こんな工事もしますよ。
下の写真は、とあるお得意様の本社ビルの外壁です。
当社が40年以上前に施工させていただいた鉄筋コンクリート造の建物ですが、通行中のトラックが接触して一部が破損しました。
ほんのちょっとの工事に見えますが・・・・・・・
まずは、現地調査、塗装面のモルタルと巾木の御影石が割れています。
この様な工事内容ですが、数社の協力会社に依頼して少しづつ分担作業で仕上げます。
こういう仕事も町の工務店、独特のものでしょうか 。
byトミマス
次回日曜日の11月18日の「まちの縁がわワークショップ」に向けてのピザ窯が完成いたしました。米田建材さんに耐火煉瓦を。松倉商店さんに煙突の板金を。鉄扉を横井金物さんに。煉瓦積みは手伝いさんと私の木村工務店協力会社による共同作業。
試運転がてら火入れをしてみましたがこれがなかなか、良い感じで燃焼していました。
そして、メインになる大阪ガスさんのガスコンロも届きあれやこれやとワークショップの手順を調整しています。
また、加工場の片隅では仕事帰りのベッショ大工がなにやらごそごそ作っておりますし、当日ワークショップのピザ造りでは、園芸部産のフレッシュバジルも提供出来そうです。
実りの秋、これも園芸部の収穫です。
byトミマス
10月前半の木村家本舗のイベントが無事終了した加工場では、来ていただいた人をビックリさせた色々な物も全て片づけられました。
今は、9月のワークショップで製作したケンチク椅子の取り置き分が少し残る中で、工作機械も元の位置に納まり、大工さんが木格子の加工を行っています。
加工場に日常が戻った・・・という感じでしょうか。
しかし・・・・実は、その加工場の片隅では11月のワークショップに向けてこんな物が着々と・・・・
おたのしみに。
byトミマス
ここのところ、事務所の一階にある加工場で大工の若手棟梁ササキ君が林敬一建築設計事務所によるタグチハウスの構造材を加工していました。
最近の木造建築の構造材は、プレカット加工といって工場でコンピューターに入力するとほぼ自動で機械が材料を加工して出来上がるのですが、ちょっと複雑な部分になると当社の場合材料を会社の加工場にひきとって大工の手で加工することが多いのです。
今回も屋根の合掌組、寄せ棟、垂木の落とし込み部分を手加工しています。
なかなか屋根の勾配や高さが複雑で構造材を仮組しながら加工を進めて行くのですが、現物の寸法を計る前に下の様な図板から勾配、斜め寸法等を計算して加工しています。
そこは大工のちょっとした意地でしょうか。
ガンバレ、棟梁。
byトミマス
今日は、総務のミカワさんが、9月30日に行われる、(ケンチク椅子のすすめ・建築家と大工ワークショップ)で使用する材料について、「数量とか価格を教えて欲しい」とやって来ました。
参加される方に作ってもらおうと考えている図面があるので、そこから木拾い(きびろい)を指導しました。
私、 「合板は24?のサブロクで、杉材はニイチとサンイチのジョウとニケンで使って・・・・・・」
ミカワ、「・・・・・???????」
こんな具合です。
ちなみに、サブロクは、3尺×6尺の大きさで、ニイチ、サンイチは、それぞれ2寸×1寸、3寸×1寸でジョウは約3mニケンは約4mのことです。
そういえば、建築業界独特の言い回しで一般の人にはなかなか伝わらないことはいっぱい有るようです。
byトミマス
本日、30年ほど前に施工させて頂いたお宅から「先週の大雨で雨漏りが・・・・」と電話がありました。
現場に伺うと天井にシミが。
丁度その上の屋上部分に有る排水ドレンの廻りの劣化が原因と思われるのですが、聞くと「普通の雨ではなんとも無いのに」との事。
短時間の大雨、長期間の長雨、横殴りの風による叩きつけるような暴風雨と、雨の種類により漏る場所、漏り方が違う事がよくあります。
ひとまずは、ドレン部分の改修をという事になりました。
下の写真は、瓦屋根の(サラシ)と呼ばれる部分の銅板屋根です。
このお宅も当社が30年以上前に施工させて頂いた建物ですが、銅板が変色して、穴が空いています。 特に瓦屋根からの雨だれがあたる部分が酷いようですが、酸性雨の影響だといわれてます。
建築屋にとっては当然、(雨=雨漏り)となり、天敵ですが、瓦屋サンも板金屋サンも防水屋サンも、よく 「雨が降るから漏るし、降り続くと仕事にならんし、でも世の中から雨が無くなったらワシらの仕事も無くなるな?」 みたいなことを言いながら頑張ってくれています。
みなさん、 雨にも負けず・・・・・ です。
byトミマス
リフォーム工事をさせて頂いてると、着工前と完成時で「かなり変わったな」という物件が有りますが、下の写真もそういった仕事の中の一つでしょうか。
先日、無事に完成引き渡しとなりました、タカヤマ建築事務所さん設計のJ邸リフォーム工事の着工前と完成間近の様子です。
そして、こちらは、まちのえんがわの前で廃材プランターに植え付けたハーブの成長です。
そして、緑のカーテン計画、順調です、もうすぐ美味しいゴーヤが・・・・・・
byトミマス
光るどろだんごと「左官工事ワークショップ」で少し展示をしていましたが、
下の写真は、左官屋さんの仕事道具のごく一部です。
日々、左官仕事を見てきた者でも珍しい道具が結構有ります。
これは、当社の裏の工場からの階段の踊り場に展示して有る大工さんが使わなくなった鉋(カンナ)です。
そして、これが、見積をするための7つ道具・・・・・・
三角スケール・蛍光ペン・シャープペン・電卓・パソコン等々・・・・・・
皆、それぞれの道具で、ガンバッテイマス。
緑のカーテン計画順調です。
先日、アルファヴィル一級建築士事務所による 西宮I邸新築工事の引き渡し前の社内検査に行ってきました。
内部は、大体の工事は完了しており、洗い屋さんのトライ・オノの小野さんが作業しておりました。
見ての通りこの建物は、中も、外も、真っ白けなのでなかなか洗い屋さん泣かせです。
まして当日は雨模様でしたので外壁の下の方の雨水の跳ね返りまでぞうきんで拭いてくれていました。
洗い工事の完了箇所には小野さんの直筆のこんな張り紙が・・・・・・ご苦労さんです。
byトミマス
木造建築の構造材の継手で、柱と梁(はり)桁(けた)を接合する方法として【長ホゾ込み栓】という方法があります。
下の写真で上が【柱の長ホゾ】真ん中が【梁のホゾ穴】でホゾをホゾ穴に差し込み抜けないように堅木で梁と柱のホゾを貫通して【栓】を打ち込みます。
このとき【栓】を打ち込む穴をわざと少しずらしてお互いが引き寄せ合うようにするらしいです。
また、加工場で柱のホゾを大量に加工するときこんな機械を使います。
効率よく仕事をするためには、やっぱり道具も大事ですね。
byトミマス