木配り

尼崎市・M邸新築工事の木材が、吉野の阪口製材から加工場に納材されて、お施主さんにもお越し頂き、木配りをおこないました。

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↑ ↓ 天然乾燥の吉野杉材は、うっすらとしたピンク色で艶があって美しい。

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後日、わざわざ吉野から阪口製材の阪口さんが大阪の加工場までやって来て、あらためて検品してくれて、2本の木材を交換してくれる事になりました。このあたりのアフターケアーは流石ですね・・・・。

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↑ 天然乾燥の吉野杉の小口

手加工が始まると、加工場に杉材を刻む「コン!コン!コン!」という心地良い音が響きわたります。それが、まるでお祭りのように感じられて、楽しみのひとつなんですね・・・。 by シャチョウ

墨だし開始!

こんにちは。総務のミカワです。
木村工務店に来て4回目の春が早くも過ぎ去ろうとしております。

さて、春といえばステップアップの時期ですね。
というわけで私は本日から材木の墨付けを始めました。

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ちゃんと棟梁の佐々木大工に指導してもらいましたよー。
加工場で尼崎市・M邸新築工事の墨付け最中だったのです。

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IMG_1680一度ひと通りの流れを見せてもらったにも関わらず、差し金のどこを持ってどう指したらたら良いのかも分からない始末。。 材木の前でくるくる廻ってしまいました。
佐々木大工も苦笑いです。

仕事を「見て覚える」職人さんは改めて凄い存在だと身をもって実感しました。
また、遊びでもちゃんと教えてもらえたのは凄く貴重な体験じゃ無かろうかと、
いま記事を書きながらソワソワしております。

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↑鉛筆では線が見えづらいので墨を竹に含ませて万年筆のように使っていました
↓木板に写した柱通りを見ながら墨付け。風で飛ばないように木板を使うそうIMG_1670IMG_1672

また佐々木大工は家を建てる際に寸(すん)単位で考えるそうです。
m(メートル)だと分からなくなるそう。。
職業によって馴染みの単位が違うのも面白い発見でした。

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ものの10分・15分ほどのやりとりでしたが
聞き慣れない単語が飛び交い
使い慣れない道具を使い
色んな刺激を受けました。

大工さんって面白い!!

by。みかわ

境界明示の立会い

こんばんわ。設計担当のカワモトです。
尼崎市・M邸新築工事の物件で境界明示の立会いを行いました。
尼崎市で申請を進めるには、尼崎市の整備条例で土地と道路の明示が必要となります。
今回は古くから持っている土地なのですが明示するポイントが無く、明示の立会いをする事となりました。
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↑施主様のお母様、尼崎市の道路境界担当者、近隣の方、農会長さんと一緒に立ち会い確認して位置を確定する。
皆さんに御説明をして、この日の為に日程を調整を行うのはなかなか大変でした。
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↑尼崎市の鋲
決めた位置には尼崎市の鋲を打ち、道路と敷地境界がハッキリする事が出来ました。
来週には申請も下り、現場の着工です。
byカワモト

仏式 地鎮祭

こんばんは、設計、営業等 担当しております田中です。

尼崎市・M邸新築工事の地鎮祭に参加致しました。

ここは、尼崎市の田能という旧村地域になります。
今回は、仏式ということで、私も初めての経験でした。
特別宗教心があるわけでもないのですが
個人的には、かつて、たまたま入った学校が仏教学校で
真言宗派に属し般若心経を暗唱できる私ですが
お焼香の際、前に祭壇も何もない状態で、何に対して祈りを捧げるべきかと思いましたが。
仏式では、自分自身に唱えるイメージで何かを祈願するという感じではない

和尚様はこうおっしゃられていました。
ケガをしたり事故すると、すぐに神さんのせいにするが
ケガをしたり事故するのは、自分が悪いのだと
自分の体を気遣い、自分の責任で行動しなさいと

