線から患者さんへ

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

進めておりました富田林の泌尿器科リフォーム工事の竣工写真を撮りました。

当日は大雨だったのですが笑 内部だけ撮影を行い、

外部は別日になりました。

 

受付の角にある自動精算機は、

なんと非接触のジェスチャーで操作できる、

最新のものです。

 

右横の小さな箱の中に、ボタンが浮いているように見えていて、

触れていないのに、操作可能です。

操作も単純明快で、お年寄りの方でも簡単に操作できると思いました。

今の時代に必要とされる機能で、少し感動。

 

ショールームで選んだ家具の入り、居心地の良い空間になりました。

設備機器も入って、リアリティが増し、

これから実際に色んな方に使われ、開院するのだなと実感しました。

大変うれしく思います。

 

僕も何かあれば通院したいです。。

 

撮影用に患者さんとして診てもらいました。

 

図面上で検討した線が診察台になり、CGになり、

実際に設置され、自分がその上で横になり、

院長(施主さん)に診てもらう日がくるとは。。。

不思議ですが、面白かったです。

線から患者さんへ…笑

 

泌尿器科クリニックのHPです↓

https://oki-uro.com/

 

とても親切丁寧で、すごく頼りになる先生ですし、

医療設備や空間(女性用待合室など)も打ち合わせを重ねて、

工夫を凝らしましたので

何かあれば是非!!と思います。

 

では。

byハヤカワ

家具や設備機器が入りました

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

鼻の調子が悪くなる季節になりました。

 

富田林で計画している泌尿器科クリニックの紹介です。

ササっと撮った写真ですので、記録用のようなものですが、

お施主さんと一緒に選んだ家具や設備機器が入りました。

 

カウンターの角にあるものは、自動精算機です。

その横にある小さな黒い箱は、

ジェスチャーで精算機を操作できる機器です。

人との間接的な接触を極力さけるための配慮で、

最近よく採用されるクリニックが多いようです。

 

良い意味でクリニックぽくない、

落ち着いた空間になりました。

 

壁は壁、床は床とメリハリをつけて

色彩を変化させることが多いですが、

今回は床、壁、天井と全体的に

似たような色彩でまとまったので、

全体に包まれるような安心感のある空間になりました。

 

処置室のカーテンも少し色をつけたり、

細かなこだわりが、全体の雰囲気を形作っていますね。

 

左手の奥に見えるのは

少し前に計画しました耳鼻科のクリニックで、

右手前が今回の泌尿器科クリニックです。

感慨深い景色です。

 

建物単体だけの意匠性ではなく、

街の中に建てるということは、

植栽、照明、周辺の建物、舗装、遠くに見える山、空、雲、、、など

数えきれない多様で複雑な要素の中に謙虚に参加していくことであり、

レイヤーのようなイメージですかね。。

 

竣工写真は、後日プロのカメラマンに落ち着いてから撮ってもらうことになりました。

楽しみですね。

実際に開業され、

色んな人に使われていく空間も楽しみにしております。

 

では。

 

byハヤカワ

現場報告

こんにちは。

設計のハヤカワです。

寒かったり、暑かったり、

晴れたり、雨降ったり、季節の変わり目ですね。

 

現場報告ということで、

富田林の泌尿器科リフォーム工事がもう少しで引渡しです。

 

計画しているクリニックです。

奥に巨大な塔が見えます。。。

 

板塀は、患者さんのプライバシーと

この場所に建つことへの意匠的なものから選択しました。

 

待合室と受付です。

床、壁、天井と同じ系統の色彩や素材感でまとまりました。

まとまりのある空間は、全体に包まれたような雰囲気があり、

居心地が良い空間になったと思います。

 

窓は、既存の開口部を再編集しています。

ガラスは透明です。

ウチからソトがチラッと見えて、

ソトからも人の気配が少しだけ感じられる、良い関係性になりました。

開口部はできるだけ”透明”が良いと思っております。

 

待合室の横には、

さらにプライバシーを守ることができる小さな待合室も併設しております。

 

閉塞感が出ないように、少しでも光を、、、

ということで、造作のソファーも一部浮かしました。

 

診察室の机も造作です。

色んな機材が設置されることが予想されるので、

簡素なカタチにしました。

 

分かりにくいですが、机の足元の一部は、

配線用にスキマを設けました。

 

もう少しで引渡し。

最後まで頑張りたいと思います。

では。

 

byハヤカワ

 

墨出し

こんにちは。設計部のタカノリです。

富田林市O泌尿器科リフォーム工事が着工し、本日は墨出しの確認をしました。

既存のコンクリートの床に、施工会社のみとハウジングさんが丁寧に間仕切りの位置を出してくれていました。ちなみにこちらは木村工務店が設計事務所として携わっている案件で、施工は地元の業者さんに依頼しております。

診療所の計画は、医療機器や設備関係が特に複雑で、建築の人間だけではわからないことが多いため、お施主様の他に色んな機器メーカーの方も立ち会い、大人が沢山いる墨出し現場でした。使いやすさを考えた若干の変更はあったものの、大きな変更はなく無事終了。まずは一安心です。

既存の外観を剥がすと元は焼肉屋さんだった看板の後が現れました。解体はこの建物の履歴が顕になっていく瞬間です。次の外観は↓こんな形に。

来年の開院を目指して一歩ずつ進んでいきたいと思います。

 

takanori

byタカノリ

色彩のもつチカラ

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

現在進めている富田林市のO泌尿器科リフォーム工事の解体が始まりました。

前に設計しましたF耳鼻咽喉科クリニックのすぐ近くです。

 

 

 

 

 

こちらがその耳鼻科クリニックです。奥にチラッと見える細長い物体はPLの塔です。

ミチに面した小さな窓から子どもがソトを覗いていて、

“ソトからウチが見えること” ”人の気配がすること”によって、

すごく安心感があり、あの高さのあの位置で窓を計画して良かったなと思いました。

そんなことを思いながら、その耳鼻科を通り過ぎ、

現在進めているO泌尿器科の現場に向かいます。

 

現場に着きました。

プランは決まっていますが、解体してみないと分からないこともあり、

内容によっては変更することも多々あるので、少し緊張です。

今のところ大きな問題はなさそうでしたので、計画していたもので進めていけそうですが、

これから現場で打ち合わせを重ね、さらに細かなことを決定していくので、

頑張っていきたいと思います。

 

 

 

外観です。まだ細かな調整がありますが、現段階のイメージは、こんな感じです。

クリニック=ピカピカの浮いた白が多いですが、

今回は白を使うのと同時に、対比した沈んだ色を使うことで、しっかり大地に根を張るような、

周辺環境に馴染んでいく建物になってほしいと個人的に思っています。

あとは、メリハリのある色を組み合わせると

建物が小さく分節されて、立体感や動きが生まれるように思います。

 

 

本日足場が取れたと聞いたので、僕の担当した案件ではありませんが、

少しだけ外観の色彩検討に関わらせていただいた

天王寺区・H邸リフォーム工事の現場を見に行きました。

良い色ですね。

古さや、長屋、洋風、和風など、意味や要素が消えてモダンだと思いました。

現地に行くと分かりますが、周辺環境に浮かずに馴染んでいます。

現在進めている泌尿器科と似た色彩で、参考になりました。

 

では。

byハヤカワ