協働するチカラ
先日、天王寺区・N邸マンションリフォーム工事のお引渡しがありました。
マンションのため、色んな制約があり難しい部分もありましたが、なんとか引渡しをすることができました。
ライトアップが美しいあべのハルカスや、
子供たちが楽しそうに走り回る近くの公園を眺めることもできる、
“この場所にしかできない”、“家族のライフスタイルに合った”
気持ち良い空間になったと思います。
“子ども室”が一番のポイントだったかなと思います。
お施主さんと打ち合わせをしていく中で、
子ども室が起点となっていき、そこからリビングの空間性や、
これからの家族の関係性を考えていくようなプロセスになったと思います。
↑既存の梁がスキマをつくります。
家族が集まるリビングと子ども室が良い距離感を保ちつつ、曖昧につながります。
また天井がつながることで、解放的でより広く感じれると思います。
↑元々は使いにくい窓際の空間でしたが、
景色を眺めながら作業したり、ゆったりできる良い窓際の居場所になったと思います。
↑廊下は、単なる通り道ではなく、多様な雰囲気になったと思います。
既存梁と間仕切り壁の小さなスキマから光が漏れたり、
家族同士、つながりを感じれてよいと思います。
最後に施主さんから子どもたちが喜んでいる動画を見せていただき、
その時に改めて、大工さんや現場監督、協力業者、施主さん、設計者の
“協働するチカラ”を感じることができました。
ありがとうございました。
では!