多機能建材モイスとは
夏が苦手な夏生まれ、設計のササオです。
酷暑の中、窓を開け換気しながら冷房をかけるという異例の今年。
以前は異常気象と言われていたこの酷暑や大雨も、通常となってきた今、
住環境の考え方も常に改善更新しなければいけないのだと実感します。
先日引き渡しをした小路東W邸リフォーム工事では、内装にクロスやEP塗装は使用せず、
壁はモイスNT、天井はシナ合板で仕上げております。
このモイスとは、けい酸カルシウム板をベースに、土壌作りにも使用される天然鉱物のバーミキュライト、珪藻土を配合した多機能不燃内装材で、吸放湿性能があり、消臭効果も期待できるそうです。
リフォーム範囲である1階は壁・床とも断熱性能の高いフェノバボードで断熱性を高め、既存窓は全て単板ガラスからペアガラスへ変更。外壁・屋根は遮熱塗料で塗装しました。
仮住まい(長屋)はエアコンがないということで、この猛暑になる直前で引き渡せて本当に良かったと思います。
これからの生活が、より安全で快適でありますように。
これからも快適な住環境を提供できるよう、精進していきたいと思います。