人が集まる”音楽室”へ

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

 

コリアンタウンのすぐ隣りに御幸森小学校という廃校になった大きな小学校があります。

その廃校の活用事業として、たくさんある教室に料理教室や保育所など、

新たな機能と空間が計画されています。

「いくのコーライブズパーク」(略称:いくのパーク)

木村工務店は、その中で“音楽室”をリノベーションしました。

 

施主さんは、この音楽室を、

様々な子どもたちの学習スペース、

多文化、多世代の交流拠点となる空間を運営する予定で、

またその活動を運営する事務所スペースも計画させてもらいました。

 

↑全面床には、温かい杉を貼り、

入口から入って正面に見える壁にはシナ合板を貼りました。

 

照明器具は、既存利用ですが、白々しい蛍光灯を暖色に変更。

蛍光灯の径が少し細くなり、僕の想像していた以上に良い、小さな変化でした。

大阪メトロ御堂筋線の淀屋橋駅などにある、蛍光灯のシャンデリアのような、

インダストリアルな雰囲気と温かい雰囲気が混在する空間に。

 

↑工事前の音楽室。

結果的に既存利用をするところがたくさんあり、

効果的に最小限にリノベーションする必要がありました。

 

↑事務所スペース

壁で間仕切らず、家具で仕切り、ゆるやかにつながります。

 

事務所と人が集まる空間。お互いにオープンな雰囲気に、、

奥の壁は、黒のクロスにしました。

大きな空間には、濃い色を積極的に入れることで、

奥行きが生まれ、空間全体が引き締まります。

 

↑会議室

床は、既存のカーペットの綺麗な部分を選別し、再利用しました。

正面のシナ合板の壁は、新たに設けた間仕切り壁。

シナ合板の壁は、大きな面として現れるので、

目地を入れて細かく分割し、できるだけ親近感のあるサイズへ、、、

 

↑入口は、木製の枠と建具が入ります。

玄関となる扉は、室内が見える透明ガラスの框戸です。

人の活動が見える/人の気配がする/オープンな雰囲気

そういう雰囲気をつくることが、人が集まる場所には、最も大切な要素です。

 

↑工事中の様子です。

大きな空間なので、できるだけ無骨でがっちりした枠が良いなと思いました。

 

↑既存の建具は、黒く塗装しました。

時代や、流行、素材感、装飾性、、

そういう意味を消すことができる”黒”を効果的に使っています。

仮設の合板の扉に、透明の框戸が入る予定です。

 

↑塗装前の建具の様子。

 

もう少しで完成。

多種多様、色んな世代の人たちの居場所になれば嬉しいです。

 

 

では。

byハヤカワ

樹脂製防火サッシ

こんばんは、設計のツジムラです。

東住吉区・T邸では一部にMontageというサッシを使っています。

「北米で生まれ日本の為に進化を遂げた樹脂サッシ」だそうです。

断熱性や遮音性にも優れているのですが、

樹脂窓で初めて網ナシの耐熱強化ガラスを採用し、大臣認定を取得した防火サッシということです。

その上で格子がついたデザインはかなりめずらしいです。

Rの段窓も採用しました。

T邸は建具や垂れ壁も角を出さずRとしている所が多いので、

サッシにも半丸を採用しました。

今はまだ部分的にしか見れませんので

完成が楽しみです。

 

 

最近スパイスカレーよく上がっているので私も…

現場近くのカレー屋さんです。

私の自宅からも近いのでまた訪れようと思います。

美味でした。

 

byツジムラ

デスクワーク時々現場

設計のササオです。

急に暑くなったせいか、今年の夏はセミと蚊が少ないように感じます。

暑いと言っても、デスクワークが中心でほぼ涼しい環境にいるのですが、

電車も冷房、自宅も冷房だと冷えすぎて体調が悪くなるので、

自宅は暑いと感じるくらいの設定(28度微風)で過ごしております。

 

設計補助として現場に出ることは少ないのですが、

先日社内検査で西区K邸リフォーム工事を見学し、

その後N邸マンションリフォームの現場を確認しに行きました。

N邸マンションは設計を生業にしているお施主様が基本計画を、実施設計・設計監理は弊社で、その設計補助として図面を描かせていただきました。

工事中はタナカさんとナンバさんが難しい納まりを考えて工事が進んでおります。

こだわりの空間がどのようにできあがるか、楽しみです!

