生野というマチと空き家の可能性

こんにちは。設計部のハヤカワです。

今回の台風は経験したことのない天災ですごく衝撃的でした。。

また台風が接近していてとても心配です。

どこかの論文のようなタイトルですが笑、木村工務店では『空き家カフェ』という取り組みをしていて、僕もそれに参加しています。

空き家の問題は、生野区に限らず全国の問題であり、建築を設計するものとして建築や空間を通してマチに何か貢献できないかと思っているので参加しています。

はじめて木村工務店のある小路や生野のマチを歩いて思ったのが、『おもろいマチ』だなぁーと思いました。何が『おもろい』のか、少し考えながら日々会社に通っていて感じたのは、生野は人と人とのつながりが強く、生活感がマチに溢れるぐらい“オープンな人柄、雰囲気、暮らし”があるからかなぁと思いました。僕の住んでいる閑静な住宅街ではなかなか感じれません。ある意味でイメージ通りの大阪らしさが生野のポテンシャルだなぁと思いました。

ひとけが溢れる小路のまちなみ
生野のオープンな人柄、雰囲気、暮らしを感じた木村工務店のまちのえんにち

そんな生野の“オープンな人柄、雰囲気、暮らし”があれば、生野の空き家という大都市の中の小さな余白が自分のやりたいこと、あるいはやりたかったことを実践できる空間に生まれ変わることができる。そして、生まれ変わった空き家が起点となってマチに貢献できる場所になりえると感じました。

↑空き家カフェから生まれた案件
空き家がマチを照らす拠り所に生まれ変わった

なにより『オープンであること』が、マチにとって大切な要素だと思います。

空き家を貸したい人、空き家でなにかやりたい人、それをサポートする専門家が混ざり、出会える環境を整え、設計者として空き家からまちづくりを後押しできたらと思っています!

ではまた!

byハヤカワ

生野区空き家カフェプロジェクト

こんにちは。今日は良いお天気で洗濯物がよく乾きます。明日からまた下り坂のようですが、台風後の雨漏りの被害などはありませんか?我が家も雨漏りがあり急遽、マゴの紙おしめで対応しました。
吸水力抜群です。

さて、毎月19日は生野の日で「いくのの日」の旗を店頭に掲げ生野区を盛り上げているそうです。そんな中、当社も「生野区空き家カフェプロジェクト」に参加しています。



以下引用 ↓

Our Story
大阪24区で、空家率ワースト3位の生野区。 平成27年に開催された
『生野区 空き家リノベーションアイディアコンクール』と
時期を同じくして立ち上がった
【生野区空き家活用プロジェクト】
当初は生野区に拠点をおく工務店や設計事務所
区役所職員で立ち上げた当プロジェクトも
不動産業、ファイナンシャルプランナー
大学関係者、そして、貸し手・借り手が参加するプロジェクトへと拡大
「生野区の空き家を活用して魅力あるまちにしたい!
愉快に暮らしたい!ものづくりしたい!」という人、集まれ!!



と言う事で、本日も数名の方がお集まりになっています。『空き家を持っているがどうのように活用すれば分からない』『生野の空き家に住んでみたいが誰に相談すれば良いのか分からない』『空き家が多いのでもっと町全体を活性化したい』等々お考えやご興味のある方はどうぞご遠慮なくお越しください。

nakata

by.ナカタ

初渡し

先日初めて監督として担当した工事で引渡が行われました。

 

思い返せば、何も分からないまのスタートでしたが、職人さんや会社の先輩たちに助けてもらってばかりだったような気がします…。

みなさんありがとうございます。

 

 

引渡当日には、お施主様のご要望でハンモックヨガの布を吊してみることに。

 

 

これはその時の様子です。

僕も試しに乗ってみましたが、包み込まれている感じがとても気持ちが良かったです。

なんでもこのピンクのカラーは、胎児が母親のお腹の中で見る色と似ていて、安心感を感じさせてくれるそうです。

 

また乗りたいな~。

 

yamamotobyヤマモト

長屋暮らしとは。

こんばんは、設計のササオです。
現場近くのきんかんの木にウグイスがいるのを見つけ、
「あ~春だな、桜が楽しみだな」という気持ちと同時に、「うぐいす餅が食べたいな~」と食いしん坊が出てきました。

