消炭色のシャッター

まちなかでよく見かける、シャッターってなかなかの存在感です。。

 

閉め切ったときの、生活感が全く感じられない、無機質な様相は、

いつ見ても何か良い方法は。。。と考えてしまいます(個人的感想です。。)

 

現在進めている小路東・M邸整骨院改修工事では、

公共的な空間である整骨院の一つの顔として、

既存の古いシャッターを塗装するという機会がありました。

 

整骨院という公共的な空間では、

閉めた時も周辺環境に対して少しでもポジティブに、

良い雰囲気であってほしいので、

とっても有意義で重要な塗装工事だと思いました。

 

↑塗装前のシャッター。

 

↑まず錆止めの塗料を塗っています。

シャッターを開けると木のハコが現れます。

 

↑山本塗装の山本さんが塗装中。

 

↑シャッター塗装完了。

 

↑正面から。

 

どうでしょうか。

個人的には、シャッターのあの何とも言えない

どんよりとした存在感がなくなって、

ビシッと引き締まった感じがします。

 

色は、日本の伝統色の“消炭色”という色の3分艶を使っています。

真っ黒でもなくグレーでもない色で、

この場所や周辺環境、施主さんの今後の暮らしの背景として

しっかりと馴染むと思いました。

 

完成が楽しみですね。

 

 

では。

byハヤカワ

防火シャッター用水圧開放装置

こんばんは。営業設計の田中です。

先日、弊社施工の店舗兼倉庫に設置した【防火シャッター用水圧開放装置】
施工確認の模様を書きます。

火災等が起こった時、消防士さんは、まず
防火シャッターを緊急で開けて侵入します。

その際、消防隊はシャッターをカッターで開口して侵入するのが一般的ですが
防火シャッターで間口が大きいものは、スラットが分厚く
非常時に開口を開けることができません。
そのために、用意されているのが【防火シャッター用水圧開放装置】です。

この装置は、消防車のホースを差し込んで水圧で
シャッタの電源装置のスイッチを作動させます。
電源装置は、内部にあり、常に充電された状態になっています。
ですので、災害時に停電していても作動します。

こんな機械です。
本日は、この装置の動作確認の為、生野区の消防署の方に
使用チェックをして頂きました。

ホースを蛇口に差し込み準備開始。

道路には、非常スイッチが作動するまでの無駄な水が排水され水浸しになります。

ありがとうございます。お疲れ様でした。

この装置、正直、それなりの金額がしますが
災害の多い昨今ですので、装備しておけば安心です。

tanaka

by.タナカ