同じ場所で、継続的に、制約をこえて

時々涼しい日がありますね。

個人的には早く雪が降る季節になって欲しいです。

 

休日に僕が所属していた大学の研究室の実施プロジェクトがあり、見学に行きました。

僕も2年前に同期と2人リーダー体制で関わらせていただいたプロジェクトです。

場所は大都市のど真ん中であるJR大阪駅にある『時空の広場』

ちなみに“時空”と書いて“とき”と読みます。

こんな社会的に影響力のある場所で、プロジェクトができるのは、

あらためてすごいことだなあと思います。

 

↑今回の提案

オーガンジーという布を使って風を可視化し、気持ちの良い居場所をつくろうというものです。

 

↑時空の広場から眺めるとこんな感じ

 

 

↑関わらせてもらった2年前の提案です。

提案自体は大きくは変わらないと思います。

 

ただ大きな違いは、

・“実施範囲が広がった”

・“布を吊るす位置が高くなった”  ということです。

この2つはかなり大きな制約でした。

なぜならスプリンクラー範囲内等の防火の問題、避難動線の問題、

監視カメラの視野の確保の問題など、

駅という空間を管理する側には、とても重要な要素だからです。

 

2年前の僕らの代は、風による予想できない動きをする布を、どうやって安全に使うことができるか。という検証にかなりの時間を使いました。

なので、実施範囲の拡張、高さ制限にまでは、全然提案できませんでした。

しかし今回は、研究室の後輩が、同じ布を使って、実施範囲、高さ制限にまで果敢に提案し、

その制約をこえて安全に実施できたことに、研究室の先輩として自分のことのように、

とってもうれしく思います。

 

これも同じ場所にこだわって、これまでの実施提案をフィードバックし、

継続的に取り組んできた成果だと思います。

制約をこえていくことの難しさと、それをこえていくだけの継続的な情熱とポリシー。

よいものを見させてもらいました。

 

では!

byハヤカワ

ありがとうございます。

なんでこんなに暑いのでしょうか。

 

職人さんたちが使っている空調服、、

これから一般的なファッションアイテムとして十分流行るのではないかと思っています。

 

少し昔の空調服は長袖でかなり膨らんでいた記憶ですが、今は半袖タイプが流行っているらしい。。

これからもっと流行れば、さらに改善されて小型化、静音化、、、

機能性とデザイン性がどんどん進化するのかなと思ったり。。

東京オリンピックや大阪万博の時、ファンを着けた日本人が街なかでたくさん歩いていたら

外国から来た人たちは、びっくりするだろうなと思ったり。。

 

↑空調服

 

設計で関わらせていただいています、東大阪市・I邸新築工事の完了検査がありました。

写真は、外部のベランダの目隠しのための格子戸です。

目の前には、道路を挟んで学校の校庭が広がっています。

窓や格子を大きく開けたら風が抜け、校庭が生活の借景になりそうです。

運動会など、季節によって楽しそうな行事ごとが見れるのも、うらやましいです。

 

格子を閉じるとこんな感じです。

外壁の黒も周辺環境に馴染み、意味や要素が消えて、モダンな感じがします。

 

キッチンの背面収納もシンプルに美しく仕上がりました。

キッチン側は窓が小さめなので、ダウンライトでうまく照らされて、とてもきれいでした。

 

協力業者さんや大工さん、現場監督のおかげです。ほんとうにありがとうございます。

外構などまだありますが、最後まで頑張りたいと思います。

 

ではまた!

byハヤカワ

カコウバ

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

 

暑いです。。。

 

木村工務店のまちのえんがわと協力業者である左官山本組のワークショップに参加しました。

内容は左官山本組特製の珪藻土の小さなパーツをタイルを貼るかのように組み合わせて

お風呂のバスマットをつくるというもので、

祖母と母が参加し、僕はお手伝いのような形で参加しました。

 

 

職人さんとたくさんの世代の方が混在していて、

悩みながらも(焦りながら)ワイワイ楽しんでいる加工場の空間は、

単なる『モノを加工する場』ではなく、次の新たなきっかけを生む『カコウバ』でもあります。

そういう訪れる人によって意味や機能が変わるような空間は、

なかなか街なかにありそうでない、とても豊かな空間だと思いました。

また、そういう空間がもっと街なかにたくさん増えたらいいなあと思っています。

 