さて、竣工間近の空き家プロジェクトのT邸リフォーム工事は、大工仕事が大詰めです。
外部は一部板貼り、塗装色を検討中です。

内部は、白い床と壁、天井はラワン、既存のプリント合板に、
インパクトあるサーモンピンクの壁。

ハーブサウナを行うためのシャワールームはFRP仕上げ。

ヨガ教室や、ハーブサウナ、発達障害のお子様が来る施設になる予定です。
水飲み場という、コミュニティースペースの詳細は、また出来上がってからのお楽しみです。

そういえば、会社周辺の長屋がどんどん解体され、
建築家の岸和郎氏の長屋に溶け込んでいた「KIM HOUSE」が丸裸状態になっておりました。

古い長屋はリフォームするのも建て替えるのも大変なので仕方ないのですが、
会社の屋上から見える長屋の瓦屋根が連なる風景がなくなり、建売の味気ない景色になっていくのがとても残念です。

sasaobyササオ

いよいよ仕上げへと

こんばんは、現場監督のヤマモトです。

中川東・N邸の現場では玄関のサッシが取り付けられました。

夕方、内部の工事用の照明の光が外に漏れ出し暖かい雰囲気を感じさせてくれました。

来週からいよいよ大工工事から仕上げ工事へと進んでいきます。

段取りよく、安全に頑張っていきましょう!

yamamotobyヤマモト

お鍋

こんばんは、現場監督の山元です。

 

こちらは中川東・N邸リフォーム工事の様子です。

フミノ大工、そしてオーストラリアから昨日帰国したモリ大工による大工工事が順調に進行中です。

工事はまだまだ残っているので、気を引き締めて頑張っていきます。

 

先日、お施主様からおいしいお鍋をご馳走していただきました。

有名なお店の出汁を使っているので、コクがありとてもおいしかったです。

ありがとうございました。

 

yamamotobyヤマモト

空き家プロジェクト

こんばんは、設計のササオです。

1週間前ですが、山元さんのブログでも紹介しました「生野区空き家プロジェクト」の一環である生野西・Y邸借家リフォーム工事が無事竣工いたしました。

Y邸借家_befor2Y邸借家_befor1

beforの様子です。

Y邸借家_LDKY邸借家_LDK_2

Y邸借家_キッチン

元のキッチンはクッチーナで上等なものなのですが、既製ガスコンロが使えないことや、扉等も不具合が出ているため、賃貸用を新設いたしました。

和室はアトリエ仕様にするためウッドタイルを貼り、つながる洋室に合わせ白いクロスを貼っております。

Y邸借家 引渡し

引渡しの様子です。

弊社は社長、監督、設計の私、貸し主(お施主様)と借り主という、初めてのパターンの引渡し風景でした。

10月は雨で泣かされ、11月最初の週末は天気に恵まれたこともあり、プライベートでまた尾道に行ってきました。

社員遠足でも行った場所でも、天気や時間の関係で心残りがあったため、リベンジです。

浴室庭
「禅と庭のミュージアム」の桧の浴室。お庭も紅葉が始まり綺麗でした。

ロープウェイ尾道 新開

ロープウエイで千光寺に行ったり、元遊郭の町を散策したり。。。

充電もできたので、仕事頑張ります!

sasaobyササオ

貸主と借主の狭間で。

こんにちは、設計のササオです。

食欲の秋ですね。ストレスが溜まると私は酒ではなく、フルーツのバカ食いをします。ただ、実家がりんご農家だとりんごは「日常」水みたいなもので、バカ食い対象にはなりません。ちなみにバナナは炭水化物だと思ってます。

最近の仕事は、生野区の空き家プロジェクトが本格的に動き出し、普段の新築・リフォームとは違う内容の打ち合わせが多くなってきました。

貸し主の「この空き家に住んでもらえるなら」という好意から、改修内容は借りる方の要望をできるだけ組み込みます。

しかし、借り主側に付きすぎるとコスト管理ができなくなり、貸し主側に付きすぎると普通の借家になり魅力がなくなる。。。

中立の立場で、どちらの意見も聞きながら調整していきますが、「借家」というところでとても躊躇してしまうのです。

バランスが難しい。。。

昨日の山元氏のblogにもありましたが、こちらの物件は構造は全く触らず、内装替えのため、借り主とはクロスや床材の打ち合わせが中心でした。

面白いクロスの組み合わせ、完成が楽しみです。

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現在計画中の空き家プロジェクトは、玄関(ファサード)も構造も、水廻りも全て触る改修です。どのような内容になるか、楽しみでもありますが、狭間でバランスも取りながらの設計で大変な部分もあります。

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改修後のイメージも描いてみたり。

とりあえず、11月着工に向けて頑張ります。

sasaobyササオ

空き家

 

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先週から着工した生野西・ Y邸借家リフォー ム工事の様子です。

この工事は生野区空家活用プロジェクトの一環として行われています。

生野区は大阪市内で空き家率ワースト3です。このような空き家を活用して生野区を魅力ある街にしたいという願いから、行政がアクションを起こし、民間が主導となってこのプロジェクトに取り組んでいます。

昔ながらの下町情緒を残す生野区に若い世代が興味を持つきっかけになれればいいなと思います。

yamamotobyヤマモト