最近のマイブームはもし子供が生まれたら何て名前をつけたいか妄想することです。現場監督のナンバです。

まずはお嫁さんに来て頂くことからですね。。

 

羽曳野・H邸の蔵改修工事がついに完了しました。

漆喰壁の下地からの大規模な補修。屋根の一部葺き替え。最後の板塀を貼らせて頂きました。

 

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階折釘。かいおれくぎ。寸五=1寸と5分。

1寸は3cm。なので3cmと半分で4.5cm。

尺を考えていると毎回、一寸法師は3cmしかないんか。。と思います。

こんな釘を使いながら、、、

 

 

 

before

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after

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滅茶苦茶かっこいいです。あえてのクリア塗装で木の素地っぽさを残しつつ。

 

時間をかけて幾度となく左官を塗り、板も慎重に選んで加工して釘を手打ちで貼り。

時間をかけることをお許し下さったF様夫妻に感謝です。

貴重な工事で今回僕もとても勉強になりました。精進。

 

100年先でどうなってるのか見てみたいです。誇れる仕事が出来ただろうか。

 

今後とも宜しくお願い致します。

 

nanbabyナンバ

ラワンに好かれている

悪いこと何もしてないのに坊主頭にしました!現場監督のナンバです。

巽北・S邸リフォーム工事では昨日のササオさんの記事にもあるとおり、ラワンベニヤでの圧巻の本棚が鎮座しておりますが、天井を見上げるとこれまたラワンの底目貼が貼り伸びています。

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本当に「伸びている」とゆう感じ。

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美しいです。かなり難しい仕事をヨッシャ!と言ってやってくれるオキ建設の皆さんには頭が上がりません。

 

 

こちらは西宮市・K邸リフォーム工事でのR天井。

今はもう大詰め塗装の段階へ。

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オイルステン+ウレタン塗装。高級感がでます。

 

 

そしてこちらも最終局面。羽曳野・S邸の蔵改修工事です。

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どの現場もお盆までを目標に必死のパッチです。

焦らず丁寧に。職人さんが落ち着いて仕事できる環境を作るのに全力です。

 

あと少し。宜しくお願い致します。

 

nanbabyナンバ

生き字引

【生き字引】ってすごい言葉ですよね。そうなりたいです。知識と経験の宝庫となり宝庫を作りたいです。現場監督のナンバです。

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会社の休憩所におもむろに置いてあったのですが訳分かりませんでした。

 

さて、羽曳野・H邸の蔵改修工事は終盤戦に差し掛かったところです。

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傷みの激しかったのし瓦を交換。のし。

左官工事のようにネタをコテで積んで瓦を積んで、、となるわけですが、

コテの形が左官屋さんのそれとはまた違う。ひと目で分かるくらい違うんです。

ここにも先人の知恵だなと思ったし、知らずに享受してるより知った方が楽しいと思うのです。プロに仕事は本当に見てて楽しい。

 

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左官屋さんの傍らには小指ほどのコテも登場していました。かわいい。

「出しゃあなんぼでもあんねんで!」

と普段使わないような道具を使う職人さんの活き活きとした顔。かっこええ。

引き続きデンケン担当頑張ります。

 

そして西宮市・K邸リフォーム工事ではRの天井がようやっと片鱗を見せ始めました。

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こうなって、、

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こうなって、、

 

次は明日の楽しみです。

 

 

 

 

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おーきにどうも!

nanbabyナンバ

蔵改修工事

羽曳野市の方で古くからの蔵の改修工事を依頼いただきました。

古い町並みがぽつぽつ残る昔の街道筋に面したお宅です。

立派な土蔵ですがやはり年月と共に漆喰壁や屋根瓦が痛んできてますので、何とかきれいにして残していきたいということです。
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幸いに内部は雨漏りも無くいい状態ですので「今のうちに」と言う感じでしょうか。
しかし、そこはやはり昔ながらの伝統建築、漆喰壁にしても竹を編んだ木舞下地に荒土を塗り中塗りをして仕上げをしてと、どこまでの補修工事で進めるか悩ましいところです。
屋根廻りも古くからの瓦と一部改修した瓦が有り棟の納まりや、鬼瓦の納まり、その周囲の漆喰による「カゲ盛り」という装飾やその前に突き出たこのお宅の家紋をあしらった「ハナブカ」と、なかなか用語一つとっても難しく、協力業者の瓦屋さんの瓦寅工業さんや左官屋さんの左官山本組さんのように古くからの仕事を継承している職人さんとのやりとりも難しいやら、楽しいやらです・・・・・

この現場、担当の監督はナンバ君。
  桜井市・H邸リフォーム工事に引き続き日本の伝統建築担当でどうでしょう。
長く建築に関わっていてもなかなか経験できないことなのでしっかりと

勉強、勉強

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今更ながら昔の職人さんはすごかった。

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