ワークショップの様子です。

思った通りにならないのが難しくも楽しい。

 

ちなみに完成したものはこんな感じで、お風呂上りのバスマットとしてつくられたのですが、

僕の家では、洗い物の敷板として使われています。

 

なんと乾きがめちゃ早い。

恐らく凸凹から風が抜け、通気口のような役割をしているのかな。。

逆さに向けた濡れたお皿も凹凸のおかげで手で取りやすく、我が家の必需アイテムとなりました。

 

ワイングラスなど繊細なものは要注意ですが。。

 

 

ではまた!

byハヤカワ

徐々に現れる時間/足場の解体

こんにちは!

気温はそこまでなのですが、雨が降るか降らないようなじんわり湿気が高い日が多い気がします。

設計部のハヤカワです。

 

設計を進めておりました東大阪市・I邸新築工事ですが、ついに足場が取れました。

 

この日は、足場が解体される過程が見たかったので、最初から最後まで、現場の打ち合わせも兼ねて見させていただきました。

 

↑足場が解体され、今までたくさんの打ち合わせの積み重ね、頭の中のイメージ、模型の検討、CG、スケッチ、図面の中、現場での打ち合わせで考えていた建物が、徐々に社会の一部として、まちの一部として現実に現れる時間は緊張感もあり、楽しみでもあるような、、

なんとも言えない不思議な時間でした。

なんとなく“過程”というものがモノゴトを進めるにあたって大事だなと改めて足場の解体を見ながら思ったり。。

 

 

↑これから外構や内部もどんどん仕上げていくのですが、職人さんの丁寧かつ、すばやい仕事に置いて行かれないように、僕も丁寧かつスピード感をもって頑張りたいと思います!

 

では!

byハヤカワ

ズームアップ

こんにちは!

着々と現場が進み、バタバタしております。

 

設計部のハヤカワです。

6月初めごろに社員と協力会社の方々と高知の方に研修旅行に行ってきました。

 

最初に高知県立坂本龍馬記念館に行きました。この建物は好き嫌いが分かれそうな建物でしたが、個人的にはとても楽しめました。

この建物の建っている“場所”が面白くて、

海に大きく突き出た岬の先端の山の上に建っています。すごいですね。。

 

↓徐々に近づいてみましょう。。

↑航空写真で近づいてみるとどんな場所かわかりやすいですね。

↑横からみるとこんな感じです。

岬の先端からさらに建物が大きくキャンチで飛び出しています。

海に大きく突き出た岬の先端にから、さらに建物が飛び出す。。。

↑一人でボーっとしているこういう風景があるのは、良い空間だと思っています。

 

この場所の力を感じることができる、迫力と気持ち良さを持ち合わした空間でした。

 

みなさんもぜひ。

 

では!

byハヤカワ

現場報告

こんにちは!

本日(5/24)健診がありました設計部のハヤカワです。

なにかと健診で引っかかることが多くて、何もないことを願っております。。。

 

現場の方ですが、東大阪市・I邸が着々と進んでおります。

外部ベランダに木製格子戸や外壁の左官と金属サイディングの取り合いなど、

大工さんや現場監督、協力業者の方々など色んな方に相談しながら進めております。。。

なかなか難しいです。

 

『世の中の大事なことって、たいていめんどくさい』

こういう時、昔どこかで聞いて忘れられない、ジブリの宮崎駿さんの言葉を思い出します。

 

↑空が映り、じんわり青くなってとても綺麗です。

 

現在は外部周りも進んでおり、外壁のブラックの金属サイディングも徐々に進んでおります。

 

↑空と西日も映りこんで、一体何色なのかと思うぐらいでした。

 

いつも思うのですが、ブラックってとても違和感なく周りに馴染み、背景として周辺を引き立てる不思議な色です。。。

足場が取れる時が楽しみです!

 

↑現場に落ちていた詳細図面。思考の痕跡ですね。。。

 

内部も同じく着々と進んでいるので、僕も頑張って詳細をつめていきたいと思います!

