江ノ島散策

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

  

旅行へ行ってきました。

神奈川県の鎌倉/江の島と横浜です。

東京は面白そうな展覧会や友人が居たりと、

何かと行くことは多いのですが、

神奈川は、いつも通過ということで、行ってみました。

江ノ島は最寄りの駅から歩いて2、30分というところでしょうか。

駅から降りた瞬間から海が近いことが感じられる潮風を感じ、

観光客(我々もですが)が江ノ島の方角に吸い込まれていきます。

道中、自転車に器用にサーフボードを巻き付けた、(シノダさんのブログ写真に載っています)

慣れた雰囲気の地元民も見かけました。

少し登山気味の序盤の江ノ島散策は、暑さと観光客の多さにより、

あまり写真を撮る余裕がありませんでしたが、

印象的だったいくつかの江ノ島写真の紹介です。

↑山ふたつという場所です。

島のくびれのような場所で、海風や押し寄せる波、

すべての自然の力が谷間に沿って集中している過酷な場所でした。

↑江ノ島の端(西側)の方にある、魚介料理のお店です。

時間的な問題で入らなかったのですが、

階段が続く少し過酷な道からお店の様子がちらっと見えました。

連続する窓の向こう側に見える広大な海と地球スケールにカーブする地平線。

偶然太陽とお店の位置が良く、

水面の反射によって、魚介料理を食べる人々と、あくせく働く店員が

影絵のようにシルエット状に見え、

改めてポツンと広大な海に浮かぶ、小さな島の中に居ることを感じさせる、

印象的で美しい光景でした。

↑江ノ島散策の終着点

大きな波が来たら時々遊歩道まで水が来たり、

訪れた日は荒れた波模様で、迫力がありました。

その後、鎌倉と横浜とありますが、

今回の紹介は江ノ島でした。

では。

byハヤカワ

飛び跳ねる子どもたち

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

最近は、あまり自由時間がないのですが、

移動のついでの寄り道程度で、

最近できた広場を見てきました。

僕の地元の川西市にできた広場です。

バブルの頃に計画し、建てられた施設あるあるなのかもしれませんが、

大きな吹き抜けにガラス屋根が覆う広場がありました。

結構オフィス街や地方の商業施設、街中で見かけるのですが、

使い方がイマイチ見えてこない余白のような空間が多い気がします。

ここを子どもたちを中心とした、あそび場を併設した

芝生の広場になりました。

中央に常設のトランポリンのような遊具がドーンと設置されていて、

子どもたちが飛び跳ねています。

良いですね。

大人たちが商業的に使いこなせず、悩んでいた余白を

ちょっとした設えで、

子どもたちが簡単に楽しそうに使いこなしていますね。

飛び跳ねる子どもたち

この大きな余白で、閑散としていた施設の雰囲気が、

子どもたちのエネルギーでガラッと変わりましたね。

この広場を囲うお店にも賑やかな雰囲気が伝わり、

お客さんの購買意欲が高まりそう。

このバブリーな施設の今後を支えるための、

エンジンのオーバーホールというのか、

そういうイメージが浮かびました。

かっこよさや、スタイリッシュさ、都会的だけではない、

郊外や地方都市の商業施設の未来を垣間見た感じです。

新しくできたウメキタの広場です。

こちらは、先ほどの広場とは対照的な、

かっこよさや、スタイリッシュさ、都会的なモノを追求した感じです。

人が多すぎて全貌が見えなかったですが。。

ただ、僕の好きなスカイビルへの敬愛が感じられて、良かったです。

また落ち着いたら見に行こうと思います。

↑こちらは、内藤廣さんの富山県立美術館の屋上広場

ウメキタの広場には、おそらく無い遊具が、

こちらには、たくさん設置されています。

遊具があるか、無いかは、

人口減少が進む地方と、人口が増え続ける都会の

未来への切実な問題意識やスタンスが見え隠れしているように思いますね。

では。

byハヤカワ

記録としての撮影

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

 

東大阪市・M邸新築工事と、

お引渡しをしてしばらく経ってしまいましたが、

泉佐野市・H邸新築工事の竣工写真の撮影に行きました。

 

本来は、家具やモノがたくさん入った状態で、撮るのですが、

今回東大阪市・M邸新築工事では、

建築的な部分でのお施主さんのDIYの部分が多かったので、

一旦建物としては完成し、一区切りという意味で、

家具のない、工事期間中にDIYをされた部分の記録として、撮影しました。

 

今後家具も作られる予定ですので、

それらのモノたちが入った空間も撮影できたらと思っております。

 

外観です。

東大阪ならではの、工場のような外観を意識しております。

 

玄関入ってキッチンダイニングです。

仕上げの床、天井以外は施主さん施工です。

すごいですね!

