徐々に寒さが顔を出し始めた今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
まだまだ冬には遠い感じがしますが、
季節の変わり目は突然寒くなったりするので本当に着る服に困ります。
風邪などひかない様に気をつけたいところです。
さて、京都Y邸リフォーム工事が日々進んでおります。
2階の床が解体され、梁と柱だけとなった家に、まずは構造補強です。
既存の構造は梁と梁のピッチが大きく不安要素が多かった為、
写真左の梁の間に構成されていた小梁を撤去し、
写真右の様に910mmピッチで大きな梁を新たにいれていきます。
最後に梁の上に構造用合板を貼り、十分な床剛性を担保します。
耐震を考えた補強工事はやはり昨今ではリフォームする上で、
外すことの出来ない必須項目ですね。
床が終われば次は壁を補強。見えないところが大事。
冬真っ只中の完成に向けて歩みを進めている次第です。
一方、K家リフォーム工事では上下棟式という一風変わった行事がありました。
2階建てを一階に減築することが今回の大きなコンセプトの一つですが、
その為に2階の棟を降ろし、新たに棟を上げることになり、
かつて上げられた幣束が出てきたこともあって
新たに日付を追記し、再び上げる準備をした。という訳です。
こちらも先の見えない完成に向けて、徐々に進んでおる次第です。
by タカノリ