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2016年12月03日

フクロウワークショップ2016

今年で2回目のフクロウワークショップ。15人の参加者のうちリピーターさんはわずか1人という、相変わらずのフクロウ人気を実感することとなりました。

講師の都(ト)さんは南河内の里山でフクロウの観察、繁殖も楽しみながら田舎暮らしを満喫されている方です。

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今年は主役のナヤフクロウと共にアフリカワシミミズクとアフリカオオコノハズクを連れて来てくださいました。

↓左からアフリカオオコノハズク 、アフリカワシミミズク、ナヤフクロウ

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アフリカオオコノハズクは気が強いのにとっても臆病なんだそうです。なので、紹介される直前まではこんな感じ。笑

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ナヤフクロウのナヤは「納屋」なんだそうですよ。納屋のような人家に巣を作って、ネズミなどを獲ってくれるので重宝されているそうです。飛行練習で初めてここへ来たときも気持ちよさそうに高く高く飛んで、都さんを困らせていました。笑

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プロジェクターを使ってフクロウの生態を学んだり

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フクロウの羽で栞を作ったり

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観察したり

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みなさん(シャチョウ含む)、フクロウとのふれあいの時間を満喫されたようでよかったです。

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そして最後はナヤフクロウによるフライトショー

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で、やっぱりこうなりました。笑

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2015年07月25日

フクロウワークショップ

えんがわ初登場のフクロウワークショップ。今回は「材料」ではなく「生きもの」との「コミュニケーション」を体験してもらいました。とは言っても、ただふれあうだけでは巷で流行っているフクロウカフェになってしまうよね?ということで、「生態観察的フクロウカフェのすすめ」と題して、ちょっと理科の勉強のような内容とさせていただきました。講師の都 基学(ト キガク)さんは何度かまちのえんがわを訪れてくれたお客さま。あるとき「実はね、ぼくはこういうことをしてまして、ここで一緒に何かできそうな気がするんです」と。話を伺うと、何やらとってもおもしろそう。でもいつもと勝手が違うので、今回はすべて都さんにお任せして、私たちも参加者のような気持ちでドキドキワクワクな一日を過ごさせてもらいました。

朝9時、スタッフより先に都さん到着。一人でせっせと会場準備をされ、加工場はあっという間に小さな博物館のようになりました。フクロウ以外の資料もいろいろありました。子タヌキの剥製は一見かわいそうに思いますが、実は車にはねられて死んでしまった子なんだそうです。「そのまま放置されるより、こうして姿を残してあげたほうがいいんじゃないかと思ってね...」そんな思いを知るのと、知らないのとでは観察する目も変わってきます。たった一日の展示にはもったいない内容でした。

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そして今回の主役がこの子たちです。

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【アフリカオオコノハズク】

全長は19〜24cm

性格は気は強いが臆病。大変神経質な鳥である。

敵に気づかれておらず、隠れていればやり過ごせる

可能性がある場合、体を細くして木に擬態する。

逃げられない距離で敵に見つかってしまった場合、

羽を広げて体を大きく見せる。

IMG_0249アフリカワシミミズク

通称アフワシ

全長35-45cmと、ワシミミズク属の中では小型。

頭部に耳状の羽毛(羽角)を持つ。

 

 

 

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【キンメフクロウ 】
体長は22-27cmで、翼を広げた幅は50-62cmである。

飛行は力強く直線的である。

茂った針葉樹林や針広混合林で生活し、木の洞の中に

3個から6個の卵を産む。

一般的に他の大型のフクロウ類が活動できないような空間を

生活域としている。

フクロウって他の鳥にはない独特の雰囲気がありますよね。みなさんフクロウの動きに一喜一憂され、まるでアイドル撮影会のようでした。フクロウの首って本当に360度(左右180度)回るんですね...

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そして今回のメインイベントがこちら「ペリットから骨探し」です。地味な作業ですが、みなさん黙々と...ちなみにペリットとは、猛禽類が獲物を摂取し、消化せずに吐き出した毛や骨なんだそうです。特にフクロウは鷲や鷹のようにくちばしが発達していないため獲物を丸呑みにするので、頭から尻尾まで丸々骨が残っていることがあるそうです。

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また、都さんお手製のブックマークが当たるくじ引きを参加者全員に。フクロウの羽がラミネートされているレアなものです。鳩の羽を使って「それはここの部分の羽だよ」と一人一人にていねいに説明してくださいました。

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10人くらいでこじんまりと...のはずが、終わってみれば30人を超える盛況ぶりでした。フクロウもこの加工場に馴染んだのか、いつもより大人しかったそうです。また来年飛んできてくれるといいなぁー

2015年06月02日

フクロウワークショップ

FB

フクロウのペリット(摂取したものが消化できずに吐き出されたもの)から生態を学ぶミニワークショップを開催します。同じ猛禽類でもワシやタカは口ばしが発達しているためエサを食いちぎって食べるので、ペリットは雑多だそうです。一方フクロウは口ばしが発達しなかったためエサを丸呑みするので、ペリットを丁寧にほぐしていくと、呑みこんだ動物の骨がまるごと出てくることもあるんだとか。いつもとちょっと違う理科の授業みたいなワークショップ、いっしょにお勉強しませんか?参加者の方には都さんお手製ブックマークをもれなくプレゼント(これがなかなかいいんです)!


■フクロウワークショップ
生態観察的「フクロウカフェ」のすすめ
日 時 2015年6月28日(日) 13:30 -
場 所 木村工務店1階加工場
料 金 おとな¥1,000/こども¥500 (共にお茶菓子つき)
定 員 20名
問合せ [email protected]/0120-06-4414

■講 師
都 基学(と きがく)さん
葛城山の麓、南河内の里山でフクロウの観察、繁殖も楽しみながらフクロウといっしょに生活されています→キンメフクロウの子育てと田舎ごっこ

■特別出演
アフリカワシミミズクキンメフクロウアフリカオオコノハズク
_アフリカワシミミズク____キンメフクロウ___アフリカオオコノハズク