建築業界に入り、神事の方を採用することが多く
最初は、何でも祈るという感覚にちょっと抵抗もあったので、
今回の仏式の方が、私的には馴染みがある感じでした。

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ようこそ田能へ!
和尚様の言葉が良かったです。

これから、工事の方、よろしくお願い致します。

By タナカ

地盤調査

こんばんわ、設計担当のカワモトです。
尼崎市・M邸新築工事の物件の解体が無事終わり、
先日地盤調査を行いました。
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↑解体後
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↑スウェーデン式サウンディング試験方法による地盤調査の様子
地盤調査会社は地盤改良が必要という調査結果でしたが、構造事務所に伝えたところ 一カ所の基礎を基礎断面と鉄筋形状を変更して進める事で、地盤改良をしなくても良いという結果となりました。
地盤が著しく悪ければ地盤改良が必要な場合もありますが、
基礎の変更ですんだので、余分な費用がかからず良かったです。
次の予定は地鎮祭で確認申請が終われば、建物の工事を着工します。
byカワモト

工事着工

こんばんは、設計担当のカワモトです。
尼崎市・M邸新築工事の物件を設計部長のタナカさんから引継ぎ実施設計を進めています。
基本設計から実施設計に移り 工事請負契約を行い、今週から解体工事が着工しました。  
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↑解体作業が始まりました。
配置計画は現状の建物と同じ位置に新しい建物を配置します。 
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↑現況建物 
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↑↓模型  
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↑床と梁、柱を吉野杉を使用します。模型の木で見えている部分が化粧材になります。
今回は木造2階建てで、構造材は全て吉野材を使用。補助金も申請も行っており 現在は事前協議申請中で、その後に確認申請を進めます。
現場では解体完了後に地盤調査、地鎮祭を予定しております。
byカワモト

道路と水路

こんばんは、設計担当の田中です。

昨年からスタートしました、尼崎市・M邸新築工事の方が
設計契約をさせて頂き、基本設計から実施設計に移り
川本の方にバトンタッチして進めています。
今日も、二人で水路の深さを調査に行ってきたところです。

今回の設計で、まず難しかったのが、敷地の問題でした。
四方を水路と三方道路に囲まれている為
いろいろと法規的条件をクリアしないといけませんでした。
※最初、私一人で現地調査した際には、気づかないことも多く
敷地を当たり直すなど、プランが変更になるなど、お施主さんにも
ご迷惑おかけしました。
でも、四方を隣家に隣接していないというのは気兼ねが無くいいものだと思いました。

・南側道路
正面

・西側道路
 側道
・東側水路
水路側
・北側道路
裏

◎道路について
今回の道路については、昔の区画で
一間道路と言うそうですが、一間(1.8m巾)※畳の長辺の巾
が現状なのですが、3方囲まれています。
今は、4m必要ですので後退が必要になります。
この時、昔の水道メーターなどが道路側に残ってしまう場合
は、敷地内に移設しないといけないとか
道路からの排水を拾う側溝を設けないといけない場合があるなど
敷地を道路として提供して狭くなって、さらに給排水などのインフラ整備まで
個人負担しないといけないという、納得いかない面が多々あります。
でも、新築の場合は、そうしないと建てれないのです。
お施主さんの立場からするとぼやきたくなる内容です。

実際、大阪市内などでは狭い道(狭あい道路)について
防災の面で、建て込んでいて、消防車が入れないなど
問題があるので、
狭あい道路整備等促進事業などがあって
道を後退して広げたら、アスファルト舗装や
下水会所を無償で入れますといった行政の政策があるのですが
いっこうに進んでないように見うけられます。
部分的に後退する家があって、デコボコ道になっています。

◎水路について
水路については、安息角といって
もし水路側に土地が崩れることがあっても
水路側に支障が起きない様に、基礎を深く入れる様なことが
必要になります。
今日は、水路深さを測って、基礎がどのくらい必要か調べました。
ほとんどの部分は、安息ラインに当たりませんでしたが、一角だけ
今より20センチほど深基礎にする必要が出てきました。

建物の方は、四方、空きがある分、光がたっぷり入り
旧村で周辺地域のまちなみもいいので、イイ家になっていきそうな気がします。
楽しみです・・・。

by タナカ

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