配管の難儀

こんばんは、設計の田中です。
目神山・N邸新築工事の方、配管の仕込みが終わりかけています。
最近の木造住宅は、気密シートがあったり、断熱材の容量が大きくなったり
耐震設計上、梁背も大きくなってきているので
壁や天井の懐が思うように取れなくなってきて
電気、水道、ガス配管が少ない懐を取り合う様になってきています。
今回はありませんが、換気ダクトの問題も良く出ます。
隠蔽配管といえども、無駄なくきれいに納まっていて
設備屋さんには、いつも感心させられます。
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天井
電気、水道、ガス配管が入り交じります。
特に、排水管は勾配があるので、梁下有効寸法が重要になります。
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床暖房等、給湯配管がみっちり入っています。
仕上げのプラスターボードを打つとき、配管に当てないよう気を遣います。
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パイプスペース
プランによっては、PSを何カ所か取らないと納まりません。
2箇所設けています。施工上の問題もあり、案外スペースを取ります。

建物の性能が上がるにつれ、設備設計も難しくなってきています。

BY タナカ

棟上、上棟式

こんばんは。設計のカワモトです。豊中・Y邸新築工事の現場に行ってきまた。棟上、上棟式と無事終える事が出来ました。ありがとうございました。
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現在は大工のフミノ組が構造の金物の取り付けが終わり開口部廻りの下地の取り付け施工中です。byカワモト

向こう側

雨が続きますね。

梅雨はまだ先ですが、

こうシトシトと続くとやはりジトっとした気分になるものです。

左へカーブを曲がると光る海、ならぬ

トンネルを抜けると快晴の空、希望です。

予報を見るとそう上手くはいかなそうですが、、、

先週のGWは3日からの3連休で熊野を巡って参りました。

初日の予報は午後から雨。

降り出さないうちに15年ぶりの高野山見学。

少し南下して野迫川のキャンプ場に着くとやはり雨。

寒くなかったのが幸いで、焚き火をしながら夜を凌ぎ、

一転、朝は雲一つない晴れ。

これ希望のやつです。

龍神スカイラインを通って中辺路を経由し、

熊野本宮へ行くと瑞鳳殿が綺麗になっていて驚きました。

水害による被災後、コンペによって再建されたらしいのですが、

水害にも強い特殊な構造を採用しながらも、

主張し過ぎない外観の意匠が熊野本宮大社に溶け込んでおり、

心地良い空間でした。

そして最後は奥熊野とも言われる玉置神社へ。

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いつの間にか休日ブログになっていましたね。

このGW前、ついに八尾市・H邸リフォーム工事をお引き渡しさせて頂きました。

無事シャンデリアの行方も決まり、

障子を開けると和室そして庭と繋がる開放感のある空間となりました。

家は住んでからが始まり。良き住まいになることを願います。

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by タカノリ

暑さ対策

こんばんは、設計のササオです。
ゴールデンウィーク、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?
大阪は観光客が多く、日常生活の延長ですら観光地に足を踏み入れなければならず、街に出ると人疲れします。
田舎が恋しい。。。
明日から、弊社も連休に入るため、主人の本籍地である曽爾村に帰り、奈良の山に癒してもらいます。

そんなゴールデンウィーク中の本日は、最高気温30度近くまで気温が上がり、現場にいても蚊がフラフラと飛んでいて、夏目前という感じの一日でした。

大阪の夏は、昼間の気温の高さはもちろん、夜も暑く、期間も長く、しつこく、東北生まれの私にとっては本当に辛い季節。
冷房に頼るだけではなく、どのように無理せずお金もエネルギーもかけず夏と付き合うか、毎年の課題です。

省エネ住宅を考える上で、冬の寒さ対策はもちろん、夏の暑さ対策も重要です。
そこで今回、堺市・F邸では「外付けスクリーン」というすだれの様な役割のものを設置しました。

F邸外観
2F(南側)引違窓の左側がBOXに納まっている状態。右側がスクリーンを降ろした状態です。

2Fサングッド越し
室内からスクリーン越しに見た景色です。
遮光カーテンと違い、程よく光を通すため、景色も見え、暗くなりません。
今回は「遮熱外付けスクリーン」ライトグレイを使用しており、カタログの情報ですと日射熱を88%カットしてくれるそうです。

夏は日差しを抑え、冷房効率を高め、冬は南側から日射熱を取り入れ暖かく。
省エネ対策に最適な商品です。
デザインもすっきりし、後付け商品ですので、夏の窓からの日射熱にお困りの方には、おすすめしていきたいと思います。

byササオ

竣工写真撮影

こんばんは。設計のカワモトです。お引き渡しから少し時間が経ちましたが、新今里・S邸リフォーム工事多田ユウコさんによる竣工写真撮影を行いました。DSC04547DSC04551
竣工写真撮影の為に少し片付けしまして、良いアングルを探しながら撮影を行いました。竣工写真は必ず施主様にもお渡ししています。良い記念になり喜んで頂いています。撮影にご協力頂いた施主様、多田さんに感謝です。ありがとうございました。byカワモト

