務店では『空き家カフェ』という取り組みをしていて、僕もそれに参加しています。

空き家の問題は、生野区に限らず全国の問題であり、建築を設計するものとして建築や空間を通してマチに何か貢献できないかと思っているので参加しています。

はじめて木村工務店のある小路や生野のマチを歩いて思ったのが、『おもろいマチ』だなぁーと思いました。何が『おもろい』のか、少し考えながら日々会社に通っていて感じたのは、生野は人と人とのつながりが強く、生活感がマチに溢れるぐらい“オープンな人柄、雰囲気、暮らし”があるからかなぁと思いました。僕の住んでいる閑静な住宅街ではなかなか感じれません。ある意味でイメージ通りの大阪らしさが生野のポテンシャルだなぁと思いました。

ひとけが溢れる小路のまちなみ
生野のオープンな人柄、雰囲気、暮らしを感じた木村工務店のまちのえんにち

そんな生野の“オープンな人柄、雰囲気、暮らし”があれば、生野の空き家という大都市の中の小さな余白が自分のやりたいこと、あるいはやりたかったことを実践できる空間に生まれ変わることができる。そして、生まれ変わった空き家が起点となってマチに貢献できる場所になりえると感じました。

↑空き家カフェから生まれた案件
空き家がマチを照らす拠り所に生まれ変わった

なにより『オープンであること』が、マチにとって大切な要素だと思います。

空き家を貸したい人、空き家でなにかやりたい人、それをサポートする専門家が混ざり、出会える環境を整え、設計者として空き家からまちづくりを後押しできたらと思っています!

ではまた!

byハヤカワ

最近のこと

こんにちは。設計部のハヤカワです。

初めて地鎮祭に参加させていただきました。

地鎮祭というものが初めての僕にとっては新鮮で少し不思議なものでしたが、お施主さんから見た地鎮祭はこれから始まる緊張感やわくわく。。同じ場にいても全く違う景色に見えていたと思います。この景色は想像できても自分が”お施主さん”という立場にならないと見えない景色があるだろうなと思いました。もちろん地鎮祭だけに限りませんが、設計者として、できる限り想像力をもってあらゆる立場や状況、環境から見える景色を想像していこうと改めて思いました。

地鎮祭の様子

8月26日に木村工務店の加工場で”まちのえんにち”が行われました。

“まちのえんにち”に初めて参加しました。”まちのえんにち”は地域やまちに開かれ、人と人をつなげるよう良い行事だと思いました。工務店の加工場が個人のためではなく、まちのため、みんなのために開かれた空間に変わり、加工場の持つものづくりの雰囲気とえんにちの設えが混ざり合った雰囲気がとても気持ちが良かったです。なにより、そんな空間にたくさんの人が楽しそうにしている風景を眺めることができて、こちらも幸せな気持ちになりました。(僕は素麺をひたすらな流しつづけていましたが。。笑)

設営の様子
↑ 左端に写る素麺を流し続けているナンバさんと右端に写る健やかなコバヤシさん ↑

次回は道に面した奥の大きな扉を開けたら、道を歩いている人も”まちのえんにち”のにぎやかな雰囲気が感じれて楽しい気分になれるかもなぁと考えています。

また設計の方では、新築の住宅や診療所のリフォームなどをやっております。

分からないことだらけで大変ですが、建物が建つことでお施主さんに喜んでもらえ、周辺環境やまちにも喜んでもらえるものが設計できたら嬉しいですね。

計画中の東大阪市I邸の外観
耳鼻咽喉科のリフォーム計画の外観

↑まだまだ変わっていくと思いますがこのような感じです!

ではまた!

byハヤカワ

人があつまる場所

こんにちは!

設計部のハヤカワです。

台風、大雨、猛暑、早く落ち着いた気候になってほしいです。。。

 

矢部達也建築設計事務所の設計で、木村工務店で施工した『コトバノイエ』に行ってきました。

これは僕の感じたものだけど『コトバノイエ』とは単なる古書店ではなく、“本のある空間をきっかけに人があつまり、つながり、何かが生まれる場所”だなあと感じました。

毎日開いてるわけでもなく、川西という少しだけ不便な場所に存在してるからこそ特別な場所になっているなと。これも川西という『場所の声』を感じ取ったオーナーのカトウさんとそれに共鳴した設計者、施工者の“恊働のチカラ”ですね。

↑道路から『コトバノイエ』を眺める

 

↑人の気配を感じることができる横格子

建物はとても開放的で、目線の高さによって横の格子のスキマからちらちらと中の様子を感じることができます。人の気配がマチににじみ出ています。

オープンであること。とても大切ですね。

 

↑大地に根を張るかのような建物

僕の好きな建築家の一人であるフランク・ロイド・ライトの建築のような雰囲気です。

 

↑お昼にはカレーをごちそうになりました。

本に囲まれた、美しく開放的な気持ちの良い空間で美味しいご飯をいただき、幸せな時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

また行きたいと思える素敵な場所でした。

 

 

ちなみに『コトバノイエ』では、なぜかスノードームも売っていて、個人的にはかなりおすすめです。

 

↑これが買ったスノードーム。

デスクに飾って時々眺めたりしてます。

 

はまた!

byハヤカワ

“熱い休日”

こんにちは!

設計のハヤカワです。

暑いですね。。

会社の席の移動があり、窓際に移動しました。とても明るくて開放的で気持ち良いですが、少し暑いです笑

 

●7月14日(土)母校の研究室の先生であり恩師の江川教授が、文部科学大臣賞を受賞し、その講演会と祝賀会が、関西大学梅田キャンパスでありました。シャチョーも来てくださり、祝賀会ではたくさんの先生、先輩、後輩、同期、研究室のプロジェクトでお世話になった方々、木村工務店と一緒に仕事をしている建築家の方などたくさんの方と会うことができました。これも江川先生きっかけから広がった縁なんだなと思うとほんと感謝ですね。。

めでたい日だったのでピンクの服を着ていきました。

 

●15日(日)は僕が大好きな建築家の『宮脇檀』の展覧会に行ってきました。神戸のまちづくり会館でやっています。(7月24日まで)

住宅作家と呼ばれることが多い建築家ですが、実は住宅街の計画もたくさんしており、街スケールからディテールまで幅広い視野を持った稀有な建築家です。

この展覧会で印象的だったドローイングです。

隣の家の庭の木を連続させて計画することで並木道を創ろうとしてるのでしょうか?道を歩いている人はリズムのよい並木道とその木漏れ日が道に落ちて気持ちよさそうです・・・。

住宅一つにしても必ず周辺環境や街並みを意識して設計されており、やはり街スケールでも考えられていることがこのドローイングから強く伝わってきました。やはり『建築』の設計を通して社会性を伴った『風景』を作っている意識、責任が設計者には大切だなと改めて強く感じました。

ぜひこの展覧会はおすすめです!

 

●16日(月)海の日は、昨日の展覧会に引き続き、宮脇さんが建物の周りの環境デザインに関わったコモンシティ星田に行ってきました。坂本一成さんが計画したコモンシティ星田ではなく、そのすぐ隣りにあります。

やはりとっても良かったです。住民の高い意識と美しいまちなみがありました。

建物は一般的なものですが、カーブした道路やカーポート、外灯、側溝、ポスト、擁壁、植栽・・・

建物を取り囲む環境によって、ばらばらのようで統一感のある美しいまちなみができていますね。

建物もそういった基盤がしっかり計画されていたら、生活の背景として良い存在になっています。

 

街の結節点にはシンボルツリーがありました。これも自分の街に愛着がもてる存在の一つかなと。

美しいゴミステーションと綺麗にたたまれたゴミのカバーネット。

この街への愛着が感じられますね。

街への愛着が意識の高さにつながっています。

こういう一人ひとりのまちへの意識が大切ですね。少し感動しました。

話し出すと無限に出てきそうなので、このあたりで笑

 

実は暑すぎて全部見学できなかったのでリベンジします。

気温も暑く、内容も熱かった休日でした。笑

 

ではまた!

byハヤカワ

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