 

端から端まで抜けて、奥の庭が見えます。

今回はエアコンを両端の部屋に1台ずつ、計2台設置いたしましたが、

平屋であり、外回りの断熱、気密性がしっかりしているので、

エアコン1台でもいけそうでした。

 

真っ白の浴室、洗面脱衣室。

洗面、浴室はFRP防水仕上げで、

こちらの仕上げは、木村工務店で施工しました。

施主さん施工と弊社施工をコラボレーションですので、

工事の工程も調整&織り交ぜながら工事を進めました。

 

明るいピンクと紫のカラフルな趣味室。

塗装なので、また気分で色を変えたりもできますね。

一部グレーの畳廊下もあり、楽しげです。

 

一番奥の寝室は、カラフルな空間と対比させるかのような、

優しい雰囲気です。

 

寝室からは、小さなお庭も見えます。

 

すごく外観はシンプルですが、

内部空間は、各部屋ごとに個性的で、

変化のある、面白くて気持ちの良い空間になりました。

 

今回は記録としての意味合いの竣工写真になりましたが、

また、家具やモノが入ったころに撮影できたらなと思っております。

 

次のブログは、泉佐野市・H邸の竣工写真の紹介ですかねー。

 

 

では。

byハヤカワ

歩いて楽しい空間とは、

こんにちは。設計部のハヤカワです。

 

東大阪市・M邸新築工事ですが、

養生が取れて、全貌が見えましたので、

ご紹介します。

ルームツアーというやつですかね。

 

まず、道路から。

通行量の多い道路から

ダイレクトに室内に繋がらないように、

沖縄で言うヒンプンのような小さな目隠し壁を設けました。

正面はシルバー、側面は黒です。

側面には、電気メーターや排気のカバーなど色々と外壁に付いていますが、

黒に合わせたので、見えませんね。

 

この場所は、周りに工場が多く、

工場の外壁でよく見かける、パッチワーク的な様相を少しだけ参考にしました。

さりげないですが。

 

玄関入ったらキッチンがあります。

施主さん施工のキッチンやタイル、板張りの空間です。

 

ズドーンと約14mの抜け。

14m先の奥には、小さな庭があり、玄関からでも見えます。

 

キッチンの奥に進むと、真っ白のお風呂や洗面室。

白の空間には、少し光沢を持たせ、光を反射させます。

ドアはありません。

家全体が、緩く区切られたワンルームの空間です。

 

こんな感じで、

緩く区切られつつ、連続していきます。

 

真っ白の空間を進むと、

ピンクと紫、一部グレーの畳が敷かれたカラフルの趣味室。

ここも仕上げも施主さんの施工です。

 

趣味室の逆側は濃い紫。

奥の庭の景色を切り取ります。

 

カラフルな空間を抜けると、

落ち着いた雰囲気の寝室です。

施主さんが選ばれた、リブ状の板張りが

良いアクセントになっていますね。

 

寝室からお庭を眺める。

お庭に出れるように、大きな窓を設けました。

 

寝室を抜けると、奥には小さなお庭が広がります。

海平造園さんにお庭を整えてもらいました。

管理しやすいサイズ感で、

建物に囲まれた素敵なお庭になりました。

 

ここも室内の部屋同様に、一つの空間です。

 

この小さな住宅では、

色彩、素材感、内外、機能と、多種多様で、

連続的、流動的に空間が展開されます。

 

その場所や、環境、施主さんの趣味や

木村工務店施工と施主さん施工が混ざり合って、

歩いて楽しい空間になりました。

 

こういう混ざり合うプロセスって、美しいですよね。

 

歩いていて楽しい空間=混ざり合うプロセスなのかな。

 

そういったモノが、バランスよく結実できたことに、

とてもうれしく思います。

 

では。

byハヤカワ

複雑さと骨格のアイダ

アツいですね。

設計部のハヤカワです。

 

東大阪のM邸新築工事は、

順調に施主さんの施工部分の仕事が進んでおります。

 

ここのお家は、

かなり細長い敷地で、

縦に4つ部屋が並んでいる間取りです。

 

各部屋同士、端から端まで、

ズドーーンと建具無しで繋がっております。

 

まずお家に入ったら木と黒タイルの食事室があります。

建具無しなので、

開口部から、敷地の奥にある小さなお庭が見えますね。

 

木と黒タイルの食事室から進んでいくと

洗面、お風呂、トイレ、脱衣室が一体となった白い空間があります。

カーテンを使って、緩やかに間仕切られる予定です。

 

白い空間の先に進むと、

色鮮やかな趣味室があります。

楽しそうですよね。

色彩って、もっと積極的に暮らしに取り入れるべきだと思っているので、

こういう空間は個人的にうれしいですね。

 

色鮮やかな趣味室の先には、

落ち着いた渋い雰囲気の寝室があります。

奥の小さな庭と良い関係性で連続していて、

部屋にいても、庭に出ても、

囲まれた雰囲気があって、

安心感があり、気持ちが良いです。

 

❝デザイン❞って、何かと一体感のあるものを提案しがちですが、

ズレたり、混ざったり、

そういう『複雑多様な部分』と、

『骨格になりうる部分』の葛藤のアイダに存在するものだと思っているので、

そういう葛藤も含めて、良い空間になっているなと思っております。

もう少しですので、楽しみです。

 

では。

byハヤカワ

最近の現場のこと

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

 

現場の方は少しずつですが、進んでおります。

 

東大阪市・M邸新築工事では、

お施主さんのDIYが進んでおります。

今回は、こちらで施工する範囲と、

お施主さんの施工する範囲が混ざっており、

お互いに調整しながら協力して、少しずつ進めています。

 

僕らも邪魔にならないように、

時々ですがお手伝いしながら、

良い空間になるように、

引き続きサポート&応援していきたいと思います!

