立場をこえて
車が入りました。
この写真は、生駒市・H邸リフォーム工事の外構部分で、
初めて車を入れてみた時の写真です。
勾配や高低差など、悩ましい問題が多々ありましたが、
設計、工事部長、監督や職人さん、施主さんと話し合って、
無事車を停めることができました。
車が入る瞬間、
奥に佇んでいるナンバさんはどんな気持ちだったのでしょうか。
タイルを埋め込みました。↓
建物内部で使ったタイルの余りを使って、
駐車場に向かうスロープに一工夫してみました。
施主さんのアイデアです。クリエイティブですね。
↑余ったタイルを埋め込んでいます。
立場的には、設計、監督、施主さんですが、
一体だれが設計で、監督で施主さんなのか。
タイルをみんなで埋め込んでいる風景を見た時、ふと思いました。
おもしろいですね。
おそらく、協働という言葉をそのままカタチにしたら、こういう状態のことなのだろうか。
楽しいですね。
住宅というものは、つくってあげるものでもなく、
つくってもらうものでもなく、
一緒につくるもので、それが楽しみであり、喜びなのだと思いました。
生駒市・H邸はもう少しで竣工になりますが、これからが始まりですね。
ゆっくりと時間をかけて、
さらに継続して自分の家をつくりあげていきましょう。
では。