芸術の秋

設計のササオです。

担当している小路東・H邸リフォーム工事の構造補強が終わり、改修後の部屋の雰囲気がわかるようになりました。

これから家具や建具廻り等作り込んでいく段階なので、手待ちにならないよう、準備していきたいと思います。

 

2階は古い梁を見せるため、大工さんが木で足場を作り、天井下地を組んでいく準備をしていました。

この低い空間が妙に魅力的!

 

プライベートでは、芸術の秋ということで大阪中之島美術館に岡本太郎展を見に行きました。

オープンと同時に行ったにも関わらず、昼過ぎの整理券になりました。

やはり大阪人は岡本太郎が大好きですね!グッズ売り場も大行列!

 最近の展覧会は撮影OKが多く、みんながいい角度で撮影したいため、それを気にして観たいタイミング・観たい角度で観られないストレスがあります。撮影もほどほどに・・・

 

また京都迎賓館の見学も行ってきました。

小学生以下は入れないので、子供達と旦那は京都動物園へ。

京都迎賓館は、来日した各国の賓客をおもてなしする施設としての役割があり、日本の最高の素材・技術が集結しており、緊張感のある美しさと品のある空間でした。

一人一人にイヤホンが渡され、ささやくような案内を聞きながら、細やかな説明があります。

また、人間国宝の作品がおおく、撮影はOKですが、触れたり、メモしたり等禁止事項も多いです。

 

見学者が唯一座って良いこのベンチが、共芯合板製でカジュアルなのですが、品があり、スタッキングでき、このある一定のルールを感じる作りに惹かれました。

華奢なのに座るとしっかりしていて、いつか図面化したいと思います。

 

インバウンドが完全に戻る前に、ゆっくり京都を堪能したい!

 

sasaobyササオ

トラス!

こんにちは、タカノリです。
今年も残すところあと2ヶ月を切りました。

先日、設計として携わっているくるみ愛育園が上棟しました。
コロナの余波としてのウッドショックの影響を受け、大変やきもきした時間を過ごしておりましたが、無事棟が上がりほっとしております。

2階に上がると構造を貼る前のトラス梁がキレイに並びました。木造で少しでも広い空間を金物工法でなく実現させるためにトラス梁で組みました。幅の広い空間が気持ちが良いです。防火の関係で残念ながらこのトラス部分は隠れてしまいますが、下の梁は燃え代設計をしてあらわしにします。
直接的な関係はないかもしれませんが、木組みというものが保育にもいい影響を与えられるといいなと思っています。

巽東A邸リフォーム工事ではサッシの入れ替えをしました。リフォーム前と比べると、視界が開け部屋が明るくなりました。少しのことですが、やはり窓が空間に与える影響は大きいですね。

先月緊急事態宣言も明け、11月に入り周囲もゆっくりともとの活動状態に戻っていこうとしている空気感を感じます。建築業界ではコロナの影響による材料や商品の不足、単価の値上がり等、まだまだ余波を感じますが、今年最後になるであろう次回のブログを書く時には、さらに快方に向かっていることを期待したいです。

takanori

byタカノリ

上棟

こんにちは。設計のツジムラです。

泉南郡・S邸新築工事は着々と進んでおります。

↑仮床しておりますが、完成時は吹抜けとなり、ブルーシート部分は全て窓ですので、

かなり開放的なリビングになります。

↑小屋裏内に入れる雲筋交いです。

小屋束や棟等が倒れないように補強しています。

↑ダイニングキッチン上部の化粧梁

節がどこに来るかを考え、どのレイアウトが綺麗にかっこよく見えるか協議し配置しました。

 

 

中間検査も無事終了し来週は上棟式を執り行います。

コロナ禍ですので祝宴は出来ませんが、無事完成出来るよう祈願したいと思います。

 

byツジムラ

 

 

化粧材の製材

こんばんは、現場監督のショウタニです。

本日泉南郡S邸の化粧材を選びに阪口製材所さんにお邪魔しました。

今回化粧として見せる梁です。

本物件は構造材、化粧材、すべて大工さんの手加工ですので楽しみです。

帰り道では坂本林業さんと丸岡材木店さんに寄らせていただくことができました。

八尾市MY邸でたくさん使わせていただいたあのきれいな材料たちがここでこのように職人さんに加工されて現場にやってきたのか、と知ることができ感慨深かったです。

by ショウタニ

化粧合わせ梁と谷コイル

こんばんは、現場監督のショウタニです。

八尾市MY邸では2階のメインどころの化粧合わせ梁の取付が終わりました。仕上げでは天井が白色に塗装され、雰囲気が変わると思いますが、木の状態でも素敵です。

そのころ屋根の上では松倉商店のナオさんが樋の谷コイルを一生懸命折っています。平板に木で折り目をつけて谷の形を作っています。何周も何周も折り目をつけてようやく樋の形になっていきます。私も2週だけ端から端まで一緒に折らしてもらいましたが、炎天下の中途方もない作業だと思いました。

 

by ショウタニ