コラージュ

八尾市・H邸リフォーム工事が竣工に向けて着々と進んでおります。

こちらはお住まいの場所ではなく中古物件をご購入されてのリフォーム。

建物は恐らく築3,40年の物件ですが、過去に増築もされており

既存の玄関の前にある門はなんと江戸時代から残っているとのこと。

もともとの建物が持つ個性に

お施主様がお持ちだった古建具やアメリカンな玄関戸などを組み合わせ、

旧リビングに新しい製作キッチンを設けるなど使い方も一新させた

和洋新旧が織り成すリフォームです。

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完成までもうひと踏ん張り。

最後まで気を抜かずに励みたいと思います。

 

by タカノリ

踊って、食べて、飲んで 桜満開!

こんばんは、設計担当の田中です。

月曜日:大阪市生野区巽北・M邸新築工事の引き渡しからスタート!
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ダンススタジオ楽しみですね!
ありがとうございました。

土曜日:目神山・N邸新築工事の上棟式!
夜桜満開の中、上棟式兼花見をさせて頂きました。
たくさんの、おもてなし、本当にありがとうございました。
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日曜日:住宅相談会の後、家の近くの毛馬公園で
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今週は、春を感じる一週間でした。

明日は、会社の花見 枝垂れ桜満開!?

BY タナカ

床のフローリング貼り

こんばんは。設計のカワモトです。守口市・H邸リフォーム工事の現場は大工のフミノさんが床材を貼っています。
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↑床材の下にはガス床暖房を設置しています。床材は貼り終わると養生するので美装工事まで確認出来ません。床材施工の確認出来て良かったです。床材はバーチ材で明るい色の床材です。お施主様が持っている家具と合うと思います。
byカワモト

卒業

月日というのは、振り返ればあっという間に経つもので

早くも入社して半年が経ち、空気感には慣れつつも、

技術面や知識面ではまだまだ諸先輩方の所作を

学びながら過ごす毎日でございます。

本日もK家リフォーム工事では、

別處棟梁と、古川現場監督のお力を存分に借りながら

様々な納まりを決めていました。

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ところでこの古川現場監督。

木村工務店の社員としては今週で卒業となります。

家業を継ぐという名目での退社。

8年間働いた木村工務店での最後の作業を一つ一つを噛みしめて

いるかは本人次第ですが、私としても約半年間学ぶことも多く

感謝は尽きません。

そして午後七時から送別会が行われました。

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加工場でとんちゃんやササオさんといった

腕利きのシェフ社員が中心となって料理を作り、

今まで関係のあった業者さんも交え

皆さん一同で送り出す、本当に良い会となりました。(まだ続いています)

最後には古川さんの締めの言葉

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ひと笑い、ひと感動の後、

有志関係者での胴上げ。

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古川さん本当にお世話になりました。

そして木村工務店でのことを忘れずにこれからも精進してください!

 

by タカノリ

暖涼な住まいへ

こんばんは、設計のササオです。
1週間前は半袖で歩く人を見るくらい暖かい日が続いていたのに、すっかり冬に逆戻りですね。
少し前になりますが、現在、担当させていただいてる堺市・F邸において、気密検査が行われました。
弊社の住宅の中では高断熱・高気密の最高レベルを目指し、初めての樹脂サッシ(エクセルシャノン)、気密シートも湿気をコントロールするザバーンを、基本床下断熱ですが、土間部分は基礎断熱を、という具合に試行錯誤で挑戦させていただいております。

第一の目標は気密測定をし、C値を1.0切ることです。
(C値というのは隙間相当面積で、省エネで高性能住宅の基準として、C値1.0以下と言われています。)

気密検査

↑気密測定機です。
住宅内の空気を抜き、圧力を高め、外の空気がどれだけ入ってくるかを測定します。

ドキドキの検査結果は、C値0.4!ササキ棟梁も喜んでおりました!

高気密高断熱を希望され、ご自身でも勉強し、弊社へ工事を任せていただいた施主様、細かくご指導してくださった(株)キムラの佐藤さん、経験からご指導してくださった弊社先輩社員、そして何より隙間と戦ってくれた大工さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだ高品質の住宅を作るためには途中段階ですので、気を引き締めて努めていきます。

ところで、札幌で高気密高断熱を学んできた社長が最新機器を購入しました。
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サーモグラフィーです。
ただの白い壁の中に、埋めてしまった窓がはっきり見えます。
カーペットタイルの一部にも穴が開いているのが分かります。
これから、現地調査の隠れた鉄骨部分や雨漏れ部分を探すために、または断熱工事の際の熱橋を見つけるために、気密工事の隙間を見つけるのに大活躍するでしょう。
冬は暖かく、夏はエアコンが良く聞く涼しい住宅を、より多くの方に提供できるように精進してまいります。

byササオ

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