 

また、カタチが見えてきたらブログで紹介しますね。

 

 

東大阪市足代・H邸リフォーム工事では、

悩みながら決めたクロスが貼られました。

こちらも一部紹介です。

シンプルな脱衣室ですが、

せっかくですので、遊び心を取り入れたいと、、

なので、生活に必要なモノが置かれても邪魔にならず、

一番よく見える室内の角の部分を、

ちょっと変わったクロスにしてみました。

 

サンプルだけでは空間全体のイメージがしにくいので、

こちらで3Dを作成して、ある程度イメージを共有しました。

 

僕自身、真っ白や統一感といった雰囲気より、

色や柄、複雑な雰囲気を

❝破綻しない範囲❞で積極的に生活の中に取り入れる暮らしが好きですし、

良い空間になると思ったので、

施主さんの悩まれて選んだモノを

少しだけ後押しさせてもらったカタチです。

 

また全体像が見えてきましたら、

ブログで紹介できたらと思います。

 

 

では。

byハヤカワ

ビールとミルクとリング

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

現場とは全く関係ないブログになりそうです、、

 

久々にお出かけをしました。

南港のATCにて、関西のクラフトビールが集まるイベントでした。

夕方ごろは影が落ちて、快適です。

 

会場の広場がグルっと囲まれており、

ギターの生演奏が舞台で開催されていて、

程よい海風のなか、ビール片手にみなさん楽しそうで、

良い空間でした。

 

クラフトビール、全然詳しくないですが、

いろんな関西の❝場所❞を推した特徴的なビールがあって、

楽しい&おいしいですね。

 

最近赤ちゃんが生まれた友人夫婦に誘われて来たので、

生誕をビールとミルクで乾杯!

 

あと、見ておきたかった、

工事中の大阪万博のリング!

完成したものだけではなく、工事中の万博の姿も見たかったので、

すごく充実した一日になりました。

 

 

では。

byハヤカワ

GWのこと

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

GWはみなさん楽しめましたでしょうか。

 

私は、大学の友人の結婚式に参加しました。

大学1回からの友人で、

研究室の活動から大学院まで、苦楽を共にした友人でしたので、

ワクワクですが、少し緊張もしながら参加しました。

 

場所は奈良ホテルでした。

 

単純な赤では表現できない、美しい色彩の床

そんな床と木部の装飾的な設えが、深い陰影を創り、

窓から見える緑が映えています、、、

バタバタとしていたので、

あんまり良い写真撮れてませんが。。

 

部屋は、明るい方が良いとは、一概には言えませんね。

 

やはり、開口部は、内部と外部の環境から、

オーバーラップしながら慎重に決定されるべきだと、

そう思いました。

 

赤箱

鹿になっていますね。

 

とってもめでたく、

たくさんの友人にも久々に会えて、良い式でした。

 

では。

byハヤカワ

灯りとお花の設え

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

毎年花粉で調子悪くなるのですが、

今回は病院でもらった薬を飲んでいるので、

少しマシな気がしています。

 

東大阪・M邸新築工事では、

上棟式がありました。

現場用の照明は、作業性と明るさを優先して、

LEDの昼白色の色温度が高い(白っぽい光)照明が一般的ですが、

せっかくの人が集まる場ですので、会社から電球色の照明を持参し、

天井から出ている配線にぶら下げてみました。

 

現場の大工さんや職人さんたちからは、

何してるの?って感じでしたが、、、笑

周りが薄暗くて、

食事のする場だけが照らされて、

構造体の陰影が生まれて、

素敵な空間になったと思います。

 

合板を重ねただけの簡易な机に、きれいなお花を添えていただきました。

すごく良かったです。

いつもと違った食事の雰囲気が生まれており、

ワイワイ楽しみながら過ごすことができました。

 

お施主さんには、食事以外にも

色々と準備をしていただき、ありがとうございました!

 

では。

byハヤカワ

細長くて、包まれて、繋がる居場所

こんにちは。

設計部のハヤカワです。

最近天気も気温もややこしい感じで、

季節の変わり目ですかね。

 

東大阪・M邸新築工事では、

基礎、土台と着々と進んでおります。

 

 

すごく細長い敷地で、

必然的にリニアな間取りになりました。

建物は敷地の奥まで行かずに、

小さなお庭を設けています。

 

大きく4つの部屋に分かれているのですが、

建具はなく、ズドーンと玄関から奥の庭まで抜けています。

一つ一つ繋がりながらも、

壁で包まれていて、異なった機能を持った居場所が点在しています。

 

今回は、内部の仕上げに関して、

施主さんがご自身で作業するところと、

こちらで仕上げるところが混在しておりますので、

施主さん、監督、職人さんと相談しながら進めたいと思います。

 

では。

byハヤカワ

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