 

 

では!

byハヤカワ

GW

こんにちは!

平成から令和になりましたね。

『令和』、とても良い響きで、美しいと思います。

設計部のハヤカワです。

 

GWは東京→群馬→長野→新潟→長野→東京と大学の時の友人と3泊4日で

ひたすらに色々見て回るという充実した時間を過ごしました。

思い出しながら訪れたところを書いてみました。

(0日目)

東京
松濤美術館
用賀プロムナード 象設計
世田谷美術館
砧公園
21_21デザインサイト 安藤忠雄設計
六本木ヒルズ 森美術館
柏駅(千葉県)

(1日目)

群馬県移動
上洲富岡駅 TNA設計
富岡市役所 隈研吾設計
富岡商工会議所 手塚貴晴設計
旧富岡製糸場
長野移動
エロイーズカフェ 吉村順三設計
脇田美術館
旧軽井沢散策
聖パウロカトリック教会
軽井沢ユニオンチャーチ
万平ホテル カフェ、レストラン
別荘散策
ゲストハウス くつかけ
星のリゾート 温泉

(2日目)
軽井沢ペイネ美術館 夏の家
千住博美術館 西沢立衛設計
Ray coffee house
田崎美術館 原広司設計

軽井沢星のリゾート
石の教会
小諸市移動
藤村記念館 谷口設計
小諸城跡石垣
小山敬三美術館 村野藤吾設計
ゲストハウス蔵
穴観音温泉

(3日目)
小諸市 散策 朝ごはん
小布施 酒蔵 散策
まち図書テラソ
そば屋 せきざわ
千曲川堤防 桜/菜の花 散策
道の駅
新潟、糸魚川移動
谷村美術館 村野藤吾設計
翡翠庭園
道の駅マリンドリーム能生
白馬 雪山の風景
あづみの池田ゲストハウス
ファインビュー室山温泉

(4日目)
安曇野ちひろ美術館 内藤廣設計
禄山美術館
田淵行男記念館
道の駅 安曇野の里
安曇野市役所見学 内藤廣設計
安曇野豊科近代美術館
ピザTASUKU
安曇野ワイナリー
松本移動
旧開智学校
松本城 見学
松本市民芸術館 伊東豊雄設計
信毎MEDIA GARDEN 伊東豊雄設計

 

整理してみるとなかなかですね笑

 

↑3日目に訪れた千曲川堤防の桜堤

全長4キロにわたって600本の八重桜が咲き誇っていました。

堤防の下から見上げると背後の雲と重なり、桜の雲のようで、

見たこともない不思議な風景でした。。

 

↑桜堤の向かいには美しい黄色の菜の花?が全面に咲き誇り、満開の桜と菜の花に挟まれた奇跡的な風景でした。。

 

↑いろんなものの美しい瞬間が重なっていました。

 

まだまだありますので、

現場の報告と交えながら、

少しずつブログで紹介していきたいと思います!

 

では!

byハヤカワ

春の建て方

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

春は桜が咲き、ソトで過ごしやすい快適な気温の季節なので、おっちゃんがベンチで本を読んでいたり、子どもたちが公園で走り回っていたりと、生活がソトに出てきてる雰囲気が好きです。

↑桜を見ながら散歩をする光景、とても美しいです。

 

↑春の公園の風景。なぜ子どもたちは広場のど真ん中を居場所に選んだのか、、不思議ですね。

おそらく子どもたちだけの世界にいるのかなあ。

 

少し前ですが、設計に関わらせていただいています東大阪市・I邸の建て方がありました。

 

↑各々が無駄のない動きで、会話も必要としないぐらい連携して動く姿、美しくもかっこいいと感じました。

僕はピカピカのヘルメットをかぶりながら見守るしかできなかったです笑

 

↑どんどん建ち上がる骨格

建物のスケール感、窓からの景色、想像していたものがカタチに現れる瞬間です。

 

あたりまえですが、描いた線が実際にカタチとなり、お施主さんの生活につながり、周辺環境も含めた社会性も帯びていくため、慎重に詳細を詰めて、良い建物にしたいです。

 

引き続き、がんばります!

 

では!

byハヤカワ

街なかの新築住宅

こんにちは!

風邪をひいていしまい、ティッシュなしでは生きていけなくなっております。

設計部のハヤカワです。

 

もうすぐお引渡しということで、急遽車を飛ばし、

木村工務店、設計・施工の京都府・八幡市の新築工事を見に行きました。

八幡市というと大学時代に通っていた男山団地の再編に関わる活動をしていたところなので、

なんとなく土地勘があり、少し懐かしい気分で現場に向かいました。

 

 

↑どれだかお分かりになりますか?

左の奥に見えるベーシュ?のような色をした2階建ての住宅です。

僕はいつもパノラマで撮るのですが、建築は敷地を超えて周辺環境も含めた関係性の中で成り立つ社会的な存在だと思っているので、パノラマ写真はそのことがとっても伝わりやすく、必ず撮ります。

 

 

↑近づいてきました。

建物の“カタチ”がこの場所の雰囲気に素直に建っていて、新築でも周辺環境に調和した良い住宅だと思いました。

 

 

↑外壁の“色”が街なかでよく見かけるベーシュやアースカラーではなく不思議な色で、

この建物の印象を決定づけた重要な要素だったと思います。

ありそうでない“色”が、この住宅地に新鮮な空気を送り込むかのような。。

 

 

↑また外壁は、掻き落としで仕上げられているので、なんとなく機械的に、効率的につくられた印象ではない、丁寧な手仕事の雰囲気、人がつくったという空気感があるのかなあと感じました。

これから実際にお施主さんが暮らし、生活感が出てくると、さらに良くなりそうですね。

 

人が集まって暮らしている環境に新たに建つ住宅。

これからどういう存在になっていくのでしょうか。 楽しみです!

また見に行かせていただきます!

 

 

 

では!

byハヤカワ

協働を継続する

こんにちは!

暖かくなったり、寒くなったりで、雨が多くなってきました。

もうすぐ春ですね。

設計部のハヤカワです。

 

僕が大学の研究室にいた頃に関わっていた団地再編の研究の一環で、今も継続して活動している京都府八幡市にある男山団地の住戸改修の内覧会に行ってきました。団地内にたくさんある空き住戸を選び、設計し、実際に一般の方に募集をかけて住んでもらうという、単なる設計提案だけで終わりではない、しっかり社会に接続した取り組みです。

ちなみにその男山団地内にある研究拠点を施工したのが木村工務店です。

↑木村工務店施工による男山団地の研究拠点 だんだんテラス

↑京都府八幡市にある男山団地

 

今年は数人1チームで3つのチームをつくり、3つの住戸を改修をしていました。

まず一人ではなく『チーム』というのが大切で、言い換えれば『協働』ですね。学年もばらばら、研究室OBや先生、外部の専門家にも意見をもらえる環境が用意されていて、そういった『協働』できる環境で活動を進めて行くプロセスがとても良い。。

建築、空間の設計は、どうしても『できたもの』だけに注目されがちですが、『プロセス』が重要だと思います。プロセスを遡っていくと、一見関係がないように思える小さなものごとの積み重ねを『継続』することによって、今という環境があります。それはとっても時間がかかり、エネルギーのいることだと思いますが、協働を継続することでしか生まれない環境であり、改めて『協働』と『継続』のチカラを内覧会に訪れて再確認できました。

 

今年の団地住戸改修の様子です。

改修前の写真がないのでどう変わったか分かりにくいかと思いますが、、

↑できるだけ仕切りをなくし、キッチンは対面に。壁は塗装なので質感があってシャキッとしていました。やはり“色”による影響力は計り知れないなあ。

 

↑こちらもワンルーム化で対面キッチンや土間など、緩やかに空間をつくっています。冷蔵庫をどこに置くのか気になります笑

 

↑水回り以外仕切りのないワンルーム。何もないワンルームなので、団地ならではの採光や通風、景色の抜けなど環境の良さを感じました。

どれも団地の住戸とは思えないし、元々のプランが想像できなかったです。

 

後輩や先輩、みんな頑張っているので、僕も引き続き頑張りたいと思います!

 

では!

byハヤカワ

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