 

 

6月末に久しぶりにまちのえんがわのワークショップに参加しました。

子供が産まれてからは初めてです。

自宅ではクレパスでお絵描きをするので、筆が使えるか心配でしたが、

できるだけ自由にさせるようにしました。

やりすぎないよう、声をかけ、なかなかかわいいのができました。

毎日のようにこの時購入した谷口さんの絵本を読んでいて、楽しんでいます!

 

近所の現場も始まりましたので、現場がスムーズに進められるよう、

図面も精度あげられるよう頑張ります!

 

sasaobyササオ

 

寝室リフォーム工事

おはようございます。設計担当のカワモトです。
西大寺・M邸リフォーム工事の現場みてきました。
現在2階に寝室の為上り下りが大変になってきまして、1階の洋室を寝室にする工事をする事になりました。工事に伴い断熱工事や開き戸を引き戸にする工事などを行います。


↑床、壁、天井と断熱工事を行う予定で、床の断熱材の施工中の状況です。大工のモリ大工、現場監督のナンバ氏との共同作業にて施工中です。

↑暑い日の週末はカレーが食べたくなります。スパイスカレー巡りしています。
kawamotoby.カワモト

由来

こんにちは、専務です。
梅雨が終わり、6月末とは思えないくらいの暑さが続いておりましたが
一変して今週は雨。自然の心変わりは激しいですね。

先日、冨士灯器㈱新社屋建築の為の地鎮祭が滞りなく行われました。

かれこれ10ヶ月程設計してきた新社屋のプロジェクト。カーバイトランプや集魚灯など灯に関する商品を展開される100年を超える老舗企業さんの、8年前から展開されているアウトドア用ヘッドランプmilesotoneの店舗も併設する予定です。いよいよ着工ということで自ずと緊張感も高まってきます。

計画中の灯がともった夜のイメージパース。
まさにこれからですが、完成に向けて一歩ずつ歩んで行きたいと思います。

さて、工事の前に土地の解体前路地に鎮座していた石柱を、お預かりして頂いているお寺さんに見に行くことに。

石には白光瀧王の文字が刻まれています。かなり昔からこの土地の路地に鎮座されていたとのことで、なんとか新築後もう一度同じ土地にお祀りすることを計画しています。
地元の方でも由来は全くしらず、どうしてこの場所にあったかも定かではありません。
白光瀧王で検索すると藤井寺の道明寺のことが良く出てくるので、菅原道真公に関係しているのかなとその場で話は一頻り盛り上がりました。お施主様は道明寺まで由来を探しに行ってくるとのこと。
この石柱だけでなく、道端にある小さな祠や神様も何か理由があってその場所に祀られている訳で、そのルーツを探るのは冒険心を擽ります。由来があって、今はここにあって、そしてまた未来へ繋がっていくように丁寧に工事を進めていければと思います。

 

by タカノリ

 

鍋とお酒とベンチ

こんにちは。

設計のハヤカワです。

 

タナカ部長のブログに続き、

引渡し間近の西区・K邸リフォーム工事の内容を

書こうかなと思います。

 

解体中の2階の様子

解体して、いろいろな問題も見つかり、

施主さんとみんなで相談しながら、

ひとつずつ解決していきました。

 

過程がかなり飛びましたが、良い空間になりました。。

重心が低く、リニアで曖昧な居場所がたくさん。

 

窓際の奥に見える

1200角の少し低めの大きなテーブルが中心となり、

その周りを、

座り心地の良い収納付き畳ベンチと、

風と光と視界が抜ける既存窓と、

塗装して落ち着いた雰囲気のラワンでグルっと囲います。

 

テーブル足元に用意したガスコックに繋いで、みんなで鍋とお酒。

お腹いっぱいで眠くなり、

テーブル近くにある調光スイッチで照明を暗くする。

そのまま横になって、いつの間にか畳ベンチでおやすみなさい、、、

どうですかね??僕は、そんな時間も幸せだなと思います。。

 

L型の畳ベンチからの景色

4方向大きなマンションに囲まれ、

人や車が駆け抜ける環境に建つ、

小さな居場所です。

 

今後の暮らしが楽しみです。

 

 

では。

byハヤカワ

社内検査を終えて

こんばんは。設計営業担当の田中です。
今週、西区K邸リフォーム工事の社内検査を行いました。



冨桝工事部長の厳しいチェックと指導が入ります。


オンラインにて、社長チェックが入ります。撮影は、同じ西区の現場から、難波監督が行いました。


今回の設計ポイントは、居場所
◎一つ目は、LDKのテーブルを囲んで。
設計担当:早川氏の若い感性が反映されています。

◎二つ目は、玄関のクローク兼ベンチコーナー
玄関先にこういう空間、いいと思います。
ちょっとしたお客さんとの対話はこんな感じのコーナーの方が使える感じがします。

既存のアルミ玄関のアルミドア部分を、木製ドアに変えた。
これが、結構、ベストマッチして、少しレトロ感も出ていい感じでした。

この住宅は、西区のオフィス街に位置する、本当に街中の家ですが
内部は、ほっこり落ち着いた感じの空間に仕上がりました。
若き現場監督、設計者、大工の三重奏がもたらした、生き生きとしたエネルギ-あふれるフレッシュな空間

おじさん設計者が学ぶところが多い現場でもありました。

お施主さんからのたくさんのアイデアやヒントが、いい空間に繋がった様にも思います

ありがとうございました。
お引き渡しまでもう少し調整していきます。

tanakatanaka

by.タナカ

 

吹抜

こんばんは、設計のツジムラです。

東住吉区・T邸新築工事は着々と進んでおり、

フローリング材を1枚1枚丁寧に張り込んでいきます。

T邸はバルコニーへの通路は両側が吹抜けとなっており、

橋を渡るような廊下となっています。

片側には階段、もう片側には障子がつくので、イメージはかなり変わりそうです。

T様と共に竣工楽しみに進めていきたいと思います。

 

byツジムラ

日本一低い山

それは、「天保山」。

港区天保山をドライブ中に見つけて、カフェだと思って入ったことがきっかけで存在を知った「KLASI COLLEGE」。

リノベーション会社が運営している古いビルをリノベしたカフェ・ショールーム・ショップ等の役割がある「暮らしが体感できる複合施設」だそう。

 

 

そこで月一行われている「みなとくらしマーケット」に行ってきました。

アジア料理やスパイス料理が多く出店するということで美味しいものを食べることを目的としておりましたが、同業者のショールームなので、建物の機能自体も見ていて楽しく、見せ方なども勉強になるものが多かったです。

 

特に興味が沸いたのが「プラモ家具

3×6合板をベースにルーターでカットされており、自分で組み立てる家具なのですが、

外す際にのこぎりを必要とするもの、釘・ビスは不要で、容易に組立解体ができる家具なので、

いろんな場面で使えるし、可能性が広がる面白い商品だと思いました。

 

おまけに。今回は屋上でテントサウナも設営されておりました。

遠くに海遊館も見えますね。

次回のマーケットは7/3(日)、興味のある方は是非。

 

sasaobyササオ

断熱、気密工事

こんばんわ。設計担当のカワモトです。
東住吉区・T邸の新築工事の大工、電気の現場打ち合わせを行っております。

↑タバタ大工と現場監督のヒダカくんが現場で枠廻りの打ち合わせ中です。下地の段階で打ち合わせを行い進めていきます。

↑現場電気設備の岡本さんと打ち合わせの様子です。スイッチ、コンセントも最終現場で確認します。照明器具の位置や器具の種類も打ち合わせします。

工事は断熱、気密工事も終わり着々と進んでおります。
kawamotoby.カワモト

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