引き渡しと備忘録

会社近くの小路東・T歯科医院リフォーム工事ですが、

無事引き渡しができました。

壁を解体し、隣接していた倉庫を診療スペースとして増床し、

歯科用のチェアの交換や位置変更、

X線機器の交換、既存収納の再利用など、

小さい規模ながら関わる業者さんが多く、繊細で難しい現場でした。

チェアの器具交換&位置変更

専門的な機器ですので、専門の業者さんが施工します。

休診日を狙っての工事ですので、各業者タイミングを合わせての施工、

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現状維持だけでなく、今後の医院の未来に向けて、

既存の雰囲気も尊重しながら、新しい要素も積極的に取り入れました。

治療に関してのスタッフのオペレーションを大きく変えることのない、

収納のレイアウトなど、繊細で難しい部分もありましたが、

新旧がバランスを保ちながら共存する、

良い医院になったかと思います。

ありがとうございました。

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前回のブログに引き続き、旅の備忘録です。

北アフリカのモロッコ/マラケシュ

ほとんどアジア人がいません!

公共語は、アラビア語とベルベル語とフランス語で、

買い物は、基本的に値段交渉から始まる国です、、

数字もアラビア語表記だと1と9以外、微妙に読み取るのに時間がかかる、、

まったく、なじみのない文字は、ぐにゃぐにゃの図形にしか見えない、、

といった状況ですが、異文化とはそういうことですね。

フナ広場です。

大きな広場に、思い思いの適当な場所で、

大道芸人、出店、観光客、団体客、荷下ろしの車、タクシー、ロバ、猫、、、

多種多様なヒト、モノが縦横無尽に集まり、動き回っています。

国教はイスラム教で、

1日に5回、決められた時間に礼拝(サラー)があり、

点在するモスクのスピーカーから、街中に響き渡るように

大音量で礼拝の祈りが流れます。

(夜明け前のサラーは、強制的な目覚ましに近いが、健康的だ)

その時のフナ広場だけ、車にクラクションや大道芸の音楽など、

ピタリと鳴り止みました。

そんな混沌とした様相でありながらも、

絶妙にバランスを保たれた広場と文化には、圧巻の一言。

フナ広場を起点に世界最大規模の魅力的なスーク(市場)が広がる。

みなさんもぜひ訪れてみては。

ではー。

مع السلامة(安全とともに。)

byハヤカワ

黄と金の壁

最近話題の映画『教皇選挙』ですが、
舞台が、バチカン市国のシスティーナ礼拝堂ということで、早速鑑賞。

少し前にバチカン市国のシスティーナ礼拝堂を実際に見たので、

映画内の空気や音、空間の雰囲気がひしひしと伝わる。。
今では、いつでもどこでも検索で簡単に見ることができますが、
画像で見たことがあるものと
❝体験したことがある❞とでは、まったく感じ方が違うなと、
当たり前な感想ですが、映画を見ながらそう思いました。

なぜ、バチカンの話かといいますと、
圧倒的な装飾の空間で、祈りを通して感情に訴えけてくる、

カトリック教会の総本山のサンピエトロ大聖堂と

会社近くの小さな歯科クリニックの改修工事で、ほんの少しだけリンクすることがあったからです。

朝のサンピエトロ大聖堂とサンピエトロ広場

輝く内部の装飾

スケール感はこんな感じ

改修する医院の一部壁を、感情に訴えてくるような装飾的な壁にしてみようと、
海外渡航の経験がある施主さんとお互いの旅の話を交えつつ、相談しながら決めました。

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医院長の施主さんは、患者さんの歯の治療中、顔を上げて壁を見たときに、
自分の気分を盛り上げるような、、元気が湧き出てくるようなと、、
そんな要望を聞いておりました。
私も、そのような感情的に訴えてくる装飾的な要素は、
サンピエトロ大聖堂やシスティーナ礼拝堂を見て、

日常の中に存在することの大切をすごく感じましたし、
積極的に取り入れるべきだと思っていたので、
話が盛り上がりました。

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現実の世界では、いろんなメーカーのサンプル帳見て、

思った色の黄色じゃない!思った柄じゃない!と
細々とサンプルを取り寄せてみて、現場に貼って確認を繰り返しましたが、
ひとつだけピンときた、何か意思を感じるクロスがありました。

見上げた時に自分の気分を盛り上げるような、、

意思のあるハッキリとした黄色と、キラッと光る金色の線

良い壁になったと思います。

既存の診察室とのコントラストもあり、良い意味で存在感があります。

奇しくも、そのクロスは、
バチカンがある、イタリアのメーカーとのコラボで生まれた商品らしく、
さすがだなあ、と妙な納得感で選びました。

なんだか、かなり飛躍した感じの話になりましたが笑

規模や場所など全然違いますが、何かリンクする部分があるなと

そう感じております。

では。

byハヤカワ

帰国

こんにちは。ハヤカワです。

約一か月の休暇をいただき、

ヨーロッパのイタリア各都市とスペイン各都市と北アフリカのモロッコをめぐってきました。

イタリア/ ローマ→オリヴィエート→シエナ→バーニョ・ヴィニョニ→

モンテプルチャーノ→ピエンツァ→フィレンツェ→ピサ→

ヴェネチア→ヴェローナ→ミラノ→→→→

北アフリカ モロッコ/ マラケシュ→→→→→

スペイン/ マドリード→コルドバ→グラナダ→バルセロナ

という感じです。

色んな都市と文化と生活に触れて、

一言では到底表せない、かけがえのない経験をしました。

ありがとうございました。

その中でイタリア オルヴィエートの紹介です。

イタリア/オルヴィエート

遠くから時間をかけて、えらいところにまで来たな、、、と思いました。

インターネット上の写真では、いつでもいくらでも見ることができますが、

地球には、色んな世界があるんですね。

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カーブする道を進むと、夕日に照らされた大聖堂が。。

なんという美的感覚なのでしょうか。

早朝に街を散歩したら雲海が広がっていました。。

同じ世界とは思えないですね。

そんな幻のような風景と出会い、

ふらふら集落の中心の方に戻り、barで朝ごはんにカプチーノとクロワッサンを食べました。。

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話は変わって、休暇中タナカさんとナンバ監督に引継ぎをしていただいておりました、

会社近くの工事中のT歯科医院リフォーム工事の現場です。

現場の確認も兼ねて少しお施主さんと打合せをしておりましたが、

お施主さんも海外周遊のご経験があり、

まさかのスペイン/グラナダのアルハンブラ宮殿に行ったことがあるという、、、

現場の状況と、あの壮大なアルハンブラ宮殿の風景も共有できて、

ついついお話が盛り上がってしまいました。。

話題にあがった、スペイン/グラナダ/アルハンブラ宮殿 ライオンの中庭

引き続き、しっかり現場の方確認しながら、

お施主さんと現場の方々と一緒に良い空間にしたいと思います。

では。

byハヤカワ

法改正~リフォーム~

こんにちは、設計のツジムラです。

4月の法改正のリフォームに係る内容についてご紹介します。

2階建て木造建築物の大規模リフォームで2025年4月以降に工事に着手するものは、

建築確認申請が必要となります。

木村工務店は大規模リフォームをさせて頂くこともありますので申請が必要かどうかかなり気になる所です。

申請の要否は上記によるところで、主要構造部かどうか、改修範囲が過半となるかどうかが、判断基準となります。

主要構造部を触らず仕上げのやり変えや、壁・屋根等で既存を残しその上から施工するカバー工法は

確認申請不要となります。

上記のフローチャートで「必要」となると、既存建物の検査済証が必要となります。

古い建物は検査済証ないことも多いのが現状ですので、その場合は設計者が既存建物を調査し、図面等作成し、

検査機関の調査があり…、とプロセスが増えます。

こうなると、費用も着工までの時間も大幅に変わってきます。

ただそれぞれの主要構造部を過半以上の改修は案外少ないのかな、と思ったりもします。

都度、調査と協議ですね。

なるべくお施主様の負担が少なくなるよう進めていきたいです。

byツジムラ

社内検査~

こんばんは。設計営業担当の田中です。
和泉市・K邸の社内検査に伺いました。

中庭の松の木を眺めながら。

照明や小物がかわいかったです。




ところ変わって、年末の雪中キャンプの模様

過酷極まるテント泊となりましたが、楽しめました!


餅つき大会では。

今年も、7歳 2月生まれ 仲良し3人組がそろいました!





今年も、いい仕事とキャンプライフを楽しみたいです。

tanaka

BY タナカ

白黒

夏より冬派ですが、寒いですね。

設計部のハヤカワです。

堺市・T邸物置増築工事ですが、

少しづつ完成が見えてきました。

母屋と並んだ時は、白と黒です。

外観は焼杉です。

同じ敷地内ですが、

あえて、母屋の色彩や雰囲気にコントラストをつけてみました。

並んだ時に、今の母屋の建物のプロポーションを崩さないように。

道路から見たときに、大きな壁のような存在感のある並びにならないように。

また、北側の斜面地の美しい田園風景を

母屋と新しい建物でL型に囲いながら共有しつつも、

お互いに独立したカタチで新旧が共存、混在することが、

この環境には良いのかなと思い、

お施主さんにもご提案させていただきました。

引き続き、すごく小さな建物ではありますが、

敷地内だけでなく、置かれている環境全体を意識しながら、

進めたいと思います。

では。

byハヤカワ

IHクッキングヒーターに交換の件

こんにちは。営業設計担当の田中です。
昨日、ガスコンロからIHに交換する工事を行いました。

まず大変なのが、分電盤から新規で1系統配線しないといけない点。

分電盤は1階玄関にありキッチンは2階一番奥にありました。
その為、点検口を1か所作り、ダウンライトの開口を使って
線を通していくという、かなり大変な工事となりました。

IHクッキングヒーターは、私あまり使ったことがないので
施工後、お施主さんとYouTubeの説明サイトを見ながら
操作を勉強しました。
IHの一番の魅力は、安全性
ガスコンロにはない、大きな魅力を感じました。

点検口の設置。

IHへの交換、完了

photo by Fuku Tanaka
アドベンチャーワールド~

tanaka

BY タナカ

浴室、洗面室の工事

こんにちわ。設計担当のカワモトです。K・Y邸リフォーム工事のユニットバスが施工されました。
TOTOシンラというユニットバスで進めています。

TOTOシンラのカタログです。サザナとシンラというグレードがありシンラは高級感のある商品になります。

↑現場のユニットバス施工後の状況です。窓から坪庭も眺める事が出来き良い浴室になりそうです。
洗面室も改修していて約2週間の工事も完成に向けてラストスパートです。

kawamoto

by.カワモト

シロアリ駆除及び、調査の立ち合い

こんばんは。営業設計担当の田中です。
先日、シロアリ駆除の立ち合いを行いました。

デッキの一部が、シロアリに喰われてしまい、朽ちてしまった為
駆除を行いました。
駆除は、デッキ下の土の部分に薬剤を噴霧及び混入しし、その後、外部基礎の立ち上がり部分にも薬剤を噴霧していきます。
原理としては、土の中にいるシロアリの体に薬剤が触れることで、その成分を巣に持ち帰り
巣ごと死滅させてしまうという仕組みだ。
シロアリが活動している期間でないと、駆除効果が出にくいため10月いっぱいぐらいを目途に
行った方がベターの様だ。

宅内調査を点検口から潜って行う予定でしたが、床下の懐が足りなく、潜ることができませんでした。
そこで、オーストラリアの精密機器メーカー。Termatrac(ターマトラック)の
マイクロ波を利用したシロアリ等の害虫の発見器により見ていくことになった。木部であれば最大10cm程度まで測定可能の為、柱や土台の上に、この機械を置いて測定。
もし、木部内にシロアリがいれば、反応し波形で有無が分かる。
害虫駆除をお願いしている、阪神ターマイトラボの水谷さんによれば
この機械により、かなりの確率でシロアリの発見ができるそうだ。
その他、シロアリは蟻道を作って移動していくので、蟻道の発見により
有無を調査するのが一般的だが、たまに、外部からは全く分からずに見落としてしまうことが
あるそうで、そんな時も、この機械が役立つそうだ。


異常気象が続く昨今、害虫駆除の相談件数が増えてきています。
建築する際も、前もっての対策が必要になってくる様に思います。

tanakaBY タナカ

記録としての撮影

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

 

東大阪市・M邸新築工事と、

お引渡しをしてしばらく経ってしまいましたが、

泉佐野市・H邸新築工事の竣工写真の撮影に行きました。

 

本来は、家具やモノがたくさん入った状態で、撮るのですが、

今回東大阪市・M邸新築工事では、

建築的な部分でのお施主さんのDIYの部分が多かったので、

一旦建物としては完成し、一区切りという意味で、

家具のない、工事期間中にDIYをされた部分の記録として、撮影しました。

 

今後家具も作られる予定ですので、

それらのモノたちが入った空間も撮影できたらと思っております。

 

外観です。

東大阪ならではの、工場のような外観を意識しております。

 

玄関入ってキッチンダイニングです。

仕上げの床、天井以外は施主さん施工です。

すごいですね!

 

端から端まで抜けて、奥の庭が見えます。

今回はエアコンを両端の部屋に1台ずつ、計2台設置いたしましたが、

平屋であり、外回りの断熱、気密性がしっかりしているので、

エアコン1台でもいけそうでした。

 

真っ白の浴室、洗面脱衣室。

洗面、浴室はFRP防水仕上げで、

こちらの仕上げは、木村工務店で施工しました。

施主さん施工と弊社施工をコラボレーションですので、

工事の工程も調整&織り交ぜながら工事を進めました。

 

明るいピンクと紫のカラフルな趣味室。

塗装なので、また気分で色を変えたりもできますね。

一部グレーの畳廊下もあり、楽しげです。

 

一番奥の寝室は、カラフルな空間と対比させるかのような、

優しい雰囲気です。

 

寝室からは、小さなお庭も見えます。

 

すごく外観はシンプルですが、

内部空間は、各部屋ごとに個性的で、

変化のある、面白くて気持ちの良い空間になりました。

 

今回は記録としての意味合いの竣工写真になりましたが、

また、家具やモノが入ったころに撮影できたらなと思っております。

 

次のブログは、泉佐野市・H邸の竣工写真の紹介ですかねー。

 

 

では。

byハヤカワ

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