飛び跳ねる子どもたち
こんにちは。
設計部のハヤカワです。
最近は、あまり自由時間がないのですが、
移動のついでの寄り道程度で、
最近できた広場を見てきました。
僕の地元の川西市にできた広場です。
バブルの頃に計画し、建てられた施設あるあるなのかもしれませんが、
大きな吹き抜けにガラス屋根が覆う広場がありました。
結構オフィス街や地方の商業施設、街中で見かけるのですが、
使い方がイマイチ見えてこない余白のような空間が多い気がします。
ここを子どもたちを中心とした、あそび場を併設した
芝生の広場になりました。
中央に常設のトランポリンのような遊具がドーンと設置されていて、
子どもたちが飛び跳ねています。
良いですね。
大人たちが商業的に使いこなせず、悩んでいた余白を
ちょっとした設えで、
子どもたちが簡単に楽しそうに使いこなしていますね。
飛び跳ねる子どもたち
この大きな余白で、閑散としていた施設の雰囲気が、
子どもたちのエネルギーでガラッと変わりましたね。
この広場を囲うお店にも賑やかな雰囲気が伝わり、
お客さんの購買意欲が高まりそう。
このバブリーな施設の今後を支えるための、
エンジンのオーバーホールというのか、
そういうイメージが浮かびました。
かっこよさや、スタイリッシュさ、都会的だけではない、
郊外や地方都市の商業施設の未来を垣間見た感じです。
新しくできたウメキタの広場です。
こちらは、先ほどの広場とは対照的な、
かっこよさや、スタイリッシュさ、都会的なモノを追求した感じです。
人が多すぎて全貌が見えなかったですが。。
ただ、僕の好きなスカイビルへの敬愛が感じられて、良かったです。
また落ち着いたら見に行こうと思います。
↑こちらは、内藤廣さんの富山県立美術館の屋上広場
ウメキタの広場には、おそらく無い遊具が、
こちらには、たくさん設置されています。
遊具があるか、無いかは、
人口減少が進む地方と、人口が増え続ける都会の
未来への切実な問題意識やスタンスが見え隠れしているように思いますね。
では。