新緑
こんにちは、タカノリです。
今年は長男が小学校に入学したということもあり、桜が満開の校庭で記念写真を撮影したりと、
コロナ禍でここ数年なおざりになっていた春の到来をしっかり感じることができました。
と思えば早くも桜も散り新緑の季節。
先日は庭の緑が綺麗に眺めることの出来る、東大阪市YG邸リフォーム工事のお引渡しでした。
工事前
工事後 写真は最終手直し調整中の様子
お施主様は犬と猫を飼っておられ、掃除等の観点から床は無垢材を泣く泣く諦めることに。
代わりに天井に高正の桐板を使用しました。驚いたのは床に使う塩ビのウッドタイルをお施主様がショールームに通い様々吟味し辿り着いたアドヴァンのオーク調ウッドタイルのクオリティ。
足触りの木目のザラザラ感の再現率も凄く、普段あまり使用することがない素材なので技術の進化におののきました。
壁は内装用モイスを使用。写真では伝わり辛いですが、クロスや塗装とはまた違う、少しグレイッシュで素材感のある壁が心地良いです。和室の雰囲気にもピッタリ。また、見た目だけでなく調湿作用も持っている商品なので、機能的にもオススメです。
キッチンは元の使い勝手もかなり馴染んでいたということで、リフォーム前の形を踏襲しつつ設備と使い勝手をアップデート。ガラッと変えるだけがリフォームではありません。
工事前
工事後
L型で少し特殊な形状なので、実施設計時に既製品、メーカーオーダーキッチン、はたまたその組み合わせなど、色々と迷った結果、弊社での製作のキッチンとなりました。
シンクの大きさ、全体の配置、形状など色々とセッションしながら、現場寸法とのトラブルもありましたが 無事完成。
悩んだのはL部分でデッドゾーンになりがちな角の利用法。HAFFELEなど有名海外メーカーが専用の金物を作っているのですが、そのお値段もなかなかのもの、、、。色々探した結果、IKEAのコーナー収納を入れることに。IKEAさんは値段もお手頃でいいのですが、寸法の入った図面がなく、少し博打でしたが無事収まって安心いたしました。
それぞれのマドから眺めることの出来る緑が映える住宅なので、夏前までの心地よい季節を楽しんでいただけたら嬉しいです。